〜フィルモア帝国&ケルンテン本陣〜



清十郎「諸君らの活躍によって・・・ついにこの日が来た!」

 戦争当日・・・

 演説台に立ってフィルモア帝国総帥、清十郎が全将兵に激を飛ばす!

清十郎「アトール聖王朝陥落以来・・・我々は復讐を胸に生き延びてきた・・・」

清十郎「今日のフィルモア帝国がED界の最強国へと発展したのも諸君等の努力のたまものである!」

清十郎「この場をもって礼を言う・・・・ありがとう・・・」








  わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!






 大地を揺るがす程の大歓声が轟く・・・

 ある者は言う・・・

 『この人についてきて本当に良かった』と・・・・ 



 また、ある者は言う・・・

 『復讐するは我にあり』と・・・・




清十郎「時は来た!!新生ルリルリ帝国とバスタード光国への復讐の時が!!」



清十郎「全軍!編隊を組み前進!立ちはだかる全てのモノを殲滅せよ!!」





清十郎「出撃だ!!」

















マリア「フィルモア帝国・第一部隊♪悪戯子猫、出撃にゃぁ♪」

ステイシア「にゃぁ♪」

トモエ「にゃぁ♪」


  とてちてた〜・・・・・・




 第二部隊・・・隊長不在にて各自出撃・・・

  



エルエナ「よし!第三部隊!あたしに続くにゃよ!!」



 ・・・・し〜〜〜〜ん  



エルエナ「あにゃぁ?」

アリエル「エルぅ〜!早く来るにゃぁぁぁ!!」
アレス「隊長〜第三部隊集合場所は此処ですよ〜!」

エルエナ「はにゃ!?待ってにゃぁぁぁ・・・」


 とてちてた〜・・・・・





清十郎「・・・こいつら・・・戦争時までも猫なのか・・(汗」

 シリアスからいきなりギャグに変わって少し不安になっている清十郎であった・・・





新生ルリルリ帝国ショートストーリー
最終話(前編)「同盟国・バスタ陥落!?」





 〜バスタード山岳地帯〜


 山に血の雨が降る・・・
 

アリエル「・・・くっ・・・ちょっとヤバイにゃ・・・・・」


 りりかるドリルを構え、敵を叩き伏せていくアリエル・・・

 何度敵の刃をその身体に受けたことか・・・


 ひゅん!ひゅん!


アリエル「甘いにゃぁ!!」


 キィン!キィン!

 飛んでくる矢をたたき落とす・・・



アリエル「・・・『魔猫』アリエル!そう簡単には殺られないにゃ!!」


 返り血や自分の血で真っ赤に染まった鎧がその戦闘の激しさを物語る・・・

 アリエルの護衛兵達も一人・・・また一人と倒れていく・・・






ハイドラ「そろそろ一斉に攻撃を仕掛けましょう・・・」

トゥーマ「ええ・・・これで山岳は防衛出来ます・・・」


 ハイドラは自国の兵士に・・・

 トゥーマは傭兵達に手で指示を送る・・・ 


ハイドラ「・・・行け!アリエルを討ち取れ!!」

トゥーマ「・・・ダァーイ・・・」

アリエル「くっ・・・」


 彼らは勝利を確信していた・・・








 ズバッ!


傭兵「ぐぁ!?」


 ザシュ!


バスタ兵「は・・・速・・・がっ!?」



 ザンッ!!



マリア「・・・月は私を狂わせる・・・・ってにゃ♪」



 
 御架月を肩に乗せポーズを決めるマリア・・・





 マリア=ズフィールド・・・後方から奇襲成功!





トゥーマ&ハイドラ「「馬鹿な!!?」」




アリエル「マリにゃぁ♪」


 バスタード光国は山々に囲まれた自然要塞であった・・・

 当然、自然要塞と言われるだけあって・・・

 国外から山を登って崖の上から岩を落とすなどという作戦も実行できないほどの高さがある。

 その崖をたった一人で上って来る敵など考えてもみなかったのだ・・・



マリア「・・・今宵の御架月は血に飢えているにゃ・・・」

 神ルーンの加護を受け、二人に斬りかかる! 



 ギィィン!


マリア「時間が惜しいにゃ・・・一気に決めるにゃ!!」


トゥーマ「・・・勝手に言ってろ・・・三毛猫め・・・」

ハイドラ「・・・切り捨ててくれる・・・」



 ギィン!

 ギン!



 ザン!!




マリア「ふっ!口だけなら何とでも言えるにゃ・・・さぁ覚悟・・・っ!?」

 ・・・ぞくぅ!

 バッ!

 どこからか自分に向けられる殺気に反射的に飛び退いた瞬間!!
 





 ドゴゥ!


トゥーマ「ぬっ!砲撃だとぉ!?」


 ドゴゥ!


ハイドラ「マズイ!足場が!」


 ドッゴォォォォォォォ!




 ぴしぴし・・・・





 ガラガラガラ!!





トゥーマ&ハイドラ「「ぐぅあぁぁぁあ!?」」



 側面にある岩肌が完全に粉砕され・・

 足場を失った二人は谷に落ちていった・・・ 






マリア「アリにゃぁ!!無事かにゃ!!」

アリエル「大丈夫にゃ!・・・それより道が・・・」

マリア「そろそろ市街地は制圧出来てるはずにゃ!エル達と合流して攻め込むにゃよ!」

アリエル「わかったにゃ・・・総員!負傷兵を搬送!戦える者のみ市街地へ行くにゃ!!」

 



 道を引き返すアリエル・・・






 ピシィ・・・

 さらさらさら・・・

 神ルーンの一つが壊れていく・・・





マリア「オーディンが壊れたかにゃ・・・いままで良く持ってくれたにゃぁ・・・」



マリア「・・・・さっきの砲撃は・・・アレかにゃ・・・」





 マリアの視線の数q先にはルリ帝の領地があった・・・




 
マリア「ここからじゃ遠すぎるにゃ・・・砲撃が来ないのを祈って・・・」





マリア「いざ!護神獣のもとへ、にゃ!!」





 マリアは城に向かって走り出した・・・







マリア「・・・・しかし・・・にゃんで同盟国の兵士を巻き込んで砲撃したんにゃろ?」










 〜ルリ帝山岳地帯〜


 砲台の上である格闘家が一人呆然としていた・・・

東方不敗「・・・あ〜・・・私は見なかったし・・・私は何もしなかったよ・・・」

東方不敗「・・・そもそも格闘家たる私に砲撃なぞ当てる事が出来るわけがないのだよ・・・」


 ゴツゥ!

 ぼん!

 
東方不敗「・・・砲台は私が到着する以前に何者かの手により破壊された・・・これが事実だ・・・」

 




清十郎「動くな・・・」

東方不敗「!?」

 チャキィ・・・

 東方不敗の首に刀身が触れる・・・




東方不敗「・・・フィルモア帝国は総帥自ら攻め込んで来るのか?」

 首に刀身が触れているのに同様すらしない・・・




清十郎「・・・ネオジオンもさほど変わるまい・・・」

 アクターネファリウスの刀身が禍々しい光を発している・・・

 復讐の2文字を背負うのに相応しい魔剣である・・・




東方不敗「我が国は戦闘国家だからな・・・・」
 

 ドゴゥ!!


清十郎「・・くっ!」

 ノーモーションで蹴りを放ち清十郎を吹っ飛ばした!




清十郎「ちぃ、『外し打ち』とは・・・小癪なまねを!!」

 ズサッ!

 体勢を立て直し向き直る・・・  





東方不敗「流派!東方不敗は最終奥義ぃ!!」

 左自然体から左手を前に突き出し右手に膨大な氣を貯めている!!


清十郎「なっ!?」

 この間合いでは回避はほぼ不可能!!

 接近戦最大級の技が来る!!









東方不敗「石破ぁ!天驚拳ぇぇぇぇん!!」









 キングオブハートの紋章と共に巨大な氣の塊が拳の形となって放たれた・・・・


 







 地面に・・・・
 






清十郎「・・・は?」








 〜その頃のマリア〜


 ズズゥゥゥン・・・・


マリア「にゃ?何か大きな音がしたような・・・・?」












 〜バスタード平地〜


 目にもとまらないほどの速さで攻防が続けられる・・・

 この者達は言う・・・我が剣より速き者無しと・・・


 キィン!!

ショウ「くっ・・・強いですね・・・」

 キィン!!

ステイシア「・・・貴男もにゃ・・・」

 キィン!!・・・ギリギリ・・・

 ババッ!!


ステイシア「心眼!」

ショウ「甘い!!」


 双方共に火花を散らしながら激しい斬撃を繰り返した





 
ライネ「・・・トモにゃ・・・引いてくれないかにゃ?」

トモエ「・・・・・拒否するにゃ・・・」

ライネ「・・・そうかにゃ・・・」

トモエ「・・・・・・」


 対峙している二人は刀に手を添えて微動だにしない・・・

 共に一撃必殺を狙っている・・・




 木の葉が風に舞い・・・



 落ちた・・・



 ババッ!!




ライネ「捨て身の一撃!喰らうが良いにゃ!!」

トモエ「返り討ちにしてやるにゃぁぁ!!」







 〜バスタード〜


 
アレス「市街地は制圧した・・・あとは護神獣のみ!!」
煌「山岳、平地、草原も制圧出来たようです!」




護神獣『グオォォォォォォォォ!!』

 12枚の翼をもった巨大な黒竜が現れた・・・

 これがバスタード光国の護神獣だ・・・・
 

カイン「出てきたぞ!!」

エルエナ「・・・でかいにゃぁ・・・」  

アリエル「予想以上にゃ・・・」





トモエ「羽ばたかれると厄介にゃ・・・翼をねらうにゃぁ!!」

ステイシア「護神獣狩りはおまかせにゃぁぁぁぁ!!」

 猫2匹がアクターネファリウスを構え突っ込んでいく!!



マリア「『ガァァァイスゥパァナッパー!!!』・・・・ネコパァァァンチ(ボソリ

 続いて猫隊長マリアも超スピードで駆け抜け護神獣に跳びアッパーをかます!!



護神獣「オォォォォォォ!!」


 ピキィィィィィィィン!!


 オレンジ色の絶対障壁が現れた・・・


 当然弾かれる・・・



マリア「にゅ!?○Tフィールドにゃ!!」

トモエ「え、A○フィールドが有る限り・・・」

ステイシア「使○・・・いにゃ、護神獣に近づく事が出来ないにゃ!!」


 お約束をありがとう・・・それでこそマリアの猫部隊だ♪


 しゅた!・・・着地



ラミレス「・・・戦争にギャグは必要ないのよ?・・・さっさとヘゲルを持って捨て身で突っ込みなさい・・・」

 限りなく冷た〜〜い目で正論を仰るラミレスさん・・・

マリア「にゃぁ・・・ラミレスさんその目は怖いにゃぁ・・・それに精神力が尽きたにゃぁ・・・(汗」 

ラミレス「はぁ・・・(ため息」








紅「・・・ファンネリア・・・ブレードォォォォォ!!」

ルイ「ヘゲルを装備しろ!!障壁を突破して何としてでも倒すぞ!!」

カイン「だぁぁぁ!!硬い!!」








 〜その頃のケルンテン〜


ルリカ「あはははははは♪あたしを倒せるものなら倒してみなさい!!」

  ぴゅ〜〜〜〜〜〜〜

 韋駄天もかくや・・・というぐらいのスピードで逃げ回るケルンテン総帥・・・

 ルリ帝の総攻撃を受けても神獣にダメージが無い・・・

 何故ならルリカが逃げ回って神獣が出現しないからである・・・



 

アイン「戦ってくださいよぉぉぉ(泣」

姫子「泣いてないでさっさと目の前の敵を斬りなさい!!」

アイン「わんわん♪」

 ザシュ、ザシュ!

姫子「・・・いい犬(こ)ねポチ♪」

アイン「犬じゃなくて狼なんですぅぅぅ・・・それにポチってなんですかぁぁぁ・・・(泣」





katsuya「なんや・・・猫族やなくて犬族やったんかいな(汗」

ルリ帝兵「その首もらったぁぁぁ!!」

katsuya「邪魔や!」

 ズバッ!

 名も無き兵士は断末魔の悲鳴を上げることなく鎧ごと真っ二つに斬り裂かれた・・・





バベル「うむ・・・そろそろバスタは陥落するな・・・」

ジャハド「そのようですねぇ・・・ほら、フィルモアの国民全てが部隊に所属してますよ。」

 総兵数100万を越える部隊がバスタに攻め入っているのだ・・・

 滅びるのも時間の問題といえるだろう・・・




ルリ帝兵(名も無き三等兵A)「うらぁぁぁ!!」

バベル「ふん!」



 ザシュ!



ルリ帝兵(名も無き三等兵A)「ぐふぅ!?」
ルリ帝兵(名も無き三等兵B)「Aぇぇぇぇい!!」





バベル「第一、第二、第三部隊はバスタへ侵攻中だったな・・・」

 戦いながら同じ傭兵のジャハドに話しかける・・・




ルリ帝兵(名も無き三等兵B)「しっかりしろ!!傷は・・・深いな・・・・・(汗」
ルリ帝兵(名も無き三等兵A)「俺はもうダメだ・・・お前だけでも逃げるんだ・・・ぐっ・・」




ジャハド「ええ、そうですがそれが何か?」

 アクターネファリウスを肩に担いで戦場のまっただ中で休憩しているジャハド・・・余裕だ・・・




ルリ帝兵(名も無き三等兵B)「そんなことできるか!!一緒に生きて帰るんだ!!」 
ルリ帝兵(名も無き三等兵A)「B・・・俺はもう動けない・・・頼みがあるんだ・・・」
ルリ帝兵(名も無き三等兵B)「何だ!言ってみろ!」








ルリ帝兵(名も無き三等兵A)「俺の代わりにコミケにいって『18禁同人誌アキト×アカツキ本』を買ってきてくれ・・・がくっ・・・」



ルリ帝兵(名も無き三等兵B)「・・・そのまま死ね、お前・・・」






バベル「うむ・・・何か忘れているような気がするのだが・・・」
ジャハド「気のせいでしょう?」











ルリ帝兵(名も無き三等兵B)「まったく・・・買うとしたら『ウリバタケ×アキト本』だろうが!!(血涙」












バベル&ジャハド「「貴様も一緒に逝って来い!!」」


 ザシュ!ザシュ!ゴキィ!?



 





バベル「ふぅ・・・あっ!・・・フィルモア帝国の守りはどうした!?」

ジャハド「・・・・・・・ああっ!!」









 〜フィルモア帝国市街地〜



清十郎「・・・・・・援軍はまだかぁぁぁ!!」

 バキュン!

清十郎「ぬぉ!?」

 ヒュン!ヒュン!

清十郎「ぬぉ!?ぬおぉぉ!?」




 見渡す限り屍の山・・・山・・・山・・・

 清十郎がゲリラ戦法で攻めてくる敵兵を斬っては捨て斬っては捨てした現状である

 無論、気を抜けばどこからともなく弓矢や銃弾が飛んでくる・・・

 そんな状況下で今まで生き残っている貴男に拍手と賞賛を送りたい♪







清十郎「んなモノはいらん!!早く援軍をよこせぇぇぇ!!」

 何を仰られる・・・

 国民全てをバスタに向かわせたのは貴男の指示ですよ・・・

清十郎「・・・・そ、そうだったか?」

 そうです(きっぱり







 ズドムゥン!





清十郎「うを!?」







ゼロス「・・・ふっ・・・やっと出て来れたよ・・・」

 構えたワン・ライフ重量級の銃口から煙が立ち上っている・・・・

 はっきり言ってあたればタダでは済まない・・・・
 



清十郎「・・・後ろからとは卑怯な・・・」





ゼロス「ここで出てこなければ死にキャラになってしまうからね・・・」


 おお!そう言えばここのところ貴男を出すのをわすれていましたよ・・・


ゼロス「忘れるなぁぁ!!・・・お出でませ同盟軍の諸君!」


 ぱちぃん♪




清十郎「くっ・・・ここまでか・・・」








 し〜〜〜ん・・・・



 しかし、誰も来なかった






ゼロス「・・・・あ?あれぇ(汗」








 フィルモア帝国ルイ.サイファによりバスタード光国護神獣消滅!!

 ・・・バスタード光国滅亡。









清十郎「・・・ふむ、作戦通りだ・・・(ニヤリ」

 ・・・本当にそうなのか?













              ・・・つづく