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 今日も現場だ。今日の現場はレコーディング。

スタジオに入ると宮崎君がいた。

「はよーっす」

「おはよー」

宮崎君とは、こうやってちょくちょく現場であうんだよね。

師匠同士がよく同じ現場で仕事するからなんだ。

 

セッティングも終わって、レコーディングが開始された。

始まっちゃうとやることもない。

宮崎君とオレは段々お互いの事を話すようになったんだ。

どこ出身?

いくつ?

どんな機材使ってんの?

アンプはどこの?

・・・・・・

宮崎君はとっても人懐っこいって言うか、

警戒心を持たせないって言うか、

全然えらそうにしないし、話しやすい人だった。

オレたちは仕事が終わると互いの家へ遊びに行くようになっていった。

 

「ねー川添君、今日ウチ来る?」

いつもみたいに仕事が終わって誘いを受けた。

「んー。いいよ」

その足で宮崎君ちに向かう。

でもまさかあんなことになるとは思わなかった。

知らないうちに、オレは悪夢への第一歩を踏み出してしまっていたのだった。

 

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 この小説は一部事実を元にしたフィクションです。

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