□ 気象

参考データ

勝浦、館山の平年値
   1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 全年
平均気温℃ 6.1 6.2 8.8 13.6 17.5 20.2 23.3 25.3 22.7 17.7 13.5 8.8 15.3
最高気温℃ 10.6 10.5 12.8 17.0 20.7 23.1 26.2 28.5 26.0 21.5 17.5 13.3 19.0
最低気温℃ 1.9 2.2 4.7 9.9 14.1 17.6 21.0 22.8 20.0 14.5 9.6 4.7 11.9
降水量mm 82.3 108.0 168.9 154.8 179.9 222.9 132.9 149.8 218.7 251.8 157.7 84.4 1912.1
日照時間h 167.8 142.6 159.7 164.2 183.2 135.1 164.2 220.0 153.2 139.3 137.6 163.5 1930.4

勝浦の平年値(1961-1990)
  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 全年
平均気温℃ 6.0 6.4 8.8 13.9 17.9 20.9 24.3 25.9 22.9 17.5 13.0 8.2 15.5
最高気温℃ 10.9 10.9 13.4 18.2 22.1 24.5 27.9 30.0 26.9 22.1 17.7 13.4 19.9
最低気温℃ 0.6 1.3 3.7 9.2 13.6 17.7 21.3 22.6 19.5 13.2 8.1 2.6 11.1
降水量mm 83.2 99.5 158.3 150.8 144.9 215.5 135.4 143.3 216.8 218.3 144.9 72.8 1783.7
日照時間h 164.9 139.2 156.8 164.4 187.6 134.6 175.4 218.8 145.1 135.0 138.6 168.6 1928.9

気団

日本に関連した気団は3つあります。
シベリア気団
シベリア大陸が発源地の気団で、日本に厳しい寒さをもたらします。この気団は低温で乾燥しており安定していますが日本海を通過する時に熱と水蒸気を補給し寒冷で湿潤な気団に変質し、このため日本海側は大雪となります

小笠原気団
北太平洋の亜熱帯高気圧が発源地で、日本に蒸し暑い夏をもたらします。この気団は高温、多湿で気団内は晴天が続きます。

オホーツク海気団
オホーツク海が発源地の気団小笠原気団との間に停滞前線が出来、梅雨や秋雨をもたらします。この気団から流れ出す冷たい北東風は東日本や北日本に日照不足や冷害をもたらします。
温暖前線と寒冷前線

前線


梅雨前線
温暖前線
寒気と暖気の境界線上に出来る前線ですが、寒気より暖気の方が勢力が強く暖気が寒気の上をはい上がる様に進む。この時断熱、冷却によって雲が発生します。温暖前線の雲は層状で、前線に近ずくにつれ低く厚い雲に変化し、しとしとした地雨が降る。温暖前線が通過すると、気温が急激に上がるのも特徴です。

寒冷前線
暖気より寒気の方が勢力が強く寒気が暖気の下を潜り込む様にして進みます。寒冷前線が進むと寒気の前面の暖気が急上昇し対流雲が発生しょう雨性の雨が降¥りますが時には積乱雲まで発達し激しい雨や雷、ひょうを伴う場合があります。寒冷前線が通過する時は風向が急変し突風、強風が生じ、通過後は気温が急激に下がります。

停滞前線
暖気と寒気のの境界に出来ますが、勢力がほぼ同じであまり動かない前線です。梅雨前線はこの停滞前線の一種です。

梅雨前線
南北の幅が数100kmにも及ぶ雲の帯で最盛期にはインドシナ半島から日本列島付近をへて北太平洋上まで延びる停滞前線です。北の寒冷なオホーツク海高気圧と南の温暖な太平洋高気圧の間に形成されオホーツク海高気圧の勢力が強い時は冷たく湿った空気が流れ込み冷害が発生することもあります。
また、前線の南側と北側では水蒸気量の差が大きく、梅雨の終わりに近づくと湿った空気が太平洋高気圧の西側の縁を南風として流れ込み、特にインド洋からの暖かく湿った南西モンスーンによる水蒸気量の多い空気が流れ込み暖湿流が梅雨前線に沿って狭いゾーンに集中しやすくなる。これが湿舌(下降ジェット)で運び込まれた大量の水蒸気は集中豪雨を発生させる。梅雨前線は夏の太平洋高気圧の勢力が強くなるにしたがって北上し梅雨明けとなる。
閉塞前線
温帯低気圧内で寒冷前線が温帯前線に追いついた時に出来る前線です。寒冷前線の後ろ側の寒気と温暖前線の前面の寒気の発源地は同じですが寒冷前線と温暖前線が分かれて移動する間に変質し2つの寒気に温度差が生まれ閉塞前線が出来ます。雲や降水は2つの前線の特性を併せ持ち寒冷前線の後ろ側の寒気と温暖前線の前面の寒気の温度差によって温暖型(温暖前線の寒気の方が低温)、寒冷型(寒冷前線の寒気の方が低温)に分かれ、どちらも寒冷前線と温暖前線にあった暖気は持ち上げられ地上付近は寒気だけの状態となります。

高気圧と低気圧

温暖高気圧
日本に熱い夏をもたらす太平洋高気圧など、大気の循環によって出来る高気圧を温暖高気圧と言います。地上で空気が発散し上空では収束します。地上の発散量<上空の収束量では気圧の高い状態となります。高気圧内は下降気流が卓越し断熱昇温するので地上から上空まで暖かく、これが温暖高気圧の仕組みです。

寒冷高気圧
冬に季節風をもたらすシベリア高気圧など、冬の間に陸地が冷えるために出来る高気圧で、地上付近が放射冷却などで冷やされて下層の空気密度が高くなりその重さで寒冷高気圧は出来ます。この高気圧のもとでは必ず晴天とは限らず背が低い高気圧なので 上空に
暖気が入ることがあり、雲が広がったり雨が降ったりすることもあります。南方へ移動すると、下層が暖められ大気が不安定になります。

移動性高気圧
温帯低気圧の後面をいっしょに移動してくる高気圧を移動性高気圧といいます。特に春と秋に現れやすく3〜5日周期で通過して天気の周期的な変化をもたらします。中心部では風が弱く天気が良いのが特徴で大陸育ちの為乾いた爽やかな空気を運んできます。しかし、高気圧の後ろ側は低気圧の前面となるために中心部を過ぎると湿った南西風からの暖気が流れ込み雲が次第に厚くなり天気が下り坂に向かう。

ブロッキング高気圧
中高緯度偏西風帯のジェット気流が南北に大きく波打ち蛇行することがあります。この時ジェットが北側に蛇行したところでは対流圏の下層から上層まで及ぶ背の高い暖かい高気圧ができます。これがブロッキング高気圧です。温暖高気圧の一つでジェット気流に流される高気圧や低気圧をの進行を遅らせるので普段と違った天候が長く続くのが特徴です


温帯低気圧
中緯度の偏西風帯に沿って発生し偏西風に流され西から東へ移動する低気圧です。日本では春や秋に移動性高気圧と一緒になってやって来ます。低気圧の前面には温暖前線、後面には寒冷前線を伴うのが特徴です。

寒冷低気圧
中心部の温度が周囲よりも低い温帯低気圧を寒冷低気圧と言い又の名を寒冷渦、切離低気圧とも言います。この低気圧に覆われると上層が寒冷な為に大気が不安定となりひょう、雷、突風、強い雨や雪など激しい気象現象が発生しやすい。

熱帯低気圧と台風

熱帯低気圧のうち東経180度以西の北太平洋上において最大風速が17.2m/s以上になったものを台風と言います。又、風速17.2m/s以下のものを熱帯低気圧と言います。貿易風が収束する熱帯収束帯で発生しやすく、海面水温が26〜27℃より高い海域で発生します。

熱帯低気圧の国際分類
最大風速 国際的な分類 国内の分類
17.2m/s未満(34ノット未満) TD(Tropical Depression) 熱帯低気圧
17.2m/s以上24.5m/s未満(34〜47ノット) TS(Toropical Storm) 台風
24.5m/s以上32.7m/s未満(48〜63ノット) STS(Severe Toropical Storm)
32.7m/s以上(64ノット以上) Tyhoon(北西太平洋)
Hurricane(東部太平洋、大西洋)
Cyclone(Iインド洋)
Tropical Cyclone(南西太平洋)

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