97.10.10 (Fri)

☆ 江戸川 → 足利 → 前橋 → 軽井沢 → 小諸 → 上田


 そこそこ早く08:00には目覚めていた。しかし、出発の準備さえする気になれない。朝から非常に天気がよろしいのだが、昨日までのバイク屋や保険屋とのやり取りで神経的に疲れてしまっていた。重い体をおし、それでも昼前には準備を整えた。(でも、なかなか出発する気になれない....)
 13:00過ぎに出発。環状七号(T.M.関東-45)内回りを走り、鹿浜を右折してR122に接続し北上する(T.M.関東-44)。この道は、今回9/23に宿を提供してくれた日立の友人が、川口に住んでいた頃、彼の部屋に遊びに行くためによく使ったルートだ。R122はいい。のどかな景色の中、まるでハイウェイを流している気分だ(T.M.関東-53)。あの頃はEP-71スターレットターボでかっ飛ばしたものである。しかし岩槻以北は未体験ゾーン。市街地とハイウェイライクをくり返す。
足利競馬場
足利競馬場
 群馬県館林市(T.M.関東-62)から栃木県道8号に移る。
 最初の目的地は足利市今福町(T.M.関東-71)。そこは私が中学生だった頃から応援している女子プロレスラーの立野記代さんの出身地だ。彼女の全日本女子プロレス時代の後楽園ホールでの正式な引退試合(1991.03.17 立野記代 VS 井上貴子 5分間エキジビジョンマッチ)引退セレモニーのあと、地元であるJR足利駅前の空き地での特別引退試合(1991.04.22 立野記代 VS 下田美馬 5分間エキジビジョンマッチ)で訪れたのが最初で最後である。6年ぶりに来た足利の印象は、とにかく渡良瀬川の景色がきれい。記代さんはいい環境に育ったんだなぁと感じた。T.M.関東には今福町の位置が記されていないので、人に聞いてようやくたどり着いた。私は生まれも育ちも東京の下町なので、山の見える風景を見るとなんだかうれしくなる。土手沿いをトロトロ走って、何となく落ち着いてから記代さんのお父さんの働く足利競馬場で記念撮影して足利を発った。
 競馬場から西に進んですぐに渡良瀬川を渡ってR50、そして西へ。前橋(T.M.関東-70)、そして県道10号に移りその西の群馬町を通過。群馬町は、以前職場で一緒だった可愛いあのコの生まれ育った町だ。一度訪れてみたかったんだが、あんまし感動なかったなぁ。それにしても立野記代さんの足利から可愛いあのコの群馬町のルートを選ぶなんて、おれって憎い憎い。更に西へ。
R18に合流(T.M.関東-69)。上越道を横切るあたりから風景が変わってきた。目前にすごい形の山が出てくる。日もどっぷりと暮れてきて渋滞にはまった。ああ、もっと早く出発すればよかったと後悔する。国道の左にとても流行っているドライブインがあったが、ちょうど車が流れたところだったので通過する(後に横川の釜飯が評判の"おぎのや"と判り後悔することに)。自分としてはR18の一般道を走って軽井沢に向かっているつもりだったが、いつの間にか碓氷バイパス(\50)に入っていた。ちょっと不覚。軽井沢(T.M.関東-68)周辺は、横川あたりからとにかく渋滞がひどかった。ただ、東京と違ってバイクの存在に気付くと脇道を開けてくれるので助かった。有料道路を抜けたところで県道43号を北上、軽井沢の中心地へ。R18に出たところで給油。日が落ちてしまうと、高地ということも手伝ってかなり寒かった。渋滞を抜けた疲れと寒さのための疲れをいやすため、このGSで1時間ほど休ませてもらった。
 R18を西へ(T.M.関東-68)。快調に走る。小諸に入ったところで夕食のことを考え始める。「そうだ、"小諸そば"ってぇのがあったっけな」なんて思ったが、小諸駅周辺にもそれらしき店は営業していない。仕方なく、営業中のデパートに滑り込み、"釜飯セット"(税込み\1,029)を食した。R18を更に西へ。
 寒い、寒い、寒い!このあたりの国道は気温が電光表示されるようだが、10度を下回っていた。さすが標高500mの町だ。給油したばかりではあるが、宿探しにかかる。とは言ってもテントを張れる広場を探すわけだが....。地図を見るとR18は千曲川沿いを平行して走っている。ならば河川敷の草原がいくらでもあるはずだ。というのは甘い考えで、適当な場所がぜんぜん無い。郷仕川原あたりを徹底的に探すがまるでだめ。後半初日から早速苦難が訪れたようだ。橋を渡ったすぐ脇に庭付きの空家がある。往来に面しているのであまり落ち着かないが、最悪その庭にテントを張らせてもらおうと開き直りつつ、道に座り込んで地図を見ていた。すると、なんと、通りがかった一人のドライバーが車から降りて「どうしたの?」と話し掛けてくれた。いや、本当に、東京に住んでると、考えられないことなんですよ、こういうこと。とにかく事情を聞いてもらうと、上田駅を少し越えたあたりに私の理想とする草原があることを教えてくれた。ああ、なんて親切な。ありがとうございました。
 R18に戻り、早速上田に向かった。上田といえば、以前職場で一緒だったキレイなあのコのいる町だ(こればっか)。もう彼女も人の妻、ああ人の妻....。教わったとおり上田の街を過ぎた川沿いに、おあつらえ向きな草原があった。ああ、これで今夜は安心して眠れる.....。

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