二十一世紀の人権を語る 潮出版社 1995.2.11 ¥1262

共著者  アウストレジェジロ・デ・アタイデ

プロフィール
1989 ブラジル・ペルナンブコ州生まれ
リオデジャネイロ大学卒業
1959年 ブラジル文学アカデミー総裁就任
1993.9.13 逝去

  掲載ページ
はしがき アウストレジェジロ・デ・アタイデ 1
はじめに 池田大作 8
第一章 人権ルネサンスの世紀に
 ──「世界人権宣言」の輝きとともに
 
「言葉」を武器としての闘い
アタイデ総裁の生い立ち
聖職者からジャーナリストの道へ
父母の思い出、妻のこと
ブラジル文学アカデミーの仕事
25
第二章 人道の熱き魂の系譜
 ──ガンジー、キング、マンデラの闘争
献詩「人道の旗 正義の道」に託して
マンデラ氏への五つの具体的提案
獄中を学びの場に変えた″マンデラ大学″
「サティヤーグラハ」の実践
「差異へのこだわり」を超える道
57
第三章 「人間主義」の旗翻る世紀へ
 ──ガンジー主義の源泉・釈尊の「人権闘争」
ガンジーとパンディ博士──師弟の出会い
釈尊からガンジーへ継承されたもの
生命の″魔性″との闘い──釈尊の悟り
「人間主義」とは「人間」を愛し「人間」を信じること
77
第四章 「人道」と「平和」の世界への「大光」
 ──「人権の大憲章」・「世界人権宣言」をめぐって
第二次世界大戦の悲劇を繰り返さぬために
ルーズヴェルト夫人、カサン博士との友情
第三委員会──アタイデ総裁の活躍
総裁が提起した「第一条」をめぐる論点
「宝塔」とは尊厳なる人間生命
97
第五章 「精神の世界連合」への潮流
 ──人権思想の大いなる遺産をたどって
″人類調和への記念碑″として
「人権」を基礎づける二つの大きな流れ
「無明」との対決こそ幸福への道
古代ギリシャ・ローマの哲学者たちの遺産
″内発の力″をはぐくむ、″精神のルネサンス″
仏教における「人権」の人類的普遍性
123
第六章 「人権主義」の地球ネットワークを
 ──世界と未来を貫く″普遍的宣言″
人類普遍の価値を創造する粘り強い対話
「熱情を持って″献身する者″」
「第一世代の人権」と「第二世代の人権」の統合
民衆のために尽くす維摩詰の実践
「世界人権宣言」のもたらした世界的影響
人類史に光を放つその普遍性の意味
「三世間」と「依正不二」の法理から見た人権
155
第七章 「一人の尊厳」輝く世界に向け
 ──人間らしさを守る「信教の自由」の保証
「信教の自由」の保証と「政教分離」の由来
「思想の自由」が法律で制限されることの危険性
正しい宗教は自由が保障されてこそ真価を発揮
みずからの欲望で教団を衰亡させた聖職者たち
185
第八章 「人権の世紀」への確たる軌道
 ──未来を創る教育への情熱
「心田」を耕すということの意味
価値創造の能力を開発するために
「幸福の追求」は人生と教育の目標
教育という「聖業」への献身
ブラジルの「教育」の道
「教育」を無視して発展は不可能
来るべき一千年への調和と団結を求めて
『法華経』に説かれる「開示悟入」の法理
203
第九章 「新たなる千年」に向けて
 ──「宇宙」と「人間」を貫く尊厳の光源
ペレストロイカの本質と「新思考外交」
平和に生きる権利
アマゾンの開発はいかにあるべきか
「人間の発展」を意味する「開発・発展」
人権闘争のモデル──不軽菩薩の実践
″宇宙に具わる宗教的なるもの″への洞察
235
座談会 父の肖像
その一  人生の教訓・教育忘れ得ぬ出会い 尊き人権の闘いを永遠にとどめ残すために
生きることの意味、人生の誇り
人生の節目に際して贈られた言葉
青年時代の労苦は人生の「宝」である
もっとも尊敬する人物、勧められた本
忘れえぬ出会いの、あの日あの時
健康な人生、活力ある日々の糧
理想の実現に対する頑固なまでの熱意
269
その二  新たな人権の灯台を築きゆく誓い 衝撃的だったアタイデ総裁との出会い
国連への確かな支援、人権の先駆の闘い
悪しき権威・権力と戦う力をもて
民衆とともに語り、希望と勇気を与える
民主主義を守る言論の闘い
アタイデ総裁を支えたマリア夫人の献身
自然を愛する心、宇宙に響く生命の歌
芸術は人と人とを結ぶ
人権こそ平和と幸福の礎である
301