「遺伝」と聞いて、まず何を思い浮かべますか?
遺伝病もそうですが、人の場合を考えると親から受け継ぐ性格や体質、運動神経、芸術性なども遺伝ですよね。
これは犬の場合も同じです。
良いものも悪いものも親から受け継いで行くのです。
悪い遺伝と言えば遺伝疾患です。
では、正常な犬同士のブリーディングからは遺伝疾患を持った犬は生まれないのでしょう?
答えはNoです。
確かに親犬を検査し、正常犬同士を繁殖に使うとリスクを持つ犬が生まれる確立は減少します。
単純な遺伝子から生じる病気は正確なDNA検査が出来るようになれば防ぐことは可能ですが
複雑に遺伝子が絡み合って生じる関節系の疾患は不可能です。
例えば股関節形成不全に関しては、正常犬同士の交配であっても、20%の確立で発症すると言われています。
このように股関節形成不全を0%にすることは出来ませんが、20%に近づける努力をブリーダーはしなければなりません。
それと同時に、どれだけ努力をしても、0%に出来ないと言うことを知っておいていただきたいと思います。
そして私たちブリーダーは出来うる限り遺伝疾患を防ぐ交配を考え、
遺伝疾患を持つ犬を減らす努力をしていかなければなりません。
FRIEND WANS KENNEL は
遺伝疾患を受け継ぐ犬を出来うる限り減らすために、
在舎犬に関しては、
股関節、肘に関しては、アメリカの専門機関OFAの検査を受け、
股関節に関しては、EXCELLENT、GODDの証明を得たEコッカーたち
肘に関しては、NORMALの証明を得たEコッカーたち
膝に関しては主治医によるレントゲン検査 (膝はOFAでの検査がありません)で「正常」と判定されたEコッカーたち
目に関しては、両親犬・祖父母犬が正常であるEコッカーたち
または、アイチェックにより「正常」と判定されたEコッカーたち
血液検査による健康診断および甲状腺機能検査において正常値であったEコッカーたち
以上の基準を満たしたEコッカーでブリーディングを行っています。
以上の基準で行っていきますが、遺伝疾患を0%には出来ると言うことでは無いと言うことを知っていてください。
リスクの全く無い人間も犬もこの世には存在しません。
もしもリスクが怖いのなら、犬を飼うことをあきらめてください。
リスクともども愛犬をどうか愛し続けていただきたいと節に願っております。
そして、「遺伝疾患=親犬&ブリーダーが悪い」と即思わないでください。
確かに、何も考えないで繁殖をしている繁殖者も多い日本です。
しかし、その犬種を愛し、より良くしようと努力しているブリーダーたちもたくさんいます。
そのことをどうか知っておいていただきたいと思います。
そして、もしも遺伝疾患を発症してしまったなら、速やかにブリーダーに連絡を入れてください。
オーナーの方からいただく病気の情報はブリーダーにとって、貴重なブリーディング資料なのです。
ただし、病気を発病したと言う怒りの連絡ではなく、病気の報告であると言う気持ちを忘れないでください。
連絡をもらったブリーダーは、苦情ととるのでは無く、今後のブリーディングを考える上での重要な情報だと思ってください。
そして、その遺伝疾患を少しでも少なくする努力をしてください。
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