兎にも角にも、物語の御紹介、及び製作について。
頂いた資料よりがっつり抜粋。

**********物語************

パリ、1919年。ドラマは過去へとタイムスリップを始める。
かつては豪華絢爛だったパリ・オペラ座。その栄華を偲ぶ品々が、廃墟となった劇場でオークションにかけられていた。そこには、老紳士ラウル・シャニュイ子爵(パトリック・ウィルソン)と年老いたバレエ教師、マダム・ジリー(ミランダ・リチャードソン)の姿があった。やがて、謎の惨劇に関わったとされるシャンデリアが紹介され、ベールが取り払われると、ふたりは悲劇の幕開けとなった1870年代当時へと一気に引き戻される。

パリ、1870年代。オペラ座では奇怪な事件が続いていた。

(c)2004The Scion Films Phantom Production Partnership オペラ「ハンニバル」のリハーサル中、プリマドンナのカルロッタ(ミニー・ドライヴァー)の頭上に背景幕が落下した。腹を立てたカルロッタは役を降板。代役を務めたのはバレエダンサーのクリスティーヌ(エミー・ロッサム)だった。喝采を浴びた彼女は幼馴染みのラウルと再会。だが、その喜びも束の間、仮面をかぶった謎の怪人・ファントム(ジェラルド・バトラー)にオペラ座の地下深くへと連れ去られてしまう。


地下の迷宮。そこには怪人の憎しみと哀しみがあった。
クリスティーヌは、ファントムを亡き父親が授けてくれた‘音楽の天使’だと信じてきたが、地下の隠れ家で仮面をはぎ、その正体を知ってしまう。同時に彼の孤独な心と自分に対する憧れにも気づくのだった。その頃、オペラ座の支配人たちは、オペラ「イル・ムート」の主役にクリスティーヌを据えよというファントムからの脅迫状を受け取っていた。その要求を無視してカルロッタを主役に立てた舞台は大混乱。ついに殺人事件が起きてしまう。

オペラ座の屋上。ふたりは永遠の愛を誓う。
恐怖にかられたクリスティーヌは、ラウルにファントムの正体を打ち明ける。クリスティーヌを優しく抱くラウル。愛を確かめ合うふたりを、ファントムは怒りと哀しみの目で見つめていた。大晦日、仮面舞踏会で婚約の喜びに浸るクリスティーヌとラウルの前に、ファントムは自作の新作オペラ「勝利のドン・ファン」を持って現れる。ファントムを追って迷宮に迷い込むラウル。それを助けたマダム・ジリーはファントムの暗い過去を語るのだった。 

「勝利のドン・ファン」初日。惨劇はその日に起きた。
‘音楽の天使’への思慕にかられたクリスティーヌは、亡き父の墓地に出向く。心配して後を追ってきたラウルは潜んでいたファントムと決闘になるが、ファントムにとどめを刺そうとするラウルをとめたのはクリスティーヌだった。「勝利のドン・ファン」の初日、厳重な警戒態勢の中、ファントムは大胆にも主役になりかわり、クリスティーヌとデュエットする。舞台で仮面をはぎ取るクリスティーヌ。怒ったファントムはシャンデリアを客席へ突き落としてクリスティーヌを再びさらう。消えたふたりを探すラウルは、やっとの思いで地下の隠れ家にたどり着く。そこには3人の運命が待っていた──。

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プロダクション・ノート

アンドリュー・ロイド=ウェバー、15年に渡る夢
「『オペラ座の怪人』は私のキャリアの中でとても個人的な作品だ」とアンドリュー・ロイド=ウェバーは語っている。1986年にロンドンで初演、1988年にブロードウェイでオープンした後、彼は早くも映画版の製作をジュエル・シュマッカー監督にアプローチ。だが、初演でクリスティーヌを演じ、『オペラ座の怪人』創作中は彼のミューズだった女優サラ・ブライトマンとの離婚により、製作は延期を余儀なくされた。運命のタイミングが一致したのは、それから10年以上も経った2002年12月のこと。ロンドンでディナーを共にしたふたりは、待ち望んでいたプロジェクトの着手を約束する。「ジョエルは驚異的なビジュアル・センスを持っていて、映画における彼の音楽の使い方は飛び抜けていると思った」とロイド=ウェバー、「『オペラ座の怪人』を観たくても劇場に行けない人が世界中に何百万人もいる。アンドリューの音楽を愛するその人々に映画版をプレゼントできると思った」とシュマッカー。ふたりはこの実り多い共同作業を15年間に培われた友情と信頼関係の賜物だとしている。「映画版は視覚的にもサウンドも素晴らしく、感情表現もより深い。舞台版とは異なる演出もあるが、本質は全く同じだ。それは私が望んでいたことに他ならない」。心を入れ込んだ作品の映画化は、ロイド=ウェバーにとっても真に満足のいく結果となったようだ。

シュマッカーとロイド=ウェバーにとって、キャスティングは大きな賭けだった。歌は作品全体を動かす大きな原動力だ。真に歌える人間であることはもちろん、シュマッカーは、ブレイク寸前の才能あふれる若い俳優の起用を考えていた。

ファントム役を見事射止めたのは、ジェラルド・バトラーだ。「この役には少々危険な荒っぽさ、そう、ロックンロール精神を持ち合わせた俳優が必要だった。ジェリー(ジェラルドの通称)はまさにロック風の素晴らしいテノールだね」とロイド=ウェバーは賞賛する。シュマッカーはバトラーの存在感に注目した。「『ドラキュリア』でのジェリーを見て驚いた。すごく美しい怪人になると思ったね」。それまで舞台版のことを知らなかったバトラーは、脚本を読みながらオリジナルキャストのアルバムを初めて聴いた。
「ぶっ飛んだよ。この音楽は信じられないほど感動的でパワフルだ。脚本を読み終わる頃には、僕の頬を涙が伝っていた。ファントムにはつくづく共感できる。彼の情熱、憧れ、芸術的才能、そして、彼が人生を通して味わってきた痛みと孤独にね」。

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2004年/アメリカ映画/カラー/シネマスコープ/ドルビーSR、ドルビーデジタル、dts、SDDS
/上映時間:2時間23分
サウンドトラック:ソニー・クラシカル
提供:ギャガ・コミュニケーションズ/アーティストフィルム
ギャガ・ヒューマックス共同配給
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それでは、もう少し肉迫してみませう。
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