2005年 関西例会報告

10月例会報告  文責・本多良隆

 10月30日、いつもの吹田市勤労者会館にてSR関西例会が開催された。ちなみに労働者会館は大阪例会の常連会場にしているが、ここの利点は 「使用料が非常に安いこと(半日一部屋五百円から)」「駅に近いこと(JR吹田駅徒歩三分)」「古本屋が近辺にあること(会館の向かいに本を横積みにしている古書店が一軒、近所にブックオフあり、歩ける範囲に二軒の古本屋あり)」等々である。実に良い条件の会場であると自負している (でも私が偉いわけではない)
  さて、例会での最初の作業は、マンスリーの発送作業である。事務局の長瀬さんに用意していただいた封筒に90円切手を貼り、マンスリーを三つ折にして入れテープでシールする。この日の発送作業は七人で実施したので一時間強で済んだ。二百通を超える封筒はポストひとつには入りきらないので二箇所のポストに突っ込むこととなる。ああ、翌日の郵便屋さんは驚くことだろう、と思う。
  一息ついた後、時間のあるうちにまじめな議題を処理することとし、SRの十冊の選定に入る。当初の予定では「密室の十冊」か「奇想ミステリ十冊」を選ぶ予定であったが、話が違う方に行ってしまい、全く異なる十冊を選ぶこととなった。詳細はSRマンスリーの来年1月号を参照されたし。なお「密室ミステリ」については、来年のマンスリー5月号の特集に採用することとなった。
  この「SRの十冊」、参加者全員でテーマに基づいて作品を提案し多数決により十冊を選び出す。その後、誰がその本について紹介文を書くかを決めるのだが、担当を決めるのは「早いもの勝ち」という熾烈なルールが採用されており大変な修羅場である。かく言う私は、ホワイトボードに筆記する係りなので常に最初に「じゃあ僕はこれ」と言ってしまえる有利な立場にある(非難はされる) なお、例会に参加したら必ずこの役割が回ってくるわけではなく執筆の拒否権はある。例会に参加してみようかと考えている人、安心しましょう。例会に常連の人、私をうそつきと呼ばないように。なお常連さんは欠席すると残り物が回ってくるので大変だ。これが常連の出席率を上げている理由のひとつかも(うそ)
  その後、最近読んだ本の紹介を実施。各自最近読んだ本の評価を、◎、○、△、×、××で評価して紹介する。「あの本話題やけど買おうかどうしようか」と考えている人には非常に参考になる。紹介された本の書名をホワイトボードに書くのは私の仕事なのだが、年のせいか本人の資質のせいか、漢字が出てこない。「その漢字どう書くの?」「人偏に一かいて口かいて、、、」 あーなさけない、、、というようにとワイワイ言いながら本が査定されていく。ああ、残酷。作者は聞いてられんやろなあ。これが作家会員の出席率を下げている理由のひとつかも(本当?) 今月は「犬はどこだ」が評判良かった。「骨と髪」は評価が分かれた。
  いつもならこの後、一分ゲームなどをするのだが、今回は事情によりその時間はなし(事情はマンスリー1月号で明らかになる、、、はず)。 
  一人百円也の会費を徴収後、早速二次会へ。参加者一人の脱落もなく、全員で近所の飲み屋へ。飲みながら、えんえんと会話が続くが意外にミステリの話題らしいものは少ない(様な気がする)のでミステリを読んでいない人間も話についていける(はずなのだが酔っていてよく覚えていない)。谷口編集長の本業についての話題もありました。ちなみに二次会の費用は、一人2,500円也。
  さて、まわりにミステリの話をする相手のいないあなた。交通費込みで5000円あれば、半日至福のときが楽しめます。お待ちしております。

関西神戸例会報告  文責・本多良隆

 12月4日、SRの例会実施日としては珍しく雨天の日に関西例会・神戸例会が実施された。
 関西例会は、主に大阪吹田で開催するが、年に1回ずつ、京都(4月)と神戸(12月)でも実施される。今回は1年ぶりの神戸例会である。とはいえ実は、去る11月23日に横溝正史生誕地碑建設一周年記念セレモニーが開催されており、本日の例会参加者の大半が出席していたため1年ぶりという感覚はなかった様子である (→ 報告者は11/23は勤労に感謝して労働していたのでそちらには参加できなかったが)
 なお、例会の世話は地元の野村さんの担当である。

 さて、13時開始とはいえ出足が鈍いため、例会はまず雑談から始まった。ちょうど「このミス」のベストが出たばかりなのでその話題から。「このミス」の投票者には本が郵送されるのだが、同じ大阪府吹田市に在住している田村会長、報告者(本多)には届いているのに長瀬さんには届いていないという不思議な現象を発見。この謎はミステリの材料になるかも(なるかいな)
 論創社の翻訳ミステリの話題も。「何時終わるか何時終わるか」と言っているうちに30冊も発行された上、第二期が始まるのだがその予告ラインナップがものすごい。「もうやめて欲しい」との声もある。何でも野村さんはこのシリーズの発刊以来全冊購入されており、これはあの沢田さんも成し遂げていない快挙(?)ではあるのだが、読む時間がないので財布が軽くなり本棚が重くなる効果しかないという悲しい状態であるとのこと。人事ではない話である。

 人数がそろったので、恒例の最近読んだ本の品評会へ。今回、複数の会員の評価が高かったのは「カリフォルニア・ガール」「骨と髪」「斬首人の復讐」など。特にマイケル・スレイドはお奨めで第一作から順番に読みましょうと言う(本多の)声しきりであった → みなさん、騙されたと思って読んでみましょう。ただし本当に騙されても私に殺意を感じないように!

 ついで、神戸例会オリジナルゲームを実施。なんと神戸例会でしか体験できないスペシャルプレミアムゲームである。
【例題】
Q;ほさじ → A;本陣/殺人/事件
Q:た   → A;樽
Q;えじのな → A;エジプト/十字架/の/謎
 出題者の野村さんがミステリの題名の各文節・単語の頭の文字を示す、回答者はそのミステリの題名を当てるというゲームである。
 今回の出題内容はなかなか難しく、全員で頭を抱えた。実は目の前に回答があり事前にヒントも与えられていたのだが。。。興味のある方、来年の神戸例会に参加ください。

 最後に、まじめな話題へ。来年度の全国大会の日程を決定。9/9-9/10に神戸で実施予定ですので皆さんスケジュール調整をお願いします。神戸市内古書店めぐり、横溝正史生誕地碑見学ツアー、江戸川乱歩『二銭銅貨』執筆地ツアーがオプションでつく(かも) あるいは上記のプレミアムゲームが楽しめるかも。 乞うご期待!!

 いつの間にか17時になったので二次会はいつもの場所へ移動。今回も酒宴は盛り上がったが、会話の内容をほとんど覚えていない(まただ) 
その後、古書店を覗き三次会に移ったものの、報告者は家に残してきた子供達の面倒を見るために帰宅したのでその後どうなったかの情報は定かではない。

以上
 

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