2006年 関西例会報告

関西新年会報告 (06年1月)

例年、1月初頭の三連休にはSR関西の新年会が開催される。幹事は地元京都の雄・谷口編集長。
今年は、1月7日が実施日で場所は京都市内の「くに荘」であった。聞くところによれば、ここは元は皇族の別荘であったとのこと。鴨川と京都御苑に挟まれたいかにもそれっぽい旅館である。
大阪に住む筆者は、2時頃家を出て阪急電車で四条河原町へ。そこから約45分の道のりを徒歩で北上する。途中、三条のブックオフで探求本を二冊ゲットし、幸先の良いスタートである(何が?) 4時頃、旅館に着くと、山澤さんと沢田さんが1Fでお茶を飲んでいるのに遭遇する。まだ幹事も到着していないとのこと。三人で部屋に行く。しばらく雑談。話題は、SRマンスリー11月号の発行について。廣澤編集長が超多忙のため、発行が遅れているとのこと。確かに仕事する身で同人誌の編集はきついとの認識を新たにする。そのうちに、田村会長も到着し、交代で風呂へ。

6時から宴会開始。総勢10名で会席料理をいただきながら、ざっと最近読んだ本の感想をひとこと(のはずだが実際に話し出すと突込みが入って時間がかかるのはいつものとおり)。 それから本日のメインイベントである紀田順一郎氏の徳島での講演会のVideo鑑賞へと移る。日本における幻想怪奇文学の紹介、歩み、歴史について約2時間、よく言えばエネルギッシュな、悪く言えば分からないものは置き去りにする講演であり、我々は飽きることなく鑑賞した。しかし、当日徳島で講演を聴いた人たちのうち、何人がこの話を理解できたのだろう、と要らぬ心配をする(実際には、日本全国から相当数の密航者の参加があったそうだが)

その後、部屋に戻って雑談及び重要な話の相談。

(1)SRアーカイブスについて
 沢田氏の下で、Vol.2の編集作業は終了。ただし、付録として当時の主要メンバーに原稿を依頼しているが集まりが悪いとのこと。これについては、田村会長から執筆者に働きかけていただくこととした。また、アーカイブスの売上げの会計処理について決定した。

(2)SRの55周年記念大会について
 2007年のSRの会55周年記念大会を東京方面で実施する。これに関して、活発な(勝手な?)意見を出し合う。いわく「ゲストとして大物外人を呼ぼう」「E.D.ホックはどうか?」「ポール・アルテが良いのでは?」「誰が通訳するんだ?」「アルテは英語が話せるから大丈夫だろう」等々。 その他、いろいろ意見も出たのだが、「SRマンスリーに、どんな企画が良いか皆さんの意見を出してもらおう」ということに落ち着いた。

(3)その他
 SRとは直接関係がないが、鮎川哲也の単行本未収録作品集の発行が企画されている。ファンの方、乞うご期待。その他、喧々諤々の議論が深夜まで続いた……と言いたいところだが、11時半にはみんな床についた。健全な会である(地元の参加者が帰宅可能なので宿泊者は結局6人、その平均年齢は60歳くらい……シニアSRである)

翌日は、谷口編集長の本業(ツアーガイド)に参加しようという話もあったのだが、結局そのまま解散。筆者は風邪で伏せってる妻と子供の面倒を見るため急いで帰宅したのであった。        (文責:本多良隆)
 

関西例会報告 (06年2月)

2月19日はSR関西大阪例会の日であった。

 この日の筆者は、朝、子供をプールに連れて行き、帰りに古本屋とスーパーで買い物をし、帰宅後NHK教育TVで囲碁を観戦するという多忙なスケジュールであった。ちょうどコウ争いになって夢中になったため遅刻しそうになったがなんとかTVを途中で切り上げ、その日の朝に印刷所から送付されてきたSRマンスリーを小脇にかかえて会場である吹田勤労者会館に急いだ。
 会場では、驚いたことに既に7〜8人が終結しており、すぐさまマンスリーの発送作業に移る。最終的には人間10人で対処したが約1時間で発送作業が終了した。いつものように会館の前のポストの中はマンスリー発送用の封筒ではちきれんばかりになり、ポストの口に手を入れれば封筒にさわれる状態になったため、二回目の投函は別のポストにすることとなったがこちらも満タン状態に。 ここで西崎さんが用事のために一旦退場、後の二次会には戻ってこられたのだが、発送作業のためだけに参加いただいたというありがたい話に一同感涙する。発送作業後に来た谷口編集長には「罰として立っといてもらおか」との冷たい言葉が出る始末。
 続いて各人が順番に最近読んで面白かった本を紹介。いつもより語られる本の冊数が多く、全体で100冊以上の本が俎上にあげられた。評価が分かれたのが「容疑者Xの献身」で◎から△までまんべんなく好みが分かれた。また、マイケル・イネスは「ストップ・プレス」派と「アプルピズ・エンド」派に分かれた。最近の本では、クイーンの「間違いの悲劇」が◎という意見が多かった(有栖川有栖の解説が特に良かった、梗概だから良く小説にするといまいちかも、歴史的価値がある、、、等々の意見が出た)
 さて、本題に入って、SRの10冊の選定に入る。マンスリー5月号は密室特集なので当然、密室ミステリの10冊ということになる。翻訳モノ、国
産モノ、それから短編の三本立てで行こう、という声があがり、「そしたら一人原稿三本になるで」「前回一人二本やったのにだんだん増えていくのは大変だ」との声を上げながらも選定に入るとやはり血が騒ぐのか活況を呈する。選定結果は5月号に掲載されるのでお楽しみに。
 上記の内容で時間をとられたので本日の例会は他に遊びもなく、二次会へ移行。ちなみに一次会の会場費は一人50円と安上がりである。

 さて、飲み会に入った後の内容は例によって酔っていたので記憶がない、と言いたいところなのだが、この席で「あんたの例会報告は何時もそればっかり」と言われてしまったので、覚えている範囲で記述したい。

「ミステリのベスト10を選ぶのに何時までもクイーンやクリスティ、チャンドラーでは芸がない」という話から始まって、「彼らには永世名人の称
号をあたえて別格にしよう」「では殿堂入りということにして、今後オールタイムのベストを選ぶ際にははずすことにしたらどうか」ということで
議論が弾んだ。今年か来年の全国大会で「SRの殿堂決定」とか「殿堂入り以外のベスト10選出」とかいう催しがあるかもしれないのでご記憶ください。
 それからSFの話。SRの会がSFの会になったかのようにSFの話で盛り上がる。「火星年代記」の最後は泣ける、という話や「百億の昼と千億の夜」は本当に傑作なのか、ハインラインは分厚い、とかいう話題がしきり。 翻訳ミステリについて「こんな(古い本格ミステリがたくさん出版さ
れる)時代が来るとは夢にも思わなかった」という声に、「今、国産ミステリは平成18年、翻訳ミステリは昭和18年(1943年)」という谷口編集長
の名台詞があがった。   等々、うううん、やっぱり酒の席の話はあんまり覚えていないなあ。。。。 覚えてはいないけど至福の時を過ごせ
る。

以上
 
関西例会報告 (06年4月)

4月23日はSR関西京都例会の日であった。

 今日の報告者は、何故かしら5時に目覚めてしまった。別にSRの例会が楽しみで寝られなかったわけではないのだが、年のせいかもしれない。10時過ぎに家を出て阪急河原町駅から京阪三条まで歩く。経由地はもちろんブックオフである。ここで探求書を1冊ゲット。幸先のよいスタートである。家内に頼まれた探求本は見つからなかったがあきらめてもらうしかあるまい。
 
 さて、例会の場所は京都会館である。まだ時間があったので自動販売機でコーヒーを買って中庭の椅子に座り、『白薔薇と鎖』を読みふける。1/3まで読んだが、「そんなに悪くないじゃない」という感じ。残念(?)ながら13時になったので会場へ向かう。既に、山澤さん、黒木さん、谷口さんが来られていた。その後、五月雨式にメンバーが揃い、最終的には10人となる。
 
 本日の第一の話題は、出版社・松籟社の編集・木村さんとの打ち合わせである。松籟社から紀田順一郎氏の『戦後創世記ミステリ日記』という本が出版されたのに対し、松籟社の地元・京都で講演会を開催したい、という希望に協力すべく、あーでもない、こーでもない、とディスカッションを行う。結局、松籟社の方で時間と場所を設定いただき、SRはPR及びサポートに務める、という結論で打ち合わせを終了した。今年の秋、京都にて、紀田順一郎氏の『戦後創世記ミステリ(報告者が勝手につけた仮題)』と題した講演会が開催される。皆様、お誘いあわせの上ぜひお越しください(詳細はSRマンスリーにて告知あり、お楽しみに)

 続いて、恒例の最近読んだ本の品評会に移る。まんべんなく○を集めたのが「少年は探偵を夢見る」「怪盗グリフィン」など。評価が分かれたのが「悪魔のバイオリン」「びっくり館の殺人」「白薔薇と鎖」など。「青チョークの男」が若干1名の高評価==◎;本格ミステリの傑作!==を受け、他の未読の人間みんなで「ぜひ読もう」と誓い合った。次回例会で俎上に上がる見込み(本当か?) 一方で評価が悪かったのは「殺人ピエロ」。いかに12歳の子供が書いたとはいえ、むちゃくちゃである。甘やかさず悪いものは悪いと言ってやるべきだ(と同じ12歳の子供をもつ報告者は思った)

 ゲームをするには短く、中途半端に時間が余ったので、SRの10冊のテーマを決めることとする。いろいろな意見が出たが、次回の関西担当号は江戸川乱歩賞合評会なので、江戸川乱歩の10冊ということでテーマは決まってしまった。それでもまだ時間があるので10冊を選んでしまおうということになる。長編、短編、、、、そうだ少年モノ、、、あれ、評論はどうする、、、、結局、4つのカテゴリで各10冊(10作)を選んだ。本当にこの企画実施するのか? ざっと計算してマンスリー9ページ分になる。分担するとはいえ、誰が原稿を書くんだ、いったい? それは6月の例会で決めることとなった。なお、6月例会の欠席者には欠席裁判で原稿執筆の分担が行くと言う怖い決定がされた。これで出席率も上がることだろう(どこが?)  あーでもない、こーでもないと言いながら10冊を選ぶのは楽しい。「乱歩は題名をつけるのがうまいなあ」との声が出る。『一人の芭蕉の問題』とか、どういう発想したらこんな題名が出てくるのか、驚嘆の声が上がる。

 で、5時になったので会場を後にして、三条まで移動し二次会に突入である。一次会はメモを取ったりしているのだが、二次会はそんな邪魔くさいことはしないのでいつもの様に酒と年のせいでうろ覚えである。 まあ、ひとつだけトピックスを書いておこう。「出張で新幹線で東京まで往復する際には、昔は本がよく読めた」「今は眠ってしまうので本は読めない」「上司と一緒の出張だったりすると邪魔で本が読めなくて難儀した」「出張の帰りに用意した本を読みきってしまい活字がなくて困ったことはないか」「あるある、そんな時には、何でも良いから活字を探し出して読んだ」「電車の広告を隅から隅まで読んだ」「読むものがなくなったので財布に入っていた領収書を読んだ。よく頭に入った」、、、、恐ろしい活字中毒者たちである(他人のことは言えないが)

 次回は、6月の大阪例会である。

関西例会報告 (06年6月)

 6月18日は、関西例会の日である。 実はこの日の朝、家内が子供達を置いて実家に帰ってしまった。 ああ、そういえば、昨日、もう少し親切にしてやればよかったかな、と反省をしつつ、腹をすかせた子供達の昼食を作る。 子供達は父の思いを知ってか知らずか、作ったものを全部平らげ、「食べたら皿洗ってくれへんかな」という父の願いを無視してくれたため、父の日だというのに皿を洗った報告者であった → 後で聞いたら「父の心は知っていた」とのこと。 愛すべき子供達である。

 さて、2,6,10月の例会はマンスリーの発送作業をするため、例会当日のAMに報告者の自宅に、印刷所からマンスリーが送付されてくる手はずになっている。
 しかし、この日、12時を回ってもマンスリーは到着しない。 報告者は教育TVの囲碁対局を見ながら、「マンスリー何時くんのかいな」と首を長くしていたが、集合時間の13:30を超えても届く気配がない。 ありゃりゃらら。 これはまずい、、、さては例会の日付間違ってたかいな、と予約表とマンスリーを見直すが、例会は今日で間違いない。
  至急、会場にTELするとうまい具合に谷口さんが出てくれた。事情を説明し、谷口さんに確認を依頼する (マンスリーは、谷口編集長の下で編集されて印刷所に送られ、例会当日のAMに報告者の自宅に送付されてくるのが通常の流れ)
  やきもきしつつTVを見ていると、14時に囲碁が終わった。うう〜ん、大勝のはずが意外に細かかったなあ、と思っていたらようやくマンスリーが到着した。 遅れの原因は結局よく分からないがクロネコ側の事情であったようだ。 必要な機材をまとめ、マンスリー(の入ったダンボール)を自転車の荷台に乗せ、一路、会場へ走る。10分でついた。

 本日のメンバーは10人。1時間のビハインドながら発送作業にかかる。 今日は、切手の数と封筒の数がまずまずの一致を示した。優秀であ
る。例によって、会場付近のポストに詰め込むが、ホストがはちきれそうになるのはいつものとおり。みなさまの所に無事に着きますように、と祈るばかりである。
 ようやく、例会の本題に。 まず、恒例の最近読んだ良かった本。 ◎は、「アイルランドの棺」「死体絵画」「同窓会にて死す」「地球巡礼」など。 ×は「文章探偵」「京都七不思議の真実」など。 いつもどおり、たくさんの本が俎上に上がった。 その中で、ひとつの話題が。木村さん(元編集長)が整理をしていたら、谷口さん(現編集長)の未発表原稿が発掘されたとか。 特集用の原稿であったのだが特集がぽしゃったのでそのままになっていたのを二十数年ぶりに見つけたとのこと。 この原稿をどうするか。 SRアーカイブスのvol.3の特別付録にすると言う説が有力だが、今年の全国大会のオークションにかけるという案(きっと谷口さん本人が高値で落札してくれるかも)もある。 乞うご期待。

 それからSRの10作について。 次回の関西担当「SRの10作」は、マンスリーが江戸川乱歩賞特集号にあたるため、江戸川乱歩の10作と決まっている。 「中長編」「短編」「子供向き」「評論」の4つのジャンルそれぞれについて10作を選ぶことになっていて、「評論」のみをこの日に選定した(それ以外は4月の京都例会で選定済み)  さて、いよいよ執筆者を決めるのだが、意外にすんなりと決まったのは、乱歩が偉大だったためであろう。 まあ、どれ当たってもいっしょやし、読み返すにしても分厚くないし。 当日の欠席者にも執筆の割り当てがあったことは言うまでもない。 しかし、、、、最初は、400字のコメントを1作ずつ各人に分担していたのが、いつの間にか増殖し、今回はとうとう4つである。 そのうち、マンスリーはSRの10作だけで埋まってしまうのではないかという冗談を言いそうになったが、笑えないのでやめた。
 続いて、SR55周年東京記念例会に関する意見聴取。 これについては、ここで開示するのはやめておく。

 今日は、すったもんだがあったので、ここで5時となり会場を追い出され、いつものように二次会へ出発した。 例会報告に書かないといけないので会話の内容には気を張っていたが、家に帰ってパソコンの前に座るとやっぱり内容を覚えていない。 ああ。 ひとつだけ覚えてた、、、、長瀬さんが、関東の方に「何故、関西の会員はアダルトSR(シニアSR)の参加率が悪いのかしら」と聞かれて、いつも「関西は若い人ばかりだから」と答えて来た。でも、もうみんな充分年寄りになったなあ、、、、、記憶力の低下が酒のせいか、年のせいかはこのへんにしておこう。 悲しいから。

 7時に二次会を解散(なんて健全なんだ)し、家にTELする。家内に「何か買い物した方が良いかな」と聞くと「牛乳とパン」とのこと。 どうやら実家でのエアコン据付工事の立会いにかなり時間がかかって市場に行く暇がなかったようだ。 ダイエーで買い物して帰宅する。 すると、夕食の皿洗いが報告者を待っていた。 さあ、明日も頑張ろう。            (文責:本多良隆)

関西例会報告 (06年8月)

 8月27日、今日はSRの8月関西例会である。
 ところが、今日は次女の行事とかちあってしまった。小学館の漫画雑誌「ちゃお」「ちゅちゅ」のサマーフェスティバルということで南港のインテックス(東京で言うところの幕張のようなところ)へ次女を連れて行くことになったのである。朝6時半に起床し、7時過ぎに家を出る。阪急・地下鉄を乗り継ぎ会場に近づくと、数多くの娘と同じ年頃の女の子を連れた母娘と遭遇する。それとは別に20代?30代の男性が多数同じ方向に歩んで行く。あれれれ、と思っていたがインテックスの向かいの会場でコミケを開催していた。おお、これがあの有名な「コミケ」か。するとあの方々がいわゆる"おたく”と言われる方々なのか、と自分のことをそっちのけで感心してしまった。会場は入場制限していて1時間並んで待ち、会場中では2時間引っ張りまわされ多大の出費を強いられた。家族サービスは大変だ。。。

 昼食を取った後、急いで家へ帰り、自転車でSR例会会場へ。約30分の遅刻だった。今日は乱歩賞の合評会、それも2冊読んでこなければならない、というのにもかかわらず既に9人の方々が来場されていたのにまた驚く。乱歩賞の合評は野村さん、長瀬さんが来られるのを待ってからとし、何時もの様に最近読んだ本の評価を語り合う。◎は「ダ・ヴィンチ・コード」、「月館の殺人」、「ヒグラシのなく頃に」。後の二つは私が個人的に推薦したもので人によっては合わない人もいるだろうが挙げておく。評価が分かれたのは「停まった足音」「乱鴉の島」「福家警部補の事件簿」など。こういう評価が分かれる作品ほど壷にはまると面白いことは事実である。お読みください。

 続いて乱歩賞の合評にうつる。今年の乱歩賞は2冊。合評の内容は、あまり好意的ではなかったことは乱歩賞の実物を読まれた方にはお分かりいただけるだろう。侃々諤々の議論は短時間で終わる。合評はマンスリー用に原稿をまとめる必要があるのだが、今回は「SRの10冊」の原稿分量が多いので紙面を稼ぐ(?)必要がない。「何なら2作まとめて原稿に出来る」という谷口編集長の意気のよい台詞もあり例年になく淡白に合評が終了。逆に「SRの10冊」の方の原稿〆切が厳しく迫ってきており、「本当の〆切はいつか」「最後の〆切はいつか」「〆切後の〆切はいつか」という駆け引きが見られるシーンも。なお次回(1月号)の「SRの10冊」はお楽しみを。ナイスな企画です。

 最後に、9月の全国大会の企画について打ち合わせ。予定通り、「SRの殿堂入り」について議論をすることとした → "殿堂”とは、SRのオールタイムベスト10を選ぶときに番外扱いにする作品(作家)である。そのあたりの議論は当然短時間では終わらず楽しいときが過ごせるものと考えられる。

 5時になったので会場を追い出されて二次会へ(今回は会場費が50円/人と安上がりだった)
今日の話題は「容疑者X周辺のミステリ界の権力闘争」「江戸川乱歩論」「乱歩賞の合評・番外編」「シンガポール本屋事情」等々。どうです、どれも面白そうでしょう?内容は記述すると差しさわりがありそうなのでここでは伏せておく。知りたい方は是非例会にご参加ください (決して酒のせいで覚えていないのではないぞお!!)

 二次会終了後、公園へ次女を迎えに行く。ガールスカウトの花火大会に参加していたのだ。今日は忙しい一日だった。ああなんと私は良いお父ちゃんなのだろうか。   (文責・本多良隆)

関西例会報告 (06年10月)

 10月22日、今日はSR大阪例会の日である。
 この日は、前日家族サービスで垂水まで魚釣りに行ったので「非常に寝たいなあ身体だるいなあ」という目覚めだった。今日はSRマンスリーの発送例会でもあるのだが、前回はなかなかマンスリーが届かずやきもきしたということもあって、どうなることかいなと思っていたが、心配することなくNHKの将棋対局を見ている最中に宅配便が到着した。配達者が「重たいですよ、大丈夫ですか」と親切に言ってくれたのに「知ってます、大丈夫です」と不遜な態度でマンスリーを頂いた。無事に到着したようだ。昼食後、そのままNHKの囲碁対局を観戦する。うううん、そろそろ行かんとまずいなあ、という時間になるが、小林光一九段が大石を殺しそうになるのでTVの前から離れられない。うだうだしているうちに集合時間の13:30を回ってしまった。ううん、これはいかん、涙を呑んでTV鑑賞をあきらめてマンスリーを抱えて会場まで急ぐ。自転車で10分程度の道のりである。

既 に会場は10人ばかりが集合しており、例の「シャレード」の一件に関する事情説明がされていた。その後、報告者から「昨日の夜、この会場の近くの古書店で『黒いトランク』の初版を発見した。今ならまだあると思う。ただし、人間の力では届かないところにあるので値段まで分からない」と報告した。つまり、本棚の前に二重三重四重に本が積み上げてあるので、カーター・ディクスン並みのトリックを使わなければ『黒いトランク』まで手が届かないのである。その話を聞いて早速会場を後にしたK氏は店主と交渉したが「今後時間を見て降ろしておく」「昔、値付けしたのでそんなに高くないだろう」というつれない返答だった。K氏は店主にTEL番号を開示して連絡を依頼したが、この件の顛末がどうなったかは次回報告したい。果たして、K氏は無事に『黒いトランク』を安価に入手できるのであろうか、、、、興味は尽きない。
 さて、本来ならばマンスリーの発送作業をすることになっているのだが、長瀬さんが仕事の事情で遅れて参加するのでこの件は後回しで、先に次のSRの10冊について討議する。次回のSRの10冊は、「犯罪カレンダー」と題して、1年12ヶ月を題名に含んだミステリを紹介するこになっている。喧々諤々でミステリの題名を挙げていくが、なかなか12ヶ月が埋まらない。悩んだあげく題名に含むという縛りを緩めて選んだが、どのような作品がセレクトされたかは、SRマンスリー1月号を参照されたい。乞うご期待。
 15時過ぎに長瀬さんが到着したので発送作業に移る。ちなみに関西では、報告者がマンスリーを、田村会長が切手を、長瀬さんが封筒とセロテープを持ち込むので、報告者の負担は少ない(廣澤さん、ごめんね) 12人で作業すると発送作業は1時間弱で終了した。この時点で16時前。発送作業終了後、再度「シャレード」の件について説明があった。
 その後、恒例の最近読んだ本の評価を実施。「骸の爪」「シャドウ」「奇術師の密室」が複数人の評価を得て○だった。その他、「バッドニュース」「陽気なギャング」が好評だった。×については、「ウロボロス」が挙げられたが、別の人間が○と主張して評価が分かれた。さてどっちだろう。

 17時になったので会場を出ていつもの二次会の会場に向かう。しかし、、、、なぜか今日は店が閉まっていた。シャッターが降りているが「臨時休業」とも「定休日」とも書いていない。いったいどうしてなのだろうか、謎である。仕方がないので別の店に行く。
 いつものように二次会の内容については今回も良く覚えていないのだが、「本格ミステリに関する評論について」「町の本屋はつぶれていく」「各年代における本格・新本格の捉え方」等々の話があったように記憶している。この席で「今日、行きつけの店が閉まっていたのは何故か」という話題になり、前述のK氏(作家志望)がこのネタで本格ミステリを書くことになった。ケメルマン並みの傑作が書かれることを期待したい。ああ、今日も楽しかった、こんな日ばかりなら良いのに。 (文責・本多良隆)

神戸例会報告 (06年12月)

 今年の神戸例会は、例年とは違う場所で開催されました。
新開地という神戸では有名な場所。かの横溝正史が散策か徘徊したという地であります。
そこにある「神戸アートビレッジ」という新しい建物が例会の場所でありました。
数週間前も同じ場所で、同じような催しが行われたので、迷うことなく、20分遅れて着きました。
4人の方がすでに来ておられて、何か機械と取っ組み中。
その機械を使っての出来事が本日の目玉でありました。
その出来事は面白かったです。
いやあ、ビックリしました。
「おい、おい、おい」と、突っ込みたくなるところも一杯あります。
出来事が終わった後は、最近読んだ本の紹介です。
『死の相続』(原書房)、『風の影』(このあたり、タイトル自信ありません)
以下、ざあっーと各人が紹介終わると時間ピッタリ。
次は2次会。
SRのメンバー7人プラスマルタの鷹協会からの特別参加者の計8人。
いつもの「ミュンヘン大使館」はルミナリエのせいか、満員。
初めての「北海道」とかいう名前のお店で、予約したような席に通され、おまけに電
子メニュー(?)というのか、新兵器にこれまたビックリしました。
何しろ注文したものが即座に画面に載って、合計金額を表示する。
さらに人数割りして、ひとりあたりの負担額まで計算してくれるという優れ物でした!
二次会で何を話したか、全く記憶にございません。
----------------------(以上 木村)
風邪気味で朝からフラフラしていた上に所用もあって例会の開会時間どころか、お楽しみの時間にも25分も遅刻してしまいました。でも、充分楽しめたし、田村会長差し入れの「二銭銅貨煎餅」も食べることが出来て良かったです。二次会ではチャンチャン焼やラーメンサラダ、蟹爪のフライや札幌コロッケも食べる事が出来て良かったです。何を話したかはボクも全く記憶に無いのですが、死んだら蔵書はどうしようとかどうなるのだろうとか話に出ていたような気がします。解散した後、またジュンク堂に行って本を買ってしまいました。本当にどうなるのでしょうか。来年の神戸例会のお楽しみにはオマケを持って行きたいと思っています。
----------------------(以上 長瀬)
 
 
 
 
 

2001年の例会報告(関東)
2002年の例会報告(関東)
2003年の例会報告(関東)
2004年の例会報告(関東)
2005年の例会報告(関東)

2005年の例会報告(関西)
 

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