7月例会(7月8日)
一言でいえば狂人。どうも小貫風樹でございます。
またしても、うまうまとうまく口車に乗せられて、例会報告を書くことになってしまいました。しかし何分おかしな人間のおかしなフィルタを通して捉えられた例会の報告ですから、まともな事実として記述できるか、はなはだ心許ないですけれど、まあ一応お付き合いくださいませ。
7月8日。東京はやはりうだるような暑さでした。なんだってこう毎日毎日暑いんでしょう。東京例会参加者に占める北海道出身者の割合は、わりと高いのですけれど(かくいう私も北海道出身なのですが)道産子にはたいへん厳しい日々であります。こう毎日毎日暑くては、ギヒヒヒヒ。
それはさておき、この日この「SRの会HP(仮)」にとって記念べき出来事がありました。数年ぶりに会場に来られた会員がいらっしゃいまして、その方、例会通知の葉書をもらっていなかったんですね。で、どうしてこの日ここで例会があるのを知ったのか。なんとその方はこのHPを覗いて、今月の例会のことをお知りになったんですね。で、HPが役に立ったぞ、ということで一同驚いたわけなのです。けれど、すぐに誰もが理性的になって、こんなことで喜ぶのは誰もこのページを覗いていないからだ、と気付いてはいけないことに気付いてしまいました。一同でよく話してみると、ここって「SRの会」で検索しても辿り着けない、恐ろしいページなんですよね。目に止まるはずがない。目をひく読み物も特にないし。ごく一方的な掲示板。大学の休講を知らせる掲示板みたいなもんだ、という意見さえ出て、せめてSRマンスリーには、ここのアドレスくらい載せようと決定しました(今まで載ってなかったんかい!)。という訳で、現段階においてこのページのこの文章を読んでらっしゃる方は、友人の電話番号を知るためにその友人に電話をかけて聞けたりする、かなり特異な才能を持った方に違いありません(あるはレオ・ブルース目当てで小林さんのHPへ行って、うっかり間違ってここのリンクを踏んでしまった方)。全く不思議なホームページですな、ここは。
さて、今回の例会ではわりときっちりした話題らしい話題がありました。まあそろそろ全国大会なので、そちらについて決定した事項の報告があったんですな。今年だか来年だかが小栗虫太郎生誕百年だかなので、それを記念する意図からか、黒死館の設定場所と言われている神奈川県で、今年の全国大会は行なわれることになったとか、ならなかったとか。この辺、極めて記憶は曖昧です。まあ詳しいことは8月のマンスリーに載るんで、そっちを参照してください。ちなみに全国大会恒例のクイズ大会では、今回小栗クイズが出るらしいので(!)、『黒死館殺人事件』くらいは読み返しておいた方がよろしいでしょう。予習。予習。
雑談では、横溝正史の再評価についての話が出ましたね。というか私が言い出したのですが。横溝正史という人は、戦後に至ってこれぞミステリという作品を書くようになったけれども、評価されるのは、その金田一ものでも初期のものばかり。中期以降の『幽霊男』とか『吸血蛾』とか『夜の黒豹』とか『スペードの女王』とか(しかし色々出てくるね)は全く評価されない。で、実は横溝という人は、ミステリに戦前からあった『エロ・グロ・ナンセンス』という例の泥臭さ爆発の代物を単に排除してしまうのではなく、うまくガジェットとして取り込もうと苦心していたのではないか。と私は見たわけ(山田風太郎のミステリも、そんな感じあるじゃないですか)。そういう文脈で読みなおすと、さっき上に挙げたようなのはどうでもいいけどさ、『悪魔の寵児』とかはエロを割合うまく使いこなせているんじゃなかろうか、そういう視点で再評価してやってもいいんじゃないの、ということを言ったわけです。で、皆に「えーっ」と否定的に言われたわけです。
再評価ということなら、と続けて言ったのはエラリー・クイーンファンクラブ会員でもある斎藤さん。『びっくり箱殺人事件』はもっと評価されるべきだ、と言うのです。犯人は何故あんな仕掛けをしたのか、という問いからぐいーっと解答まで論理で迫っていくじゃない、そこが凄いと思うんだよね。と、さすがエラリー・クイーンファンと言うべき観点から絶賛なさったわけ。それから、余り触れられないけれど横溝は結構きっちりミステリを作っていて、ホワイダニット・テーマでも優れた作品を残しているとか、そういう話題で和やかな盛り上がり方をしました。
さすがに横溝正史の話は盛り上がるね、という話になって、そりゃ皆さん読んでますからね、しかもたいてい十代のミステリが面白くてたまらない時期に、と鋭い分析をしてみせた評論家の某氏は、ただ僕は最近読んだミステリに関してはどんどん忘れていくのですが、と付け加えた。皆笑って、内心ちょっと同情した。そりゃこれだけ大量のミステリが出版されるご時勢に、片っ端から目を通していれば、内容を忘れもするわな、と。私の知るかぎりでは恐らく日本で一番ミステリを読んでいるのではないかと思われるある方も、いつだったか、近ごろはもう何が面白くて何が面白くないんだか解らなくなってきた、と零していたし。また東京発のSRマンスリーの編集にあたっている広沢さんは、近ごろ探偵漫画を読み漁ってらして、これまでは目に付くものばかり読んでいたのが腰を入れて読もうとするととても手が回らなくなる、と言っていた。あの「ライ麦畑でつかまえて」の主人公が夢見ていたように、カオスの淵という崖っ淵に立って、グーテンベルグ銀河系から零れ落ちていくものを片っ端から拾いあげていくという営みは、想像以上にきついことなのに違いない。ある意味、地雷源を素足で足探りしてゆくようなものだからだ。そう思って私は感傷的な気分になり、何だか無性に海が見たくなった。
皆さん、書評家諸氏には感謝しましょうね。
さて今回の例会には某T京S元社の編集者の方も来ていました。辻真先先生の文庫の出版の話にはじまって、これからの出版予定の話をされたのですが、それがやがて来年の予定にまで及んだので、鬼が笑う、という冷やかしが飛んで皆笑いました。ところがさらに再来年の出版予定にまで話が及ぶと、今度は一体何が笑うんだろう、とまた誰かが言って、また皆が笑った。ただそれは信じて待つことにくたびれたような笑い方で、私は何故だかふと、故郷の母親の笑顔を思い返していた。私は何だか無性に海が見たくなった。
ま、そんなこんなで二次会です。
二次会では二テーブルに分かれたのだけど、どちらも非常に濃い話になってしまいました。
一方ではフェアプレイとはなんぞや、ひいてはミステリとはそもそもなんぞやといった基礎的な(それだけに危ない)議論で白熱し、もう一方では『黒死館』についてのかなりカルトな話題で盛り上がっていました(この時気付いたんですけれど、この会って『黒死館』を二回、三回読んでる人がざらなんですよね。かくいう私も二回読んでますけれど)。(ちなみに前者の議論について、ちょこっと障りだけ言いますと、次の通り。ノックスやレオ・ブルース(ヨイショ)に代表される英国ミステリと、クイーンに代表される米国ミステリとは全く別個のもので、同じフェアプレイという尺度ではかってはいけないはずが、あまりこの点について突っ込んだ議論というのはなかったのではなかろうか、と。というのは英国的な長編ミステリというのはパズル――つまり、肝心なパーツは欠けているけれど、バラバラにばらまかれた伏線のピースを集めてうまく構成しなおせば、欠片も想像力で埋め合わせることのできる嵌め絵パズル――であるのに対し、米国的な、つまりクイーン的な(それもクイーン再初期の、クイーン的なあまりにもクイーン的な)ミステリというものは、ゲーム――つまり説得力という力をめぐる作者と読者のパワーゲーム――という違いがあるからだ。だからクイーンが作中でばらまくのは伏線ではなくあくまで事実で、中心となる問題も明白な殺人なのである。同じ条件で与えられた事実から、どれだけ説得力のある事実を導きだせるのか、が勝負の中心にあるからだ。一方の英国的なミステリは、意外性が命の(『Tパズル』的な)パズルである。だから、事実はことごとく、伏線としてダブルミーニング、トリプルミーニング処理で真の意味を気取らせぬように加工した上で配置されることになる。それどころかそもそも中心となる事件でさえもが、事故か自殺か殺人か、それすら定かでなかったりするのだ(中心となる事件が別の事件であったり、解決篇に至っていきなり中心となる事件が出てきたりする)。全体像がどのような形をしているかが謎なので、どの事件が中心にくるか、それすら読者に悟られてはいけない場合もあるわけだ。で、後者をフェアプレイというのはどうだろう。確かにルールを破ってはいないかもしれない。けれど詐術に塗れたこのやり方は、少なくともスポーツマン・シップには反するだろう。意外な伏線というものは、いま国際的に問題になっている、花や玩具に見せかけた地雷のようなものだからだ(人呼んで『悪魔の兵器』!)それが悪いと言ってるわけではない(悪いかな。いいや、悪くない)。だって、この卑怯さ、ずるさ、阿漕さこそが英国ミステリの素晴らしさなんだから。ただ、最初に言った通り、フェアプレイという尺度をもって見ると、伏線主導型ミステリは分が悪くなってしまう。確かにフェアプレイには反しているのだから。といって単なるアンフェアなのではない。さながらかのサッカーの王様が手でボールをゴールへ押し込んだ、あの「ゴッドハンド」的な、奇跡的「ファウルプレイ」としての素晴らしさがあるのであって、フェア/アンフェアという尺度ではなく、フェアプレイ/ファウルプレイという尺度でとらえられるべきものなのだ。さらに噛み砕いて言えば、伏線主導型の作品は、フェアプレイを意識してバレバレの伏線をたっぷり張ってある作品よりも、トリッキーで、言われてみれば確かにそういう見方もできないこともないけれどそれが直接読者を真相に導く手がかりとは言い難い、と苦笑しつつ文句のひとつも付けたくなるような、極めていかさま的な伏線を多用してある作品の方こそ、高く評価されてしかるべきなのだ。だってフェアより、卑怯さのみに重点を置いてるんだもの(あの、一応断っておきますけど、悪口を言ってるわけじゃないですよ。徹底的に肯定的な話ですからね。本当に。私チェスタトンとか大好きですし。あの悪魔的伏線の炸裂する『奇妙な足音』とか。脱線ついでにちなみに言うと、チェスタトンが最も好んだお伽話は『巨人殺しのジャック』で、チェスタトンの好みのこの手の作品に対してバーナード・ショーは、『ボクシングのリングの規則全てに準じて言えば当然のこと違反とされるべき』――つまりフェアプレイに反すると攻撃するわけであるが、ショーと言えばいわずと知れた超人主義の信奉者。チェスタトンのブラウン神父ものは、単にホームズの裏返しとして書かれたとみなされているけれども、実はホームズに象徴される超人思想的な存在に対する激越な反感から産み出された物語だったのではなかろうか――といったようなことは、私がくだくだしく言うまでもなく、おそらく巽昌章さんあたりが国書のチェスタトンの解説あたりで語ってくれることでしょう。しまった、すでに例会報告の範囲をはるかに逸脱している)。なのに、どうもフェアさにこだわって、そういうずるさを肯定する観点が欠落している人もいるようである。これが口惜しい。だからこの際クイーン式の論理重視のミステリと、英国的な伏線主導型のミステリとを分けて考えようと言うわけだ。なので、今後は論理重視のミステリはフェアプレイの尺度ではかって、伏線主導型のミステリはファウルプレイの尺度ではかりましょう。いかにフェアかではなく、いかに卑怯か。そういう観点で読むと倉知淳は当代随一の卑怯者で、むやみやたらと素晴らしい、という話をしたのだが、もう明らかにこれは例会報告の範囲を逸脱しているようだ。うーむ)
といって、毎度毎度こういう濃い話ばっかりしてるわけじゃないですよ。たまたまです。たまたま。普段は牧歌的な和やかな会なので、関東在住で興味をお持ちの会員の方、恐がらないで例会に来てみてくださいね。
(文責・小貫風樹)
8月例会(8月12日)のご報告
すっかりなまけてしまっておりましたが、ひさしぶりの例会報告です。
8月12日(日)「ルノワール」の渋谷店・第6会議室において、13時から17時まで東京例会が開催されました。ずいぶん時間が経過しての報告なので、何人出席していたのが、どんな会話が交わされたのか、全く覚えておりません。とりあえず、記憶に残っていることをお伝えしようと思います。
この日は発送例会でした。マンスリー317号(特集 ちょっとここがヘン)の発送作業を行ないました。作業が特に支障なく進んだので、この日の出席者は比較的多かったことが推測されます(出席してたのに何で、推測してるんだ……)
そして、全国大会の詳細についても連絡しました。
きちんとワープロで作成した「案内状」をお配りするつもりが、プリンターに裏切られてしまいました。そのため、ディスプレイを見て、手書きしたものをコピーして配るという「なんだかなぁ」という状況になってしまいました。あらためて機械文明の脆さを悟った次第です(そんなおおげさな……)
とりあえず、そんなところで。 (文責・廣澤吉泰)
9月例会(9月9日)のご報告
9月9日(日)「ルノワール」の渋谷店・第5会議室において、13時から17時まで東京例会が開催されました。9月1〜2日にかけて「全国大会」を開催したので、例会をするかどうか悩んでいたのですが「大会に来られない人もいるから」ということで実施することにしました。いつもの例会に比べると、出席者が12名というこぢんまりした集まりだったのですが、うち7名が大会には来ていない方々でしたので、その点ではやってよかったといえるのではないでしょうか。
さて、先に発行された「マンスリー317号」に「創立50周年記念大会」の詳細が掲載されました。皆さんはご覧になりましたでしょうか。東京例会では、どのパターンで参加するのかが話題になりました。東京からの参加者にとってはGの「記念大会レセプションパーティー」にどう対処するかがポイントです。終了予定は午後8:30となってますが、大概は去りがたく10〜20分は溜まっているもの。そう考えれば、その日のうちに帰るためには、パーティーの途中で「失礼!」しなければならなくなる……。と、あれこれ悩んでいたのですが、結局は――
「先のことは、もう少し先で考えよう」
と、いうありがちな結論に達しました。なにしろ、申込の〆切は来年の1月10日ですからね。
ところで、12月に発送予定の「SRマンスリー」319号の特集は「○○再評価」です。初読のときおもしろいと思わなかった作品を、再読してみて「面白い!」と思った体験はありませんか? そういった原稿をいただければ幸いです。あと、SRの会での評判はイマイチだけど、俺はこの作家が好きだ! という形での「再評価」もありです。大会等で顔を合せた会員諸氏からは、
「最近、△△を読み返しているんですよね。すると印象がかなり違って……」
なんて声をけっこう聞いて、なかなかタイムリーな特集だったか、と自負しておったのですが、9月23日現在でひとっつも原稿が来ておりません(笑い)よろしく投稿のほどお願いいたします。
次回の例会は、10月14日(日)です。時間は同じく13〜17時、会場はルノワール渋谷店6号会議室です。今度は、たくさんの会員の方が出席されることを期待しています。
(文責・廣澤吉泰)
10月例会(10月14日)のご報告
10月14日(日)「ルノワール」の渋谷店・第6会議室において、13時から17時まで東京例会が開催されました。今月は出席者が15名にのぼる、なかなかの盛会でした。
今回、特筆すべきはオークションでしょう。出品されたものの主なところを紹介すると……
有栖川有栖『作家小説』(幻冬舎)
『都筑道夫名探偵全集I』(出版芸術社)
天藤真『絶命詞』(双葉社)
N・ブレイク『証拠の問題』
「別冊宝石 119号」
山田風太郎『忍法創世記』(出版芸術社)
と、いったところです。あと、西澤保彦『異邦人 fusion』(集英社)が2冊出品されていたのは驚きでした。それぞれ、同じ価格で落札されたのでオークションの胴元としては、ほっとしたところでした。
ちなみに、この日の最高値は「別冊宝石 119号」。『地平線の男』が入っているもので、これが高値といっても900円ですから、市場価格に比べれば、かなりの格安です。おそるべし、東京例会オークション……。
ただし、来月も同じような出品があるとは限りませんので、あしからず。
ところで、12月に発送予定の「SRマンスリー」319号の特集は「○○再評価」です。初読のときおもしろいと思わなかった作品を、再読してみて「面白い!」と思った体験はありませんか? そういった原稿をいただければ幸いです。10月23日現在でひとっつも原稿が来てません(焦り)
〆切は、10月31日です。特集以外の原稿でも募集しています。よろしくお願いいたします。
次回の例会は、11月11日(日)「ルノワール」の渋谷店・第6会議室において、沢田安史氏の「バウチャーコンレポート」を予定しています。時間はいつもとおり13時から17時までです。よろしくご出席のほどお願いします。
(文責・廣澤吉泰)
11月例会(11月11日)のご報告
11月11日(日)「ルノワール」の渋谷店・第6会議室において、13時から17時まで東京例会が開催されました。出席者は先月に引き続いて15名でした。お馴染みのメンバーの多い参加者の中で、ひさしぶりに石川さんが(約2年ぶりくらいでしょうか)参加してくださったのはうれしいことでした。ひたちなか市から、わざわざの参加です。翌日の仕事が早いため2次会に参加いただけなかったのは残念でした。また来てください。
さて、当日は、炭疽菌にも感染せずに、無事帰国した沢田安史氏の「バウチャーコン帰朝報告会」となりました。デジタルカメラで撮影した映像を、会議室備え付けのテレビ(小さかった……。もう少し大きいものだとさらに良かったのだが……)に映しながらの報告会でした。
E・D・ホウク、スー・グラフトン、ピーター・ラヴゼイ、イアン・ランキン……といった面々が集まっては、酒を飲み、セッションに参加し、サイン会を行なうという、まさにミステリファンにとっては夢のような集いといえましょう。来年開催される「SRの会 50周年記念大会」もそういった充実したものになるんだろうな、と感じた次第です。
次回の例会は、12月9日(日)「ルノワール」の渋谷店・第6会議室において、「SRマンスリー」の発送作業を予定しています。時間はいつもとおり13時から17時までです。発送作業に遅れてきた会員は、投函の刑に処せられることとなりますので、ご注意を。
(文責・廣澤吉泰)
12月例会(12月9日)のご報告
さる12月9日(日)に「銀座ルノワール渋谷店」の6号会議室で、午後1時〜5時にかけて「SR関東例会12月例会」が開催されました。会場の定員を上回る17名もの出席者がありました。
当日は「SRマンスリー」の発送作業を行うはずでしたが、刊行が遅れているため作業はなしとなりました(なるべく早く皆様のお手元に届くよう、鋭意編集中です)。その代わりに、2月に開催される「SR50周年記念大会」に関する報告がなされました。要点としては、
・記念のTシャツをつくる。
・犯人当ての朗読は、関東側で選ぶ。
・古本のオークション(入札)担当は沢田安史氏・野村恒彦氏
(竹下蔵書・大野蔵書が主。量としてはダンボール3箱分)
と、いったところでしょうか。
あとは、恒例の自己紹介&「最近読んだミステリの紹介」となりました。
新刊では芦辺拓『グランギニョール城』(原書房)、殊能将之『鏡の中の日曜日』(講談社ノベルス)といったところが好評でした。あと、若桜木虔・矢島誠の『新本陣殺人事件』(河出書房新社)を読まれた方もいらっしゃいました。古い本では、多岐川恭の短編「団地のロメオ」は良かったとの感想もありました(どうやって、読めばいいんだ、とのツッコミが入りそうですが……)
次回の例会は、平成14年1月13日(日)に「銀座ルノワール渋谷店」の6号会議室で開催されます。時間は、午後1〜5時です。奮って、ご参加ください。また、いよいよ「SRの会」でも「2001年ミステリベスト10投票」が開始されます。こちらの方もたくさんの投票・コメントをお待ちしております。
(文責・廣澤吉泰)