バンコク

左の写真は、バンコク市内の運河から乗ったボートから写した写真。遠くに大きなビルや寺院が見えるがその1番手前、川沿いにトタンでできたみすぼらしい家が、タイの庶民の家だ。この対比がすごい。バンコクの街の中もこのような貧民窟のような場所と遺跡や大きなビルが混然としてそこにある。

☆ラッキー仏陀?だまされた?ウソ?ホント?

バンコクから帰る日の前日。いちおう大きな寺院は見ておきたいなと思い、『ワットポー』のねそべった大きな仏像を見にいったら、その寺院の近くをうろついていると、通りがかりのおじさんが「今日はお祈りの日で、セレモニーがあり、ワットポーには入れない」といったようなことを話し掛けてきた。(ここで、う〜ガイドブックによると絶対に話し掛けてきたことを間にうけてはいけないということを思い出し疑い深く接したのだが)30バーツ(日本円で90円)で4つの寺院を回ってくれると言う。ほう、30バーツいやに安いなとは思ったので「why cheap?」と聞くと「ツーリストセンターでジュエリーの展示会があり、そこによってくれれば、トゥクトゥク(バンコクの乗り物)の運ちゃんがガソリン代の券がもらえるからだという。「宝石は買わなくていいか?」と聞くと「OK!」ということなのだ。「お腹がすいているので、途中で食事をしたい」と言うと「待ってるから、no problem!」そこで乗ることにした。そして、街の中で食事をして(トゥクトゥクの運ちゃんは、待っててもらい、チャーハンを食べ、

 まずは、『ラッキーブッダ』−−−そこは小さな寺院で、地図にものっていない。(今思えばそこで、おかしいなあと思うべきだったのだが)いかにももっともらしい人物が布をかぶせた仏像の前で、いろいろ説明してくれる。700年ごろの日本で言うと奈良時代の頃の物だと言う。うん、確かに。そして、布を仏像のひざのところまでめくって見せてくれた。黒い仏像なのだ。(あとで友人にラッキーブッダというのは大黒様だと聞いた)少しどこから来たのかなど話して、もう少し見せてくれることになり、首までめくってくれたが、顔は見せられないそうで、同じような仏像が表の方にあるから行ってみろといわれ、表に回ると地元の青年が仏像の前でお祈りをしていた。

 『謎の青年』−−仏像の前でお祈りをしている青年(20才ぐらいだろうか?)が話し掛けてきた。日本語がとても上手なんで「you speak japanese word very well!」というと「私の父は、日本人で、母はタイ人」だと言う。そこでジュエリーの話を聞いた。そのツーリストセンターでやってる宝石展示会は、年に1回開かれる免税で宝石を売る最後の日 だという。(宝石に興味のない私は「ふ〜んそうなのか」とたわいもなく聞いていたのだが)彼が言うには、「私も去年30万で買った宝石が日本で60万で売ってきた」という。そんな高い買い物できっこないと思いつつも、へーと感心してしまう自分。そして、そこをあとにし、またトゥクトゥクでその宝石展示会に向かった。

『宝石商』−−そこがトゥクトゥクの運ちゃんにとっては、目的の場所だったのだからよらないわけにはいかなかった。いちおう店の中へ入って割腹のイイおじさんが対応してくれて宝石を見せてもらった。ルビー、サファイヤ、こっちはドしろうとだから、全くわかりゃせん。ほうまあ、見るだけならと思いつつ安いの(3000バーツ)ぐらいのがあったら買ってみようかな?くらいは考えたが、値札を見て、あきらめた。(それが正解だったのだが)「very expensive for me」と言って断った。その時思い出された歌〜そうね、た〜んじょうせきならルビーなの、そんなこおとばが、ああたまにうずまくよ(寺尾聡風に)そうか家内の誕生石ってルビーじゃなかったかな?(ところが家に帰って聞いたらルビーじゃなくてぺリドットだった〜うーん阿呆なオレ)

『大理石寺院』−−次の場所は『ワットベンチャマポビット(大理石寺院)』屋根の瓦以外は全部大理石でできているという寺院。ほう、と感心しながらもどってみると、トゥクトゥクがいなくなっていた。(そうか自分の目的は達したからなあ)しかし30バーツもいらなかったんだ。結局、無料でまわってもらったわけか。ラッキーラッキー!まさにラッキーブッダ!などと思いつつ、他のトゥクトゥクを拾ってホテルに帰った。

☆しかし、日本に帰って驚いた!テレビの『オフレコ』という年末の特番で、これと全く同じやり口で、宝石を買ってだまされ泣きを見た学生の話をやっていたというのだ。お〜!私はやっぱりラッキーブッダ!コワイヨ−バンコク!