シクラメンのかほり  (1975)  作詞、作曲/小椋佳  歌/布施明、小椋佳


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真綿(まわた)色した、シクラメンほど、清(すが)しいものはない
出逢いの時の、君のようです
ためらいがちに、かけた言葉に  驚いたように、ふりむく君に
季節が、頬をそめて、過ぎてゆきました

うす紅(べに)色の、シクラメンほど、まぶしいものはない
恋する時の、君のようです
木(こ)もれ陽(び)あびた、君を抱けば  淋しささえも、おきざりにして
愛が、いつのまにか、歩き始めました

  疲れを知らない子供のように  時が二人を追いこしてゆく
  呼び戻すことができるなら  僕は何を惜しむだろう

うす紫の、シクラメンほど、淋しいものはない
後ろ姿の、君のようです
暮れ惑う街の、別れ道には  シクラメンのかほり、むなしくゆれて
季節が、知らん顔して、過ぎてゆきました

  疲れを知らない子供のように  時が二人を追いこしてゆく
  呼び戻すことができるなら  僕は何を惜しむだろう


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