市販フラッシュカード


私が知る限りでも、何種類かの市販フラッシュカードが出ています。

まずは、ドーマン式。ドーマン式では、子どもの興味を中心に親が言葉選びをするため、市販されているカードはごく基本的なものに限られますが、親が自分で書くための白紙カードが販売されています。しちだ研究所からは、研究所が幼児のために選び出した基本1600語をカードにした「かな絵ちゃん」(文字はひらがな、カタカナのみ)、また、家庭保育園についてくる日本学校図書式カードもあります。

さて、それらがどのように違うかと言うと、ドーマン式は片面カード(文字のみ)、七田式は両面(文字と絵:文字を見せたら、ひっくり返して同時にイメージもインプットするというやり方)、いずれも1枚1秒で見せなさいという文字通りのflash cardsです。ドーマン式では、イメージのインプットは"bits of intelligence"と呼ばれる別のカードを用い、その場合はイメージばかり百科事典的に見せて行きますが、前者の文字カードでは、どちらも文字とイメージを同じ面で同時に見せないという点では共通しています。

日学式カードは両面カードですが、片面は文字(表記はドーマン式で、漢字もカタカナも使います。)、もう片面は絵と文字の両方となっています。カードの内容は、ドーマン式のbits of intelligenceのセレクションに近く、例えば「犬」というカードはなく、コリーだとかシェパードだとかがたくさん出てきます。

その点、七田式のカードは犬は「いぬ」だけ。例えば、「はな」というカードの裏にはいろんな花が描かれた絵が描いてあると同時に、「ばら」や「すいせん」のカードも別にあるという具合です。

あと、読むことを教えるに当たっての方針の大きな違いは、ドーマン式はアルファベットやひらがなから文字を教えないのに対し(ママ、ご飯など単語から教える)、七田式はひらがな、カタカナを最初に教えてから、2字の単語、3字の単語と順を追って教えなさいとするところです。


flashcards