引用集補追
さらに以前入力したものがみつかりましたので、追加します。
これ以上はたぶんないでしょう。
アシモフ、アイザック
「図々しいやつ」 EQMM50 1986 光文社 池央耿
P84 シャーロック・ホームズが年取った乞食に化けて、ワトスンがそれとは気が付かない、なんていうのも小説だから通用するんでね。現実だったら、ワトスンはたちまち変装を見破って、何だ、ホームズ、そんな汚い格好をして、何の真似だ? とか言うに違いないんだ」
「よきサマリア人」 EQMM19 1981 光文社 池央耿
P47 ゴンザロさまは時に私をお買いかぶりになりまして、シャーロック・ホームズなどとおっしゃいますが、私自身、断じてそのようには存じておりません。
井上淳
「ひからびた迷路」 EQMM46 1985 光文社
P126 「なあ、ホームズは髭なんてはやしてはいなかったはずだぜ」
ヴェリイ、ピエール
ガラスの蛇 EQMM69 1989 光文社 松村喜雄
P190、 桃の実の肌に生えているみたいなうぶ毛の横顔は、若い頃のシャーロック・ホームズを連想させる。
P214 この二人が十年早く、大学のベンチに短ズボンで座っていたら、大男と小男はシャーロック・ホームズとワトソンだ。
江戸川乱歩
「仮面の恐怖王」 江戸川乱歩推理文庫41 1988 講談社文庫
P12 有名などろぼうや名探偵の人形もあります。アルセーヌ=ルパンが、奇岩城の階段をかけおりているところや、シャーロック=ホームズが、悪漢モリアーティとたたかっているところもあります。
大阪圭吉
「デパートの絞刑吏」 幻影城11 1976 弦映社
P65 シャーロック・ホームズ気取りになるがね、『すべての否定を排除すれば残れるものが肯定である』と、どうだね。
梶龍雄
「母と子の探偵小説」 幻影城新年増刊39 1978 幻影城
P27-8 その中でおもしろかったのは、やっぱりシャーロック・ホームズでした。ポーという人の物も読みました。ルパンの物も読みました。 ほんとうをいうと、ホームズはおもしろいにはおもしろいでしたけれど、昔に書かれたので、古くさい所は好きではありませんでした。ホームズがへんにえらぶったおしゃべりをするのもいやでした。ポーに出てくるデュパンという探偵の方が古いそうですが、りくつがあって、ずっとりこうのように思えました。 それにホームズよりも、ホームズのあいてにする犯人の方が、ずっとりこうみたいです。ホームズはあとからそれをとくだけです。だれも出入りできないへやに、通風口からヘビを入れて殺したり、人の形の絵で暗号を作ったり、犯人の思いつきの方がすごいみたいです。 ぼくが特別好きなのは、”赤い髪連盟”です。犯人がどろぼうのために考え出した思いつきは、とても天才てきだと思います。そういう犯人ですから、つかまった刑事に、「ぼくはこれで皇室の血を受けている身だからね。ぼくに物をいう時は、『あなた』とか『どうぞ』とか、きれいなことばを使いなさい。」とどうどうというなんて、すごいと思います。 ぼくは感想文にそういうことを書きました。そしたらママがそれを見て、「悪い人をはめるのはおかしいわ。消しなさい。」と、いいました。
P42 でも、「二銭銅貨」はあまり感心しませんでした。ポーやドイルの暗号の方が、ずっと頭を使って解決するだけおもしろいですし、算数の数列問題というのにはもっとりくつを使って、もっとむずかしい物をとくのもあるからです。
香山滋
「オラン・ペンデクの復讐」 幻影城4 1975 弦映社
P203 私は嘗てドイルの「ロスト・ワールド」という小説を読んだことがある。そのときは荒唐無稽な作意のものとしか思わなかったが、いま忠実なキャメラの眼を通じて見せられては、この場合は信じないわけにはゆかなかった。
ギャプレル、ケネス
「バリオの狙撃者」 HMM312 1982 早川書房 田口俊樹
P132 「どんな具合かね、シャーロック・ホームズ君?」
金来成
「探偵小説家の殺人」 幻影城5 1975 弦映社
P55 その中でも彼の一番好きなのは何と言ってもホームズだった。
P56 チェッ、俺を誰れだと思っているんだ。ホームズだぞ。明智だぞ。
クリスチィ、アガサ
「ミス・マープル最初の事件」 (The Murder at the Vicarage,1930) 1976 東京創元社
厚木厚
P140 スラックは腕ききだよ。すごい腕ききだよ。シロイタチみたいなやつでね。
P160,「わたしのあの甥は、この事件をとことん楽しんでいてね。足跡やたばこの吸がらを捜すことに一日中夢中になっているよ」
ヘイドックは微笑した。
「いくつだっけ?」
「ちょうど十六歳だよ。どんな悲劇でも、あの年頃ではさほど深刻には考えないからね。彼らにとっては、万事がシャーロック・ホームズかアルセーヌ・リュパンなんだ」
P305「それはシャーロック・ホームズの秘密だよ」
P315「わたしたちはみんな内心では、シャーロック・ホームズ気撮りでいるんじゃないですか」
クリスピン、エドマンド
「夜の犬」 HMM398 1989 早川書房 菊地よしみ
P163 「シャーロック・ホームズの話に出てくる例の犬は」フェンが言った。 「闇夜に何もしなかった。あれは奇妙な事件だった」
胡桃沢耕史
「翔んでる新婚旅行」 別冊小説宝石15(2) 1985 光文社
P288「あたし、ついちょっと前、夏目漱石がロンドンでシャーロック・ホームズに会ったため『吾輩は猫である』という小説を作ったんだという、探偵小説を読んだことあるけど」
P293 現に自筆のノートは二人は目で見たのだから、シャーロック・ホームズに会って、夏目漱石が吾輩は猫であるを作ったよりはかなり確率が高い」
黒木曜之助
「虚妄の推理」 1985 春陽文庫
P82 わたしは、パイプを好むが、シャーロック・ホームズじゃない。
P116 「ミス・シャーロック・ホームズ、調査は順調に進んでいますかな」
(中略)
本物のホームズさんのほうはいかがですの? 何かわかりまして?」
P131 まったく、今どきの警視庁は単細胞のデカばかりで嫌んなるわ。シャーロック・ホームズが泣くわよ」
P148「よくここがわかりましたわね」
「ホームズの子孫ですからな」
ケネディ、ミルワード
「警察官に聞け」 HMM、338 1984 早川書房 宇野利泰
P223 「心理学の問題だよ、ワトソン君。リトルトンはスコットランドヤードの副総監の地位からして、犯人とは見られないことに自信を持って行動できた。
甲賀三郎
「妖女乱舞」 現代大衆文学全集第12巻 1929 平凡社
P502 最初の文字はRらしかった。次がA、次がC、あヽすべての五文字はRACHE!だった。それは独逸語で復讐と云う意ではないか。
小酒井不木
「趣味の医学」 小酒井不木全集第7巻 1929 改造社
P263 即ちすべての疲労感覚がやみ、頭脳が明瞭になり、両眼が輝いて来る。思考が早くなり、推理が誤らぬ。だから、シャーロック・ホームズは好んでこれを用ひたのである。
斉藤栄
「乱歩幻想譜」 1983 徳間文庫
P102 しかし、この年の最大の訃報は、なんと言っても、コナン・ドイルの死であった。 ドイルが死ぬと、JOAKからすぐ乱歩に連絡があり、「趣味講座」の時間に、ドイルの思い出話をやってくれとの依頼があった。 七月十五日の夜、七時二十五分から全国中継で放送をした。 放送を終えた乱歩は、放送局を出たところでバッタリ、準一に会った。「偉大なドイルのために、追悼のパーティをやろう」 準一に誘われるまま、二人は銀座へ出た。二人とも、酒は強い方ではないので、ビヤホールを捜して店へ腰をおちつけた。 初めはそれでも、コナン・ドイルの話だった。
桜井一
「線と点」 HMM353 1985 早川書房
P129 探偵小説という言葉には、手に汗握り血沸き肉躍るような、そして胸が張り裂けそうな夕焼け空の語感がある。怪人二十面相がそうだ。怪盗ルパンも金田一耕助もシャーロック・ホームズもそうだ。
P130 たとえば怪人二十面相、ルパン、ホームズ。確かに第三者となって、評論家になったつもりで探偵小説を考えると不自然でリアリティーがない。
「七つも顔を持つ男」 HMM360 1986 早川書房
P30 中小企業の社長の車は、サン・ミシェル通りから小金井街道を右折してベーカー街にあるドライヴ・インの駐車場へ滑り込んだ。
島田荘司
「乱歩の幻影」 小説現代二月号 1987 講談社
P298 明智はこの後、結婚して麻布区龍土町の白い西洋館に引っ越すのだが、一方でホームズのベイカーストリート・イレギュラーズにも似た少年探偵団を組織することになる。
シモンズ、ジュリアン
「二人のエラリイ・クイーンの秘密」 HMM358 1986 早川書房 宇野利泰
P28 ダンが謎解きの名手であるのは、クラスメートのあいだで有名であったが、校内誌の「アマースト・スチューデント」がクラムチャウダー・パーティ事件を記事にして載せたことから、彼は全学生からわが校のシャーロック・ホームズと呼ばれるようになった。そのホームズが、女神像の身の上に何が起きたのか、さらに詳しい説明を求めた。
「アーチー・グッドウィンの記憶をたどって」 HMM361 1986 早川書房 宇野利泰
P28 もうひとつの奇抜な憶説は、ウルフはシャーロック・ホームズと、女ながらもその好敵手だったアイリーン・アドラーとのあいだに生まれた隠し子だったというものです。
ジャックマール=セネカル
「風と共に去りぬ」殺人事件 EQMM29 1982 光文社 矢野浩三郎 P190、、、 「そのとうりだ、ワトスン君、きみの炯眼に敬意を表してあげよう。
P200「ねえ、ポール、シャーロック・ホームズと切り裂きジャックの街は、冷え冷えして、どんよりと曇っていて、苦悩と威嚇をはらんだ霧につつまれていなくてはならないんだよ。ぼくは好きだな」
P210 そうなるといよいよ、昼はコナン・ドイル、夜はシャーロック・ホームズという、二つの顔を使いわけなければならない。
P213「造作もないことだよ、ワトスン君。ジャックのところのトイレットが情報源だ。
スラデック、ジョン
「見えないグリーン」 HMM342 1984 早川書房 真野明裕
P180 「素人探偵七人会」にとって、殺人とは密室や雪に閉ざされた田舎家のことだった。それは秘密の暗号、変装、知らぬ間にきいてくる毒薬や絹のようになめらかなパンジャブ産の輪なわ(シャーロック・ホームズ物の短編「まだらの紐」参照)を意味した。オーギュスト・デュパン(海泡石のパイプと瞑想)、シャーロック・ホームズ(麻薬と推理)、あるいはブラウン神父(篤心と直感力)を意味した。偽のアリバイを持った容疑者、人の目をあざむく手がかり、法廷での暴露を意味した。書き変えられた遺言状の問題、炉格子にぶつかった頭の問題(ホームズ短編「曲がった男」参照)、そして全容疑者が一堂に会して、明かりが消えるあの決定的な瞬間の問題……。
P183 「自転車のわだち。『プライオリ・スクール』というシャーロック・ホームズ物の短編で、ホームズはぬかるみに残る自転車のタイヤの跡を見て、その自転車がどっちへ向かっているかわかると主張します。後ろのタイヤの跡が前のタイヤの跡を横切っているのを、彼は”観察”します。おわかりですね?」(中略)嫌悪の色がドロシアの顔をよぎった。「要するに、それは誤った推理だってことですわ。自転車はその場合どっちへも向かっている可能性があるんです。サー・トニー、聞いてらっしゃるんですか?」
「見えないグリーン」 HMM343 1984 早川書房 真野明裕 P185「警部、そいつはいささかホームズのほえなかった犬の話みたいじゃないか。
P191 フィンはホームズとワトスンが殺人を阻止するため辻馬車で一寸先も見えない街路を急ぐ光景を思い浮かべた。
P228 しかしながら午前中は自分よりも名高い世界の名探偵たち―シャーロック・ホームズ、ブラウン神父、C・オーギュスト・デュパン、その他もろもろ―と共に過ごすつもりだった。
P230 「おっと! いまいましい! ”珍事だよ、ワトソン君。くたびれきった探偵が夜間、脛をすりむくという珍事だ” ”だけどホームズ、彼は脛をすりむきゃしなかったよ” ”いやまったく、それこそ珍事だ”ぼくは―待てよ!」
「見えないグリーン」 HMM344 1984 早川書房 真野明裕
P206 外見で人の職業を当てる古くさいシャーロック・ホームズの時代は過ぎ去った―かつてあったとしてもだ。
P220「それはシャーロック・ホームズ流の古臭い問題さ。
セイヤーズ、ドロシー
「真珠の首飾り」 HMM345 1985 早川書房 関桂子
P94 ピーター・ウイムジー卿がピンセットと小型の拡大鏡、小さな折り畳み式ものさしを持っていたのは当然のことだろう―なにしろ上流社会のシャーロック・ホームズと呼ばれる人だ。
ダークス、ジョン、H
「本の中のもっとも古いトリック」 HMM, 362 1986 早川書房 佐藤ひろみ
P89 わたし個人としては、この聖職者が、我々はシャーロック・ホームズの冒険物語やクレイター判事の失踪などの子細を話し合うために定期的に集まっているものと想像して、会の趣旨を誤解していなければいいのだがと思った。
都筑道夫
「南蛮大魔術」 くらやみ砂絵 1982 角川文庫
P141 「これは、おどろいた、どうして、おわかりになったんでございます?」「話してしまうと、ありがたみがなくなりますよ。目をまるくするほどのことじゃない。ちょっと気をつけてみれば、だれにでもわかることです」
「砂時計」 EQMM46 1985 光文社
P92「あなた、実はシャーロック・ホームズさんですか」
P93「かなりシャーロック・ホームズですね、やっぱり」
デレフォード、ミリアム、アレン
「さらばフォークナー家」 HMM339 1984 早川書房 延原泰子
P90 もし真相が本当にわかったのなら、あなたはフィクションの世界の第一級の探偵の資格があります。メグレやホームズやデュパンなどのそうそうたる探偵の仲間入りです。
Knox, Ronald A.
「The Footsteps at the Lock」 1928 Methuen
P39 "Holmes, I seem to see what you are hinting at. We're on the tracks of a murder, after all"
p107-108 and I do very humbly to follow in the footsteps of your great Holmes.
野村胡堂
「美しき人質」 銭形平次捕物控天の巻 1971 広済堂出版
P30 「財布の紐が懐からはみ出して、その上あわてて居るところを見ると、その辺で飲んだ末、割前勘定が払えなくて友達に何んか嫌なことを言われたんだろう」 平次はニヤリニヤリと、シャーロック・ホームズみたいなことを言うのでした。
パーマー、スチュアート
「犯罪博物館の謎」 HMM330 1983 早川書房 山本俊子
P57 「あたしたちがベイカー・ストリートの221Bに居るんなら、抜き書き帳と索引を探してもらうんだけど、残念ながらここはシャーロック・ホームズの書斎じゃないの。
バレイジ、A、 M
「遊び相手」 HMM352 1985 早川書房 山本俊子
P37 つんと澄まして怒りっぽく、学者らしい鋭敏な風貌が彼の理想だった。たとえばちょっぴりオールドミスがかったシャーロック・ホームズといったような。
パレツキー、サラ
「スキン・ディープ」 HMM421 1991 早川書房 山本やよい
P24 つまり、十八時間ほどあるわけだ。シャーロック・ホームズはこれよりむずかしい問題をもっと短い時間で解決している。
バローズ、エドガー、ライス
「ターザンの世界ペルシダー」 (Tarzan at the Earth's Core, 1929) 1976 東京創元社 厚木厚
P187 ジャナが立腹した理由を推測するには、シャーロック・ホームズのような直感は要しなかったし、ジェイスンは彼女の不機嫌の原因に気づかないほど頓馬でもなかった。
ハワード、クラーク
「クワイ川に帰る」 EQMM77 1990 光文社 酒匂真理子
P64 「今夜あなたに話すつもりだったの。だから、そんなシャーロック・ホームズみたいな目つきであたしを見ないで。
ヒールド、ティム
「死亡記事担当御一行様」 EQMM76 1990 光文社 宮脇孝雄
P60「消えた特別列車」なんてのを読んでたよ。
P66「ワトソン君!」そう叫ぶと、ボグナーは恐ろしい目でハスリングハーストをにらみつけた。「きみは確かブランドがロンドン図書館で『消えた特別列車』を読んでいたといったね」
(中略)
そう、そのとおりだ。ブランドが読んでいたのは『消えた特別列車』という本だったよ。何の本だか知らないがね」
P68 鉄道ミステリーの古典『消えた特別列車』を読み込んで参考にしたのもブラントである。
ブラッシュ、キャサリン
「シルク・ハット」 HMM365 1986 早川書房 羽田詩津子
P76 なぜこんなことをしたか、シャーロック・ホームズまがいに詮索してもらう必要はない」
プロンジーニ、ビル
「サンクチュアリ」 HMM348 1985 早川書房 伏見威蕃
P26 「たいした女シャーロック・ホームズだ。ケリーは銃身とエレクションの区別もつかないのであります!」
プロンジーニ、ビル&ウォールマン、ジェフリイ
「ハウス・コール」 HMM332 1983 早川書房 山本やよい
P140 ハウスコールがひとつ余分だってことは、シャーロック・ホームズじゃなくたってわかるでしょ」
ホック、D、エドワード
「最も危険な男」 EQMM23 1981 光文社 酒匂真理子
P106 「モリアーティ教授のような犯罪の大家というわけですか」
「不可能殺人」 EQMM30 1982 光文社 山田順子
P39「そして、偉大な探偵サー・ギデオン・パロと、ワトソン」「わたしはワトソンとは言いがたい」
P42 念を入れて指摘したとおり、被害者、探偵、ワトソン、第一容疑者、若い恋人のカップル、最も疑わしくない人物、それに作家。
「バウチャーコン殺人事件」 EQMM84 38 光文社 酒匂真理子
P61 ホームズものやパルプ雑誌の復刻版が専門のいくつかの小さな出版社や、平易な教養書を出版している大学出版部の展示品もあった。
モーティマー、ジョン
「騎手の死」 EQMM59 1987 光文社 宮脇孝雄
P108 ツイードの肩かけに鹿撃ち帽といういでたちの勅選弁護士、フィリダ・アースキン=ブラウンは、おかしなことに、赤毛で人好きのする女性版シャーロック・ホームズといったところだった。
P115バスカビル家の犬は、私の首筋に哀れっぽい吐息を吹き付けていた。
P118「これからどうします? 四つん這いになって、使い古しの封筒にタバコの灰を集めますか」
山本禾太郎
「幽霊写真」 幻影城8 1975 弦映社
P110 「……君は、いつか西洋の有名な探偵小説家が心霊現象を真剣に研究しているという話をしたことがあったな」
リード、メアリ
「猫で殺す」 EQMM72 1989 光文社 夏来健次
P65 ほら、「バスケットボール家の犬」だったか「まだらの手」だったか、どっちかで毒ヘビを使ってたじゃないか」
(中略)
それに、呪われた当主を死に追いやるような魔犬が出没する流砂の荒野も、そのへんにはないし。
ルーズベルト、エリオット
「大統領夫人は名探偵」 EQMM44 1985 光文社 酒匂真理子
P240 これほど型破りなベーカー街遊撃隊員はかつてなかった。がんばれ、R夫人!
「大統領夫人は名探偵」 EQMM45 1985 光文社 酒匂真理子
P243「わたしはシャーロック・ホームズについてこれまでに印刷された文章はひとつ残らず読んでましてね。
P274 「エドガーの仕事がほしくないか?」彼はくすくす笑いながらたずねた。
「シャーロック・ルーズベルト、連邦捜査局長官てわけだ」
レズニコウ、ハーバート
「月長石のイヤリング」 (The Moonstone Earrings, 1990) HMM422 1991 早川書房 後藤安彦
P159 ねえ、今度フィルム・ソサエティにむかしのシャーロック・ホームズものがくるんだ。ベイシル・ラズボーンとナイジェル・ブルースが出るんだ。あれはほんとにすばらしいよ。