いろいろホームズや乱歩の関連のメールはいただくのですが、山中峯太郎ファンは思っていたより少ないもの。ようやく同好の士の応援メールをいただきました。「愉快、愉快」というところでしょうか。
徳間文庫の「新・日本SFこてん古典」を手に入れようと、検索をしたらこのサイトがヒットしました。
山中峰太郎は文春文庫の「敵中〜」と自伝の「陸軍の反逆児」しか持ってないのですが、あの子供の頃夢中で読んでいたポプラ社のホームズが山中峰太郎だったなんて!!
驚き桃の木!!
実家に帰って読み直そう!!
本郷さんのシリーズを全部読んでみたいんですけど、なかなか手に入らない・・・
山中峰太郎の本は結構いい値段だし・・・
地道に古本屋チェックに精を出します。
いや〜いいサイトを見つけたなぁ〜
今日は祝杯をあげよう!!
それと、リストになかったようなのですが(見落しかなぁ・・・)伝記もので「秋山好古」(正式タイトル忘れました)を書かれてますね。私は松山の県立図書館でしか見つけれませんでした。もちろんしっかり全ページコピーして大切に持ってま〜す(^^)
突然乱入でお邪魔しました〜
メールありがとうございます。
最近は峯太郎の作品が絶版なのであまり訪問者がいないので、歓迎いたします。
文春文庫の「敵中横断三百里」ですか?わたしは持っていません。よろしければ書誌データを教えていただけないでしょうか?おねがいします。
「陸軍反逆児」もおもちとか。私はこれはもっていますが、これを持っているとは十分峯太郎フリークの資格ありでしょう。
それから「将軍秋山好古」(新潮社、4月)は昭和9年に発行されています。
(平山2000/11/16)
平山様
> 文春文庫の「敵中横断三百里」ですか?わたしは持っていません。よろしければ書誌
> データを教えていただけないでしょうか?おねがいします。
失礼しました。
手元に実物がなかったので、うら覚えで書いてしまいました。
講談社の復刻の文庫です。
申し訳ありませんでした。
私はもともと日露戦争を調べていて、「敵中横断三百里」にあたり、両親が大変懐かしがったので山中峰太郎の名前を覚えました。
そして、直ぐに「将軍秋山好古」を読み、その作者が山中峰太郎だったので、大変驚いた覚えがあります。
この二作を読んで、その陸軍の知識の深さに、この人物は軍人だったのではないだろうかと、ずっと思っていました。
そして、「陸軍反逆児」を読んで、その予想があたったことを、妙に満足してしましました。
このあたり、ミステリーファンの自己満足でしょうか(笑)
森川久美の漫画についての文章が有りましたが、私はあの漫画をタイムリーで読んでました。
あの元ネタは生島次郎(でしたっけ・・)の「黄土の奔流」だと当時耳にし、それを読みました。
これも、元ネタと言うにはおおざっぱ過ぎる気がしますが・・・果たして、森川久美が山中峰太郎を読んでいたとは・・・当時の作品群からみて(ルネッサンスですから・・)・・・ちょっと・・・
みなさんは、山中峰太郎に接したきっかけはなんだったんでしょう?
なるほど、少年倶楽部文庫ですね。
日露戦争をお調べになったのは卒論かなにかでしょうか?峯太郎はほかにも日露戦争関係の本はかいていますが、私も全部は呼んでいません。
「黄土の奔流」は私も読みましたが、それが元ネタとは気づきませんでした。(もっともかなり昔なので覚えていない…)でもまあ少なくとも名前は使ってますよね。
私が接したきっかけはやはりポプラ社版のホームズです。それから少年倶楽部文庫。そしてちょっとこれは逆説的になるのですが、ポプラ社版が絶版になったことのショックが改めて見直してみたいというきっかけになりました。
(平山2000/11/17)
平山様 こんばんわ
杉澤秀明です
前回はありがとうございました
実は今回「爆進三人男」を入手しましたのでご報告
ヤフーオークションで800円!安い!
他に入札者はただの一人もなく、この価格です!
安く買えたのは嬉しいですが「誰も欲しがらないのか山中峯太郎」という感じですね
昭和5年 同盟出版社 初版です
もし年表未記載でしたらよろしくお願いいたします
小山版の「三百里」アップなさったんですね
私も「小山版は映画のタイアップで小国英雄改訂のシナリオ合わせ変更説」を支持します
映画のシナリオは「スクリーンストーリー黒澤明 シナリオ小国英雄」という感じで、ほとんど「小国版」といっていいとおもうのですが二つの原作と二つの映画(片方はシナリオですが)の比較は素晴らしい研究になりますね。
「爆進三人男」ははじめてきく書名で、びっくりしています。もちろん年表にはのっていません。新発見だとおもいます。もう御手元にはとどいたのでしょうか?よろしかったら内容、発行月をお知らせください。
ヤフーオークションは最近までときどきのぞいていたのですが、あまりほしいものがなくて今はあまり見ていませんでした。ところがそういうときに出てくるんですよねえ。しかしもし知っていたらうっかり杉澤さんとせっているところでした。うーん、もうオークションはおまかせします。
>二つの原作と二つの映画(片方はシナリオですが)の
>比較は素晴らしい研究になりますね
ほんとうは見比べながらもっと深く研究したいところですが、テレビは子供にとられてしまっているので…。
今日国会図書館にいって「国境第一戦の前後」というのを読んできました。日露戦争史のよみものなんですが、びっくりしたことに、小山書店版の冒頭部にある金子男爵と伊藤博文の会話とよくにた記述で始まっていました。なるほど、これをくっつけたわけですね。
ほかに「戯曲人妻」というのも読みました。これはイギリスの戯曲を知り合いが翻訳し、峯太郎が手をいれたという恋愛劇です。大正時代は峯太郎は児童作家というよりも、婦人雑誌が主な活躍の場だったようです。
平山(2000/9/14)
平山様 こんばんわ ごぶさたしております
勝手に「剣侠児顕彰会」を名乗っている杉澤秀明です
「敵中」が放送されるんですね それはとても良いことです。平山様は映画はご覧になっていらっしゃらないんですね!
今回初めて知りました。
実は私セルビデオを持っております、ずっと前から!
大映から3800円(だと記憶してるんですが)で発売されたときすかさず買いました。
脚本が黒澤明だというのも有名なハナシで岩波の「黒澤全集」に活字化されて収録されています。
一時は黒澤明が自分で監督するつもりで脚本を書いたようにも記憶しておりますが、もし黒澤明、三船敏郎コンビで映画になっていたら今とは全然扱いが違っていたでしょうね。山中峯太郎もいまより少しはみんなに知られていたかも。
ところで「敵中」は再映画化されそこなっています。
正確に何年かはわかりません(すごく前 昭和50年代?です)が、監督佐藤純弥、主演千葉真一で映画化が企画されたんです。
映画雑誌(キネマ旬報)の「今年の企画ラインナップ」に載っているのを見て「公開されたら絶対見に行くぞ」と思ったんですから間違い有りません。
結局幻の企画になってしまいましたが制作は東映だった気がします。
もしかすると松竹かなあ?う〜ん、あやふやでごめんなさい。
おひさしぶりです。
おっしゃるとおり、見たことが有りませんでした。杉澤さんのほうがファンとして年期が入っているとお見受けします。御指導よろしくお願いします。
「黒沢明全集」ですか。インターネットで検索した時に、それらしい情報はあったのですが、まだ確かめていませんでした。
千葉真一の「敵中」もいいですね。きっともっとアクションシーンが豊富になったことでしょう。CGをふんだんに駆使した「亜細亜の曙」も荒唐無稽にハリウッドか香港あたりで作ってくれないでしょうか。(平山/2000/8/6)
HP読みました。
私は26歳ですが、小学校のときに氏の翻訳で
シャーロック=ホームズを読み、のめりこみました。
夏休みに学校で借りていた本が読み終わり、図書館で借りたところあまり面白くな
い。新学期が始まるのを心待ちにしていた記憶があります。
2年ほど前から「あの名作をもう一度」という気持ちがとても強くなり、探し始めた
ところでした。絶版とは知りませんでした。ショック。
私は氏のお名前も出版社も覚えていなかったので
苦労しましたが、氏が作家であることが分かり、早速図書館で本を借りました。「見
えない飛行機」です。
そんなバカな!というくだりも多々ありましたが、ハラハラドキドキこんなに本で興
奮したのは何年ぶり?
というほどの感動体験でした。
懐かしの「や、や、や。」というホームズの台詞は氏のオリジナルだったのですね。
もう一度読みたいんです。
がんばってください!
お便りありがとうございます。
最近は峯太郎訳のホームズも、あまり古本屋に出回らなくなってきました。運がよければ数百円でかえるのですが、最初の版のカバーがついていたりすると、数千円という値段になってしまいます。ただ上野に最近できた国際児童図書館とかだと、所蔵しているとおもいます。インターネットでお近くの図書館の蔵書を検索してみてはいかがですか。(平山)(2000/8/6)
最近インターネットで山中作品を検索している毎日ですが、ヒラヤマさんのおっしゃるように、X万円から高いものでン十万円もする。金のあるコレクターなら平気で買える金額なのかもしれませんが我々読書好きの一般庶民としては、とても手が出ない値段がついているのはやはりどうかとおもう。
おっしゃるとおり!!
それも紙の質がわるいから、せっかく大金をだしてかっても、酸性紙だからそのうちボロボロになったりして…。峯太郎没後50年で版権フリーになったら、電子版の全集でもだしましょうか?(平山)
(2000/6/1)
初めてメールいたします。
「亜細亜の曙」で検索してヒットしました。
実は椛島勝一の作品を収集しておりまして、本日、名古屋の古書店から、「実録・亜細亜の曙」 第一部(初版・函・美本) 山中峯太郎 文藝春秋 昭37年を買いました。現物は見ていないのですが、書店の話では、椛島の絵も入っていると言う事なので、目的の本だとは思うのですが、「第一部」という記述が気になります。
貴ページには、峯太郎倶楽部に「続実録・アジアの曙」という本が有ると言う記載があり、第三革命(この辺意味が分からないのですが)を扱っているということでした。で、その後に「アジアの曙・第三革命の真相」を持っている人からのメールが紹介されていましたが、「続実録・アジアの曙」=「アジアの曙・第三革命の真相」ということでしょうか?この本は文芸春秋からの出版でしょうか?
さらに、一番のポイントは「続実録・アジアの曙」に樺島勝一の挿絵はあるのでしょうか?
もしご存知でしたらお教え下さい。
メールありがとうございます。
「実録・亜細亜の曙」についてですが、私のホームページからの引用になりますが、いまのところ以下のようになっています。
(1)1962年に雑誌連載が「実録・アジアの曙」(「文藝春秋」2-10月号)
(2)同年に単行本出版が、「実録・アジアの曙」(文藝春秋新社、10月)
(3)1963年に単行本として「実録・アジアの曙第三革命の真相」(文藝春秋新社、11月)
(4)さらに1964年に「実録アジアの曙」(全一巻)(二見書房)
がでています。
(3)はおっしゃる通り(2)の続編です。(2)をお読みになれば分かると思いますが、革命で清を倒して中華民国が建国されたのが第一革命、中華民国を乗っ取った袁世凱を倒そうと山中峯太郎が孫文を助けたのが第二革命(すなわち(2))、それに失敗したもののもう一度決起したのが第三革命というわけです。
(3)に樺島勝一の挿絵があるか、ということですが、本文中にはありません。しかし箱には彼の筆と思われる、机を十人くらいの支那服の男達が囲んでいる絵がありました。これが(2)から借りて来たものかどうかは、パラパラとみただけではわかりませんでした。(4)は私はもっていないので、わかりません。
ところで現在CATVなどで放送されている「アジアの曙」のタイトルバックは、(2)の樺島勝一の挿絵がつかわれています。またもしかしたら(1)をお探しになると、もっと挿し絵がみつかるかもしれません。雑誌収録時の挿し絵が単行本でははずされることがよくあります。(平山)
メールありがとうございます。
良く分かりました。
>(3)に樺島勝一の挿絵があるか、ということですが、本文中にはありません。
助かった!!これで探さずに済ませられます。(2)には4〜5枚入っていそうなのですが、(3)にはないのですね。
>もしかしたら(1)をお探しになると、もっと挿し絵がみつかるかもしれません。
>雑誌収録時の挿し絵が単行本でははずされることがよくあります。
そうですね。しかし単行本ならまだしも、雑誌の古いのは探して見つかるものじゃないですから、どうでしょうか。
たった今、書店さんに手配しておいた「続」の在庫確認が届きました。本文中に挿絵はないそうです。装画が樺島勝一で、函絵だけだそうです。
私はキャンセルしますが、参考に書いておくと国立のみちくさ書店さんです。
雑誌については、とりあえず、図書館で確認されたいかがでしょうか。
都内でしたら、広尾の都立中央図書館が古い雑誌を多くもっていますし、国会図書館よりも使いやすいです。(平山)
(2000/5/24)
僕は貴方のホームページを見てこの考えに賛同します。亜細亜の曙なんて昭和の初頭で総天然色電気映像(電気映画?)をテレビジョンとして紹介したり、無限自進器(ロケット)などの先端科学をふんだんに登場させたりして今の作家など足元にも及ばぬアイデアであると思う。
しかし現地住民を土人、中国人を支那人としてあるなどの現在新たに出版するには少々キツイ表現もあるが、この辺を修正して出版するならば問題は無いと思います。
(富士見ファンタジア文庫等やわらかめの文庫。もしくはアニメ化する。)実写で映画でやってもインディージョーンズよりも凄いスケールになると思う。(本郷役は藤岡弘がピッタリだと思う。)僕が山中峯太郎を知ったのは吉岡平氏の小説である。それに学校で少年倶楽部傑作集3巻があり、亜細亜の曙や敵中横断三百里に接し、遅ればせながら山中ファンになったのです。これだけの作品を歴史の中に葬ってしまうのは日本文学史に対する冒涜であるとしか思えないし、夏目漱石や森鴎外と比較しても遜色ない作家であるとおもいます。一度署名を集めて出版社にだしてみてはいかがでしょう。そのときはメールを頂きたいと思います。もしよろしければおへんじまってます。
応援のメール、ありがとうございます。
ほんとうにすきな人はすきなんですよね、峯太郎は。当時の子供達もこれを読んで文字どおり「血湧き肉踊る」という感想をもっていたと想像しています。それに文章を読ませる力は、池波正太郎とならんで優れていたといえるでしょう。
ただし、現在はほとんど入手不可能なので、署名を集めたくてもほとんどムリなんですよね。とりあえずここで我々がこつこつとやっていくしかないです。これからもよろしくお願いします。(平山)
(2000/5/24)
「実録アジアの曙」を入手しました !
といっても、文芸春秋社版ではなく、二見書房というところで出したもので、帯には、「テレビ好評の原作」とか「6チャンネル TBSテレビ」などとかかれています。初版は昭和39年となっており、私が入手しているものは第3版で昭和40年のものです。
ともあれ、早速、読破するつもりです。先に杉澤様より譲って頂いた、「第三革命の真相」を、うずうずしながら開かずにいたのです。
まずは、ご報告まで。
ちなみに価格は1000円でした。
さて、書誌データということなのですが、どのようなところをお答えすればよいでしょうか?
巻末のクレジットは以下の通りです。ほかの部分についてはご指示をお願いします。
サイズは17.5 x 11.5 cm(新書版?) です。
「二見書房愛読者カード」というはがきが付いていました。
当時のはがきの料金は5円だったのですね。
以上です。
mikeです。
いやぁ.....びっくりしました。
いまだ(実録のオリジナルのほうを)読んでいないので、ご指摘があるまで何の不審も抱いていませんでした。
この二見書房版の「実録アジアの曙」はいかさまです。正・続を確かにまとめてあります。
いわばダイジェスト版です。
これは調査する必要があるのではないでしょうか。
即ち、(正版が手元にないのでわかりませんが)少なくとも<オリジナル第三革命の真相>における、「東京に亡命、飯が食える幸福」は、<二見書房版>では一部が削除され、途中からの部分が、<子を見に行ったが>というサブタイトルになっていました。
今日はチト眠いのでまた、明日再調査いたします。追ってご報告いたします。
私としては、文芸春秋新社版「実録アジアの曙」の新書版と思い込んでいただけに、ショックは大きいです。
どこがどう省略されているのかわからない、という部分は全体的にはあまり意味のないことなのかもしれませんが、文体としては非常に大きな意味の差があると思います。
ムムムムム...何を言っているのかわからなくなってきたので、ひとまず失礼いたします。
やはり、文芸春秋社版を探すしかないですね?!
それでは!
「敵中横断三百里」と同様に、「実録アジアの曙」もいろいろ異同があることがわかりました。なんと奥がふかいことか!(平山)
(2000/4/21)
今回は「敵中横断三百里」に関する報告です。
先頃入手した三一書房少年小説大系山中峯太郎集巻末の著者年譜を眺めておりましたら昭和三十二年小山書店刊の「三百里」は改訂版であるとの記述を見つけ、そういえばこの本はだいぶ以前に隣町の古書店にあったぞ、まだあるかなと本日出かけてまいりました。
結果は2500円で購入できました。私が行くのを本が待っていてくれたとしか思えません。
帰宅して早速少年倶楽部文庫版と比較いたしましたところ、これが全然違うんですねえ。驚嘆致しました。
文庫版の冒頭は「神武天皇が国を建てたもうて、紀元まさに二千五百六十四年のとき云々」という峯太郎一流の熱っぽい文章で始まりますが、小山書店版は「明治天皇はこの日の夜おそく、伊藤博文を宮中にまねき、奥の方の日本間にただふたり、顔を見合わせてしんけんにはなしあった」となっているではありませんか!
以下日本がロシアと開戦するに至った経過の説明が延々と続きます。
「改訂」等というなまやさしい変更ではなく、昭和32年の時点でいちから書き直した、これはもう全く別の作品ですね!
さらに最終頁に「三百里」と対をなす山中峯太郎作品「敵中四騎挺進」の主人公山内保次氏 当時陸軍少尉の死亡記事(新聞の切り抜き)が張ってあって、この本、いったいどなたの蔵書だったのか感慨深いです。記事は昭和五十年十一月十一日のものです。
実は最近「敵中四騎挺進」が組み込まれた「星の生徒」も戦後の版ですが2000円で入手したばかりでした。
以上ご報告致します。
ご報告ありがとうございます。
なんと、そうでしたか!私は「改訂版」という記述は見逃していました。文体からすると、やさしくリライトしたものでしょうか?さっそく年表にくわえないと。また死亡記事を張り込んでいたというなら、持ち主はかなりのマニアだったとお見受けします。
先日はじめて都立中央図書館と大宅文庫にいって、少々コピーをしてきました。近所にすんでいればいいのですけれど、なかなか。国会図書館は恐れ多くてまだいっていません。しかしホームズの関係で行かざるを得ないようです。(平山)
(2000/4/20)
日本シャーロック・ホームズ・クラブ大会にて、同人誌を入手。
とおのはるみ「あなたの知らないシャーロック・ホームズ4」
同「「あなたの知らないシャーロック・ホームズ5」
シャーロッキアンのとおのはるみさんがアジア各国を旅行して、ホームズの本を買いまくるという内容ですが、なんと中国と台湾ではいまだに山中峯太郎翻案のシャーロック・ホームズ・シリーズが出版されているというではありませんか。中国通の山中峰太郎としては、さぞや墓の下で喜んでいることでしょう。(2000/3/22)
本欄を契機にして、探していた本を入手することができた方がいるそうです。おめでとうございました。
さて、今度は間接的にですが、峯太郎関連の本です。
「朝日クロニクル・週刊20世紀・1920」560円
であります。なんと表紙は峯太郎ファンのアイドル、九条武子さま。p11では「ひと1920」として小伝が掲載されています。(2000/3/19)
また山中峯太郎関連の言及がある本をみつけました。
横田順弥「雑本展覧会」日本経済新聞社、2000年、2000円
P98-99に「『敵中横断三百里』の謎」と題して、「騎兵斥候露軍横断記」(明治45年)という本を紹介しているのだが、これは下記の「残影・敵中横断三百里・建川斥候長の生涯」のネタ本ではないですか。もっともこの時点では横田氏は著者がわからない、とかいているが、それについては下記の本には建川自身の後述であるとあります。
またP238-239では「神様は大切に!!」との題で峯太郎の処女作「真澄大尉」の新聞連載切り抜きの自家製本を入手したことがかかれています。なんとうらやましい!ちなみのこの題名は「まずみたいい」と読むそうです。写真も掲載されております。(2000/3/12)
メールがとどくのは希なことなので、ここの場所を利用して山中峯太郎関連の情報があったときには掲載することにします。
さて、その第一号です。一昨年に出ていた本なのでもうご存知かもしれませんが、地方出版社のため不覚にも私はつい先日まで知りませんでした。なんとあの「敵中横断三百里」の建川美次斥候長の伝記がでていたのです!
中島欣也「残影・敵中横断三百里・建川斥候長の生涯」新潟日報事業社、1998年、2000円
残念ながら山中峯太郎の作品はあまり登場しませんが、かわりに建川自身が明治時代に語った記録を引用したりして改めて偉業をたたえています。また建川は昭和になってからは青年将校の後ろ盾となって、軍部が政治に介入する大きな原動力となったことを伝えています。終戦直後に彼は病死するのですが、もし生きていたらA級戦犯になっていただろうということです。考えてみれば峯太郎の士官学校の同期が阿南陸軍大臣、山下奉文将軍であり、彼らよりずっと成績優秀だったのだから、峯太郎も軍にのこっていたら陸軍大臣か司令官、もしかしたら東条英機にかわって総理大臣になっていて、A級戦犯になっていたかもしれないと考えると、感慨深いものもあります。(2000/3/5)
峯太郎版ホームズが文庫で!そうなったらどんなによいか「まだまだ日本もすてたもんじゃない」という気にさえなりますがうーむ。無理でしょうねえ。残念ですが。
格闘技の世界ではサウジだかの王子サマがオイルマネーにモノを言わせて毎年世界中の格闘家を集めて大会を開催しています。「アブダビコンバット」といいます。王子サマのための、100パーセント王子サマの大会なのですがそれが世界の格闘技界のタメにもなっているという、素敵に夢のような出来事です。
どこかにこの王子サマのような人が居て峯太郎ホームズや峯太郎全集本郷義昭剣侠児叢書なんか出版してくれぬものか。
本当ですよねえ。わけのわからない純文学作家の全集なんかだすよりずっと商売になると思うのですが。特に山中ホームズは40、30代の人間にとっては、読書の原点ですから、ぜったい手に取ってしまうとおもいます。
以前知り合いの翻訳家のかたにきいたところ、200ページくらいの単行本をつくるのに、だいたい120万円くらいかかるそうです。とすれば、とりあえずグリーンジャンボがあたれば、全集も夢ではない?
もし峯太郎の著作権が消滅していたら、「青空文庫」がやっているように、オンラインで全集をつくるという手もあるんですけどね。ただ幸か不幸か峯太郎は長生きをしてしまっているので、まだ十年あまり著作権消滅までかかります。(平山)(2000/3/1)
HPに拙文を載せていただいている杉澤秀明です。
更新されるたびに拝見していますが最近の山中峯太郎関係の充実ぶりは凄いですね。
先日やっと三一書房少年小説大系山中峯太郎を入手し(電脳古書店で5000円でした)これでやっと「黒星博士」と「見えない飛行機」を読むことが出来ると喜んで
います。でもひとつ目的を達すると欲が出るもので今度は「見えない飛行機」の姉妹編「世界無敵弾」も欲しくなりました。
HPの「峯太郎倶楽部」で「アジアの曙・第三革命の真相」を探しておられる方が居るとのことですが二冊持っていますので、私が昨年古書店で購入した価格(1500円)でよければお譲りしたいと思うのですが。ご面倒でなければその方にご伝言いただくか連絡先をお教えいただけますでしょうか?
大島渚版「アジアの曙」は是非観たいですねえ!CS入ろうかな。益々のご活躍を期待致しております。
杉澤秀明
追伸 本屋に行ったら南洋一郎訳のルパンが全20巻予定で刊行されるというじゃありませんか!峯太郎版ホームズの復刊も期待したいですね。
メールありがとうございます。今度は大丈夫です。いったいどうしたのでしょうね。「世界無敵弾」は私ももってません。横田順弥の文で紹介されて、ぜひ読みたいとはおもっているのですが…。ばか正直に買おうとすればうん十万円もとられる代物です。
ご親切なお申し出、ありがとうございます。峯太郎のホームページをやっていた甲斐があるというものです。これほどうれしいことはありません。希望されている方のメールアドレスをお知らせしますので、連絡をとってみていただけないでしょうか?
南洋一郎のルパンはうらやましい限りです。峯太郎はどうでしょう。差別語狩りにもひっかかりそうだし、子供むけというよりも、文庫本全10巻ぐらいでだしてほしいですね。(平山)(2000/3/1)
早速のリプライありがとうございました。
ホームページへの転載は、汗顔の至りですが、よろしくお願いいたします。
「続実録・アジアの曙」があろうとはまさに青天の霹靂です。これはどこの出版社だったのでしょう?
実は今日、神田神保町にいって、みわ書房とか文華堂によってみましたが、やはりありませんでした。
みわ書房の隣の中野書房で話を伺ったところ、「1ヶ月や2ヶ月で手に入るような代物ならともかく、いつ入るかまったくわからないので、注文を受けてもとても責任がもてない。」とのことで、予約さえも拒否されました。こうなると、むしろ、「どうしても読みたい!」とますます決意を固め、何らかの情報があればと思い、新宿の紀伊国屋書店にも足を伸ばし、徒労の内に帰宅いたしました。
しかし、今後も懲りずに回ってみるつもりです。
ご迷惑でなければ、また、途中経過などを含めて、メールさせていただきます。
それでは、よろしくお願いいたします。
ご許可ありがとうございます。
みわ書房、中野書房は高いので、私は敬遠してます(笑)。
読むだけでしたら図書館で問い合わせてみたらどうでしょうか。在庫がない本は都立図書館とか国会図書館とかから取り寄せてくれますので、コレクションしたいというのでないのなら、いちばん確実です。
「続」は同じ文藝春秋社からでています。こちらは第三革命をあつかっています。
またのメールをおまちしています。(平山)
はじめまして、mikeと申します。
私もチャンネル猫で「アジアの曙」というタイトルをみて、あの"アジアの曙"か!と思いました。
私は昭和28年生まれで、当時は確か、「ジャガーの眼」かなんかの後釜で、それまで30分番組だったのが1時間番組になったような気がします(完璧にうろ覚えです)。
私も、やはり当時のこの番組が一種のトラウマのようなものだったのでしょうか、次第に中国系統にほだされていってしまいました。今でも、「上海」とか「香港」などという言葉だけで、パブロフの犬になってしまう自分が情けないようで、かといって心のそこでは自己満足をしているのです。
この番組は、ビデオとかで発売あるいはレンタルされてないのでしょうか?自分なりに調べてみるつもりです。(この番組に気付いたのがすでに2月に入っており、非常に残念ですが、1、2、3はみることができなかったのです。)
そして今、さらに、原作の「実録・アジアの曙」をどうしても読みたい!と想わずにいられません。
文芸春秋社ではすでに絶版と思うのですが、どのように探せばよいものか、途方にくれています。もし、良い方法をご存知でしたら、ご教授願えれば幸いに存じます。
もちろん、自分なりに調べてみるつもりです。何かわかれば、また、メールさせていただきたいと思いますので、そのときはよろしくお願いいたします。
おたよりありがとうございます。
意外にこのテレビ番組の反響がおおきくてびっくりしています。
1,2、3回を見逃されたそうですが、多分またすこししたら放送するのではないでしょうか。ケーブルテレビ局はたいてい同じものを何回も放送して元をとっているようですから、気長に待ってみたらどうでしょう。私の知るかぎりではビデオは出ていないと思います。
「実録・アジアの曙」はもちろん絶版です。さらに「続実録・アジアの曙」というのもありましたが、これも絶版です。古本屋にはときどき出ているようで、三、四千円くらいで手に入るようです。中公文庫の尾崎秀樹のかいた伝記はまだでているようですから、そちらから探してみてはいかがでしょうか。(平山)
中山峯太郎は、実在の人物であり、文筆活動をしていた人だったのですか。
小学校の時からの疑問がとけました。
アジアの曙のことは、もうだれもかたられることもなく、一生だれに聞いてもわからないであろうとあきらめておりました。
昭和29年生まれの私ですが、確かにアジアの曙を白黒テレビでみておりまして、感動したのを覚えております。私の小学校時代でしたが、人間味のある番組であり、強烈なインパクトをうけました。
塹壕の中で、中山が、士官学校の歌を口ずさむ。“おまえは日本人なのになんで命をかけるのだ?”
男の生き方というのが、頭にこびりついた一人です、最初のテーマ曲が、なんとも重厚であり、画面は戦闘機に手をふる兵士などがあったと思い出すのですが。広大な中国に思いをよせ、中国大好き人間になった今から考えると、この番組が私に一番初めに影響を与えてくれたものと思います。ホームページで李烈鈞という名前を読んで、背筋がぞくぞくするほどの思いを感じました。
そういえば、この番組の印象が強烈すぎて、ホームドラマなどみなくなったのかもしれません。それが、大島渚監督作品であったなどとは驚きです。
昨年より、中国関係の仕事をしようと企画して、現実になろうとしておりますが、そのとき知った、テレサテンの実像から、中国、台湾の近代史に興味をもち、そういえば、と思い、アジアの曙で検索して発見しました。
再放送を見たいですが、CSも無く残念です。ホームページ詳しくよませていただきます。
今後とも宜しくお願いします。
メールありがとうございます。
私も番組表で「アジアの曙」が掲載されていたのをみて、思わず声をあげてしまったものです。このドラマは原作にない変更もいくつかありますので、本当のところは「実録アジアの曙」を読んでいただくのがいいと思います。たまに古書店で数千円で販売されています。たとえば中山峯太郎は軍籍をはく奪されていますが、山中峯太郎は1年間の休職扱いで朝日新聞社の通信員となって中国にわたっています。ですから尾崎秀樹は、山中は陸軍の密命をうけて革命に参加したのではないだろうか、と疑っているくらいです。それから山中の伝記「評伝山中峯太郎・夢いまだ成らず」は中央公論社の文庫で出ています。絶版かもしれませんが、こちらのほうが入手しやすいかもしれません。(平山)(2000/2/14)
こんばんわ ホームページはちょくちょく拝見しています。
メールを載せていただいた杉澤秀明です。
今回はその後の山中峯太郎について古書店の目録で安かった(どちらも1500円)ので二点入手しました。
何度も目録や電脳古書店のリストで見てはいた「はらで行く」。「歴史上の人物のエピソードに基づく人生訓論集」みたいな感じでしょうか。昭和14年 偕成社刊 これはこれで面白そうです。
タイトルと値段に引かれて内容も何も知らないのに注文した「大東の健児」。熱血小説のサブタイトルあり。少年向けの作品ですが初出は戦前ではないみたいです。「東南アジアの諸国は独立した」「アメリカの援助で日本とインドの経済が復興する」なんていう文章が出てきます。まだぱらぱら拾い読みしただけですけど、世界情勢は戦後のソレになっているのにナカミはまるきり戦前の熱血軍事小説そのままみたいな感じです。そういうメンタリティを批判しはじめればいくらでもできるんでしょうけど、私はそういう立場はとりません。本そのものは昭和24年 内田書店というところから出ています。主人公は少年なのですがその後ろ盾みたいなかんじで我らが本郷義昭がでてくるので本郷ファンとしてはとても嬉しい。戦後の本郷義昭がナニをしていたのか、この本読むと少しは分かるかなと期待しています。内容も知らないで注文したんですが大正解でした。
他の店から4000円もするので高いかなあとは思いつつも購入したのが「東京スパイ戦」昭和28年 文芸図書出版社。山中峯太郎戦後の作品で大人向けみたいです。
神保町の中野書店の目録には毎回峯太郎作品が載ってますが戦前版で六万とか十二万とかするのでとても買えません 「大陸非常線」「亜細亜に立つ火柱」読んでみたいんですけどね。
誰か山中峯太郎の全著作一覧とか本郷義昭活躍の軌跡とかいうリスト作成してくれないものでしょうか。それともこれは山中峯太郎ファンの見果てぬ夢なのでしょうか。
ながなが書いてしまいましたが、実は私も乱歩と明智と少年探偵団のファンなものですから、同好の士のサイトを知ってとてもうれしく思っています。これからも応援します。頑張って下さい。
「大東の健児」はもっていませんので、非常にうらやましいです。本郷義昭がでてくるとは!
「肚で行く」は戦前のと戦後にでたのと二つ持ってますが、ちゃんとしらべた訳ではありませんが、すこし戦後版は手をいれているみたいです。
古書研究家で友人の北原尚彦さんは、山中の作品は版によって内容がちがうことがある、といっていましたので、そういうこともあるでしょう。いずれは書誌をつくりたいとも思っているのですが、現在は手いっぱいのところです。もし手をつけるときには、杉澤さんのコレクションの情報もよろしくご教授ください。(平山)
リンクをたどってホームページ拝見しました。
同好の士がおいでだと知り嬉しくなってメールを差し上げます。
私も少年倶楽部文庫で山中峯太郎を知りファンになりました。「三千里」「亜細亜」「大東の鉄人」だけでは飽きたらず古書店から「萬國の王城」を手に入れたり、ずっと(二十年!)読みたいと思っていた「太陽の凱歌」(本郷義昭!)を入手したときはとびあがって喜びました 「三千里」や「亜細亜」の復刻版(カバーが布張りの本)も買いました でもまだ「亜細亜に立つ火柱」ほかいろんな作品があるらしく是非読んでみたい だから山中全集を!という意見に大賛成 宝くじで3億当たったらぜったい自分でだすんだけどなあ
メールありがとうございます。私はまだ「太陽の凱歌」は入手していません。なんとうらやましいことでしょう。今度紹介文を送ってください。(平山)