ぼくたちの甲子園特別企画 ・ 風に立て!!雄武高校野球部!
PART1. 風に立て!!雄武高校野球部!
<5月12日 北見東陵公園野球場にて女満別高校戦>
昨年より念願だった雄武町行きをついに達成しました!壮大なオホーツク海を臨む北海道のちいさな町、雄武町ですが昨夏、秋はこのオホーツクの小さな町が燃えに燃えました。その原動力が北海道立雄武高等学校野球部。昨夏の北北海道大会ではたった14人の野球部員で稚内大谷、砂川北という全道、いや全国でも有名な強豪を破り堂々のベスト4。そして迎えた秋の全道大会にさらに少ない10人の部員で出場と、全道・全国の高校野球ファンに大いなる感動を与えてくれました。僕も何とか雄武高校の野球部を訪ねたいと埼玉・川口より遠路はるばる雄武町までやってまいりました。雄武に滞在したのはゴールデンウィーク明けの5月12日から14日までの3日間。北見での支部ブロック大会観戦など楽しませていただきました。

北見市東陵公園球場 雄武高校・校訓「風に立て」の幕と
みずまきの高校球児(確か斜里高校)
前日は大宮を午後6時30分に出発、青森には午後10時30分ごろに到着。そこから北海道通にはおなじみの急行「はなます」で一路札幌へ。明朝6時に札幌到着後、7時20分ごろ北見に向かう。到着したのがおよそ正午ちょうどでした。約17時間の長い旅路はさすがに疲れましたたが、東陵球場には待ちに待った雄武高校野球部の姿が!「いやいやここまで来た甲斐があった。」ととりあえず安心。12日のブロック大会の雄武高校の対戦相手は女満別高校。いまや強豪校の雄武にしてみればそれほど難しい相手ではないものの、雄武高校・小原部長と野村監督はここは手堅くエース佐藤直也を先発で起用。ちょっと僕ももったいない気がしたのですが、やるからには勝たねばというところからですか。でも北北海道屈指の好投手・佐藤を生で見ることができたのは僕も非常に嬉しいところ。初戦の北見北斗戦では苦しい戦いを征しただけにこの日も健闘を期待したいところです。

雄武高校・佐藤直也投手 東陵球場バックスクリーン
(4回まで4−0と雄武がリード!)
北海道を代表する好投手・佐藤だけあってこの日は快投を演じました。女満別打線相手に8回コールドながら毎回の14奪三振。7回相手のスクイズで1点は失ったものの危なげないピッチング。僕としては8得点は打線もなかなかと見たいところなんですが、話によれば従来の雄武高校の打線ではないとのこと。女満別高校もまとまりのある好チームで、強豪雄武に全力で戦っていました。好感のもてる試合だったと思います。

雄武高校の攻撃
試合終了後応援団に挨拶
(確かトップバッターの吉田選手)
<雄武高校は北の宜野座高校だ!>
「風に立て」の校訓のもと、別名「ひかた風球児」として今では全国の高校野球ファンからも活躍を期待されている雄武高校野球部ですが、僕がこのチームを見て真っ先に思ったことは、「このチームは宜野座高校を思わせるなあ・・・。」ということでした。以前、僕も沖縄・宜野座で選抜21世紀枠時の安富キャプテンをはじめとした宜野座高校の球児と会ったんですが、佐藤投手を中心にすばらしいチームワークと雄武中学の野球部時代につちかわれた選手同士の厚い信頼感、野球に対する選手個々の真摯な姿勢、そして地元雄武町のみなさんの熱い声援など、あらゆる面でこのチームは宜野座高校を思わせます。あの時の宜野座の比嘉裕投手が佐藤で、山城尚悟選手が4番の増田選手といったところでしょうか。部長(昨夏監督)の小原先生は奥濱監督を思わせますしね。(ただキャプテンの宮下選手は甲子園で大活躍した智弁和歌山の竹内選手を彷彿とさせるんですが・・・。^^;)練習風景も本当に熱心でまさに宜野座高校と瓜二つのチーム。雄武の町の雰囲気も、もし宜野座が北海道の町だったらたぶんこんな感じじゃないのかなってところです。宜野座が選抜の21世紀枠で甲子園に出場した時も感動の連続でしたが、今度は僕が「北の宜野座」といいたいこのオホーツク球児たちに是非甲子園へ来てもらいたいと思っています。そして僕の夢はやはり甲子園で雄武高校と宜野座高校との試合が実現されるということ。ハイサイおじさんが鳴り響く甲子園のアルプススタンドを背に、オホーツクの大投手・佐藤を中心としたオホーツクの球児たちが、南海の球児たちを相手にきっとすばらしい試合をしてくれることと信じています。
(2004.5.17 Witten by T.M)

雄武高校の練習風景、この日は午後から雨降りでした。選手の皆さんお疲れ様です。

雄武高校校舎と学校への道しるべ。あいにくの曇り空。もし機会がありましたら雄武高校の野球部の練習を見に行ってはいかがでしょうか。