フィリップス社製ポータブルCDP

AZ6826/6829の弱点


フィリップス社製ポータブルCDプレーヤー、AZ6826はこんな顔をしています。


AZ6826を分解するには、まず以下の写真にて白矢印で示された、6本のネジを外します。


次に、電池蓋内部の爪のロックを解除することをお忘れなく。

この黒矢印で示されたツメを精密ドライバー等で外さない限り、上部匡体が外せません。


最初にディスクホルダーを開けた上で、上部匡体を手前に持ち上げて外します。

すると、下半分はこうなっています。なお、ピックアップ支持部はすでに交換されています。

支持部は四カ所ありますが、白矢印で示された部分を例に説明します。


AZ6826のメイン基板です。2階建てのDAC基板は外されています。


AZ6826のDACと思われるIC、SAA7341GPは、2階の基板に乗っています。


6826のピックアップ。黒矢印で示された点にて、バネで浮かされています。


このフローティング用のバネを固定しているのが、白矢印で示された黒いプラスチック部品です。

しかし、この部品は欠陥部品です。異常に劣化が早く・・・


こうなってしまいます。

すると、ピックアップは正常に支持されなくなってしまいますので、最後には再生不能となります。


交換用に作成したピックアップ支持部品。レトルト食品のパッケージに使われている段ボールを切り抜いて作成しました。中央部の穴がミソで、これがないと支柱にぶつかって組み立てられません。


実際の作業手順です。

何もないところ。上下の匡体の支柱のみあります。

下のバネをセットしたところ。これだけではバネの直径が微妙に小さく、きちんと支持できません。

段ボール製のスペーサーを挟んでやると、このように支持されます。

さらに上のバネを支えるためにスペーサーを重ねます。

そして、上のスペーサーの上に、バネを乗せます。

この作業を4カ所のメカニズム支持部に対して行うと、メカニズムの水平フローティング構造が復活します。


 

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