名称
ミニョコン

生息
地域

ブラジル(をはじめとする南米各地)の森や川、湖

概要
・1840年代、ブラジル パラナ州にて、ある朝、近くの池に水を汲みに出掛けた女性が、「地面を這って進む奇怪な動物」を目撃。

また、同じ地域の若い男性が林の中で、木々をなぎ倒しつつ地面を掘り進む「巨大なミミズの様な黒い動物」に遭遇した。

・1870年、ブラジル ラゲス郊外にて、フランシスコ・デ・アマラオ・ヴァレーラという人物が、リオ・ダス・カヴェイラ川の土手に横たわる「巨大で奇妙な動物」に遭遇。

彼(もしくは彼女)が近隣に住む人々に知らせて回る間に、地面に深い溝を残して消えた。

・ウルグアイ アラペヒーにて、二つの岩の間に挟まった奇妙な生物の死骸が発見された。

特徴
・体長約7.6〜23メートル

・直径約1メートル

・巨大なミミズの様な姿

・表面は樹皮もしくは、アルマジロのそれに近いウロコに覆われ、黒い

・頭部に2本の触手、またはツノ

・顔面に豚の様な鼻

・肉食性

蛇足
・ヴァレーラ氏は、怪物の脚の有無に関して、はっきりと確認できなかったという。

・南米各地に出没する怪奇生物ミニョコンについて、初めて報道したのはアメリカンジャーナル・オブ・サイエンス誌。 執筆を手掛けたオーガスト・デ・サンチラール氏は、「ミニョコンは時折、川の浅瀬などにも現れ、付近にいた家畜を水中へと引きずり込む事がある」としている。 また、怪物につけられたミニョコンの名は、ポルトガル語でミミズを意味するminhoca(ミニョーカ)に由来するとしている。

・かつて、ドイツの雑誌ツォーロギシュ・ガルテン(動物園)に、動物学者のフリッツ・ミュラー氏によるミニョコン関連の記事が掲載された。 記事の中でミュラー氏は、「大地に大きな溝を掘って果樹園を荒廃させたり、川の流れを変えてしまったりするこの奇怪な動物は、1877年までに絶滅した」と述べている。

事実、ミニョコンの目撃は、地面に記された不可解な溝などを除けば、19世紀以降、途絶えたままである。 しかし、その後しばしば報告されるようになった「謎の巨大アナコンダ」の目撃の少なくとも一部は、ミニョコンと主張する人々もいる。

・多くの研究者達は、ミニョコンの正体として、まずオーストリアにのみ生息するとされる大ミミズを挙げた。 しかし、それらの大きさは最大でも、ミニョコンの半分にも満たないし、そもそも肉食性などではない事から現実的ではない。 

また、その後彼らは更新世までにその全てが絶滅したとされる古代哺乳類グリプトドン説をも提唱。 恐らくはその強力な爪で地面を掘り進んだであろうと推測されている事を根拠としたというが、全くのデタラメである。

さらに近年、彼らは「大きさを除けば、その全てが合致する」などとして、レピトシレン・パラドクサ(ミナミアメリカハイギョ)説を提唱しているという。





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