フルーククライゼル





ドイツ占領下のチェコ・プラハ郊外ベル飛行場
矢印は円盤機が格納されていた場所を示している



1945年2月14日、ドイツ占領下のチェコ・プラハ郊外のベル飛行場にて、 ルドルフ・シュライバー、オットー・ハーバーモールらの操縦により離陸した円盤は、 瞬く間に高度12400mに達し、時速2200kmで飛行した...

これは数あるナチスUFO伝説の中でも、とりわけ多くの作家達により引き合いに出される有名なエピソードの一つです。

物語に登場するこの高性能円盤機はフルーククライゼル、或いはフライングトップ等とも呼ばれ、 翼下に吊り下げられたロケットにより、フリューゲルラートと呼ばれる特殊なローターを回転させて、 ヘリコプターの様に垂直上昇し、胴体下部に装備した別のロケット、又はジェットにより飛行するそうです。





BMWフリューゲルラート(※TV2)の図面



しかし、このフルーククライゼルのエピソードには、前述とは全く食い違う異説も存在します。

当時の試験飛行に立ち会った関係者や、訓練飛行を行っていたパイロット達による目撃談によれば、
格納庫内から引き出されてきたフルーククライゼルは、ジェットエンジンを始動させ、ローターを回して飛び上がったが、 その高さは僅か1m程に過ぎず、そのままふらふらと200〜300メートル飛行した後、墜落する様にして落っこちたそうです。

この内容は、一連のBMWフリューゲルラッドシリーズの試験飛行そのものです。





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