オメガ・ディスカス




オメガ・ディスカスの側面図

離陸には、まず8基のエンジンを駆動させてプロペラを回し、気流を放出する。  すると、気流を受けた大型ローターが回りだし、回転速度が毎分約220回転に達すると先端部のラムジェットが始動。    毎分1650〜1800回転に達したところで、パイロットはローターのピッチ(角度)を−3度から+3度に変更し、浮上するというものだった。
これはBMWフリューゲルラートフラックマインV-7と似た様なやり方である。

このローターは、ヘリコプターの様に蝶板結合された物や、飛行機の様な固定式の物とは異なり、 オートローテーション式である為、トルクを発生させなかったという。

設計者であるジョセフ・アンドレアス・エップ氏によれば、 姿勢制御には、主に8基のエンジンを用いるという。個々のエンジンの加速や減速により、機体を任意の方向へ傾けることが出来た。




オメガ・ディスカスの側面図


また、仮にそれらのエンジンの1基が故障し停止した場合でも、 姿勢制御に支障をきたさないだけのエンジン数が割り当てられていたという。

しかし、大型ローターの先端にあるラムジェットエンジンの片方が停止した場合は、 もう一方への燃料供給が自動的に遮断され、パイロットはオートローテーション体制に入り、不時着を図る事になっていた。





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