「始」 しづかの中に佇む本能 小さな掌に灯る炎 消せはせず 沈みゆく世界が 我等 嗤っても 古より続く音色は 二本鎖を呼び覚まし 震える口唇が象る未来は たとえ不完全でも諦めることなく 竹藪が漣立ち 点滅する記憶 渡しきれなかった希望 通り抜ける風が落としていった ・・・・・・一房のおもひで 擦れ違うことが運命というならば 舞ってみせましょう 望みのままに 薄紅の花吹雪 白刃に彩添えて 暁にて 紅 注せば いざ共に往かん 妖しの世へ 我が心に 倭あり