「秘密」

 

くしゃ  って笑う

貴方の目元が 好きだった

部屋の端と端で

二人の間に散らばる雑音も空気もかき消して

悪戯の共犯みたいに

こっそり 視線合わせて

 

少なくともその瞬間だけは 私だけの

ふっ と  世界が途切れたように笑う

おどけた目元が好きだった