■エコエコパンドラ

月刊まんがくらぶオリジナル2008年4月号より連載開始。

・第3話、第4話を読んで(2008年5月26日執筆)
第3話を読んだ後、レビューしようかなーとか思っていたら、
あっという間に一ヶ月経って4話まで読んでしまいました。
第3話は「肉ばかり食うな」第4話は「地産地消、国産のものを食え」ってことで。
まぁこの2話を一言で言えば「ぜいたくは敵だ」……わかりやすいですね。

言いたいことはわかるんです。確かに、日本は、海外との兼ね合いも色々あるんでしょうが、
食材を輸入しまくって、食べ残していますし。
今日、NHKの番組で見たんですが、地球温暖化で干ばつが広がって、
アメリカやバングラデシュなど赤道系の国では水不足になり、穀物も育たなくなっているそうです。
この状態で輸入しまくって食べ残すというのは人道的にどうかと思いますし、
何より、どの国もいざとなったらヨソの国民より自国民に食料を回します。
当然のことです。将来的に水や食料の不足が懸念されるのであれば、
4割を切っている日本の食糧自給率を高め、現在のように食い散らかす生活を止め、
質素で安全な食生活を目指すべきであると。……確かにそうだとも思います。

だけども、個人的には、もう少し思うんです。
食料のみならず、エコロジー活動全般に思うのですが、
エコや、節約、質素はもちろん大切です、大切ですが、
それで生活を貧しくする、というのは、どうなんだろう、と。

現実的に今の日本人や世界が昔の生活に戻るのがまず不可能と言うのもありますが、
食料生産や、工業に関するエコロジーの割合を増やすべきなんじゃないかと思うんです。

走っても排気ガスや二酸化炭素を出さないクルマ。
冷害や干ばつに耐えうる穀物の新種の開発。
環境に害を与えない電気、電力の生産の仕方。


いわゆるドラえもんの世界であり、絵空事だと言われたら確かにそうですが。


山田先生はエコパン第3話で「スキヤキが月に1度だった時代に戻ろう」と言っています。
生活を過去に逆戻りさせる……これはどうなんだ、と思うのです。
前述のように、今の生活をしつつ、生態系や環境に害を与えないやり方を考え出す
これが前向きな考え方。歴史を、文明を、前へ前へと進めてきた人間の姿勢なんじゃないか、
と僕は思うんです。

無論、これは容易なことではありませんし、僕に出来るかと言われると難しいと思います。
僕に出来ないならば、出来そうな人に、あるいは次の世代に望みを託し、
少しでも社会を良くしたい、未来を希望で満たしたいと僕は考えるわけです。

と、偉そうなことを言っても、僕が社会のためにできることなどたかが知れていますが……(^^;

まぁ、もちろんエコ活動は必要だと思います。
なるべく自転車に乗ったり、エコバッグを使ったり、節電をしたり。
できる事からコツコツと、ですね。今はまだ……。



ああ、気がつけばマンガについてほとんど触れてないや。


・第2話を読んで(2008年3月31日執筆)
ごめんなさい、正直、書くことが思いつきません。

前回のカバンとかどうなったんでしょう。まずはそういう伏線を回収してほしいです。
パンドラ博士が出ないならともかく、しっかり出てくるんですから。
あと、前回の予告に「エコバッグで地球は救えない」とかあったんですが、
どうなったんでしょう? 少年ジャンプの次回予告じゃないんですから、
もうちょっとちゃんとしてほしいです。これは編集部にも言えることですが。
あと、ギャグ(のつもりなんでしょうが)とは言え、当たり屋みたいなことをする博士、
正直どうかと思います。はい。

自転車使おうよ、って主張は、確か今、ヨーロッパでは結構流行っていて、
よく自転車が使われていると聞いたことがあります。
まあ、僕も賛成ですね。運動にもなりますし。
僕は自転車が結構好きで、10キロ圏内だったら、たいがい自転車で行動します。
前述の通り、運動になりますし、金がかかりませんから(笑)
春先なんかは気持ちいいですしね。
電車なんかを使うのもいいと思います。

さて、どうしよう……。
2回読んだのですが、はっきり言って、漫画としてあんまり面白くないです。
ずばりですみません。山田漫画に今まであった、心に響くようなセリフやシーンが、
まるでないんです。まだ2回とは言え、ちょっと期待もできそうにないです。
今のところ1話完結なんですけれど、このままの感じで進むんでしょうか?
パンドラ博士が環境のことだけ叫んでおしまい、ってんじゃ味気なさすぎです。
それだけなら1ページのコラムでもいいわけです。
せっかく漫画なんだから、漫画として楽しみつつ環境についても考える、
みたいにしてほしいのです。それが山田先生にとっても、編集部にとっても、
そして我々読者にとってもベストだと思うのです。

……環境保護団体と環境破壊の人間との戦いみたいにしろとは言わないのですが、
(それはもうドルフィン・ブレインでやりましたし)
なんというか、もうちょっとワクワク感とか、感じ入る場面とかが欲しいですね……。
それができる先生だと思うからこそ、敢えて苦言を呈しています。

次回に期待です。


・第1話を読んで(2008年2月21日執筆)
まんがくらぶオリジナルを探すのにえらい時間かかりました。
ツタヤにもコンビニにもないとはどういうことだ!
地元の小さな本屋でやっと見つけました。……疲れた。

さて、ざっと目を通してまず思ったこと。

・位置がえらい中途半端。新連載なのに。
注目を浴びるでもなくひっそりと始まりました。いつものことですが
・2色カラー。しかも途中から白黒。
(その白黒原稿が明らかにカラーを白黒にしたもの。
雑誌なのに既に単行本状態)

特に後者は、山田先生と編集部との間で、連絡がうまくいっていなかったか、
途中で編集部がカラーの予定を変更したのか、どちらかだとしか思えません。
なんていうか、かなり汚い印象がありました。
おかげで読みにくかったです。

漫画の内容は「30秒で世界を変えちゃうWEB新聞」の焼き直しみたいな感じでした。
主人公はあかりちゃん。同じ名前で雰囲気も同じ。
まあそれは良いんですが。
エコロジーを前面に打ち出すのは、これまたいつものことです。
というかそういう漫画でいきましょうと先生と編集部で話を進めたんでしょう。

地球環境問題については「へえー」という感じで、
家庭で生み出す二酸化炭素は全体の生み出される量の8分の1というのは知りませんでした。
(8分の1も減らせればたいしたもんだろうという気もするんですが)
他にも環境について色々書かれてあったのでそこはまあ良かったです。
次回の「エコバッグで地球は救えない?」は気になるところ。
僕もエコバッグ使ってますしね。読みたいです。

さて、環境問題を訴えた部分はいいんですが、
問題はこのエコエコパンドラが漫画としてどうなのよ?というところです。
ページ数が少ないにしても、はっきり言って、
物語の進み方が唐突すぎて、読者はついていけるのだろうか、という気がするんです。
山田先生のノリを知っている僕でも、パンドラ博士が突然出現したときには、

( ゜Д゜ )

となりましたから(笑)

なんていうか「起承転結」と物語が進まねばならないところを、
「起結!」で第1話が終わったような、そんな印象です。
パンドラ博士が言いたいことだけ言って終わったような感じ。
博士が「このままじゃ地球は危ない」とだけ言って、
あかりちゃん達が「え?」ってなった時点で次回へ続く、とか、
それくらいにしたほうが良かったのでは……と思ってしまいます。

なんでしょうね、この感じ……。
子供のころ、社会科見学でゴミ処理場に行った時に、
「わんぱくゲンちゃん」だかなんだか、そういう名前の、
生意気なおガキ様がエコについて学習するというあまり面白くも無い漫画を渡されたんですが、
正直、そういう感じです。

まあまだ新連載2回目ですし、次回に期待します。


(エコエコパンドラを読んでちょっと思うところがあったので、
コラム書きました。エコエコの感想とは主題が違うので別ページにしました)




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