電子メールマガジン◆現代栄養学と健康案内◆第6号
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◆現代栄養学案内◆Vol.06◆by ZINC◆
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◇◇◇◇◇6号◇◇◇◇◇ 購読者数:1252名
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◆現代栄養学と健康案内◆Vol.0006★◇★98.12.13◆不定期発行◆
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■マーガリン・ショートニングは日本以外では毒物です。 No.0006
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液体の油である不飽和脂肪酸に水素添加という化学処理を施して
、天然の油であるバターやラードのような飽和脂肪酸に変えたもの
が、マーガリンやショートニングである。天然に存在する脂肪酸は
、ほぼ全部シス型という立体構造を形成しているのですが、この水
素添加したものには、トランス型という立体構造を持つ異常な油が
含まれています。
このトランス型脂肪酸の主な問題点は、3つあります。
1.トランス型脂肪酸は、プロスタグランディンに転換されず、ま
た他の不飽和脂肪酸がプロスタグランディンに変換されるのを妨げ
たり、脂溶性ビタミンの利用を妨げます。
2.トランス型の構造は不自然で、細胞膜のしっかりした構成材料
にならないので、膜組織に多量にあると、膜の構造が弱くなり、有
害な物質の侵入を許しやすくなる。(これがクローン病(注1)の
原因の1つか?と考える人もいます)
3.必須脂肪酸としての機能を持たないため生体膜の材料にも局所
ホルモンにもならないが、排泄するための代謝に、大量のビタミン
とミネラルを消耗するだけの有害物質なのです。
当然マーガリンなどは安価ですから、クッキー、クラッカー、パ
ン、ケーキ、コーヒーに入れるフレッシュ、アイスクリーム、レト
ルトカレーなどの加工食品によく使われているので、ほとんどの人
は一日に、いくらかはトランス型脂肪酸を取り入れているのです。
ある研究ではフライドポテト一人前に8gのトランス型脂肪酸が
含まれているそうです。20世紀始めには人間の体内には存在して
いなかったトランス型脂肪酸ですが、今では日本人の皮下脂肪中の
約4%に達しているそうです。
また缶入りの紅花油やコーン油などの植物油も、それが高温で処
理されている場合、その一部はトランス型脂肪酸に変性しています
。ですからマーガリンを加熱料理に使用するのは、トランス型脂肪
酸を一層増加させるという危険きわまりない行為です。
(日本で今何百種類のものが市販されているか知りませんが、市販
のクッキーでマーガリンやショートニング使用してないものは、私
は3製品しか知りません。(注2)欧米のクッキーにはバターだけ
を使用したものが多いです。ドイツではトランス型脂肪酸を含むマ
ーガリンの製造は禁止されています。)
マーガリンの害が最初に指摘されたのは、西ドイツで、マーガリ
ンの発売開始時期と地域とクローン病(注1)患者の出現時期と地
域の一致からだそうです。フィンランドで1200人を対象にした
ソフトマーガリンを多くとった群ととらなかった群を15年間追跡
した疫学研究ではマーガリン多摂取群は5年後にはコレステロール
値が低かったが10年後には差がなくなり、むしろ年々多摂取群の
死亡率が上昇し、全体で1.4倍、心臓病では2.4倍も高くなっ
たのです。
注1:クーロン病は腸管壁の細胞が壊れており、大きな分子、つま
り体にとっては異物であるものが腸の壁の中に入ってきて、そこで
防御反応というか炎症反応が起き、腸壁に傷(潰瘍)ができてくる
事が原因の一つになっていると言われています。多くの医者がクー
ロン病は原因不明だと言いますが、原因の一つとしてトランス型脂
肪酸が怪しいと考えている方も少なくありません。
注2:健康スナック菓子の最大手のO製薬に、マーガリンとショー
トニングは危険だからその健康菓子に使用しない方が「健康スナッ
ク」としては望ましいと昔手紙を送った所、そういう話はどの本に
書いてあるのか、教えて欲しいと返事があったので、早速数点の書
籍名をお知らせした。忘れたのかと思えるほど時間が経ってから、
「当社が使用している量では、害はないと考えられる」旨の回答と
、その意見の持ち主である御用学者の論文は添付されて送られてき
た。トランス型脂肪酸を含んだ油脂を使用した製品が、ちまたにあ
ふれている現状を考えると、この傲慢な姿勢に腹が立った。だが「
害があるものを売っている」という意識があるのが分かっておかし
かった。
日本ではなかなかマーガリンやショートニングの使用規制ができ
ないのは、製造者も使用者も大手の企業が多いからなのかと思いま
す。マスメディアが「マーガリン使用反対キャンペーン」をやらな
いかぎり使用規制や禁止は実現不可能でしょうか?ヤフーなどのイ
ンターネット上で、「使用反対キャンペーン」ができれば良いので
すが・・・。もちろん一番の方法はマーガリンなどを使わない人が
少しづつでも増え、口コミで広がることかも知れません。
ついでに述べますとバターは、摂りすぎない限り健康にメリット
も多い食品です。マーガリンの代わりに今からバターを使いましょ
う。間違ってもその反対をなさらぬように!それは緩慢な自殺行為
です。
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◇ビタミン・ミネラルについて◇
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葉酸&ビタミンB12
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葉酸:
赤血球の生成にきわめて重要で、糖とアミノ酸の代謝(タンパク
質の合成)に関与しており、細胞増殖(DNA(デオキシリボ核酸)
の修復)に欠かせません。葉酸が不足すると抗体も不足します。
葉酸欠乏症としては、赤い舌、消化器障害や下痢、さらに疲労や
虚弱、頭痛を伴います。そして最も問題なのは巨赤芽球性貧血で、
赤血球のサイズは大きくなりますが、酸素を運搬するヘモグロビン
含有量が少なくなるので、酸素不足によるあらゆる症状がでます。
脳や筋肉内の酸素不足は、頭痛や疲労、虚弱を引き起こし、さら
には精神状態の混乱も起こるでしょう。妊娠初期に葉酸が不足する
と胎児に重大な障害が生じますので、妊娠の可能性、あるいは予定
のある女性は葉酸を不足させないように特に気を付けましょう。ま
た老人も欠乏が起こりやすいので注意が必要です。
ビタミンB12と同じように葉酸の欠乏は、胃が消化液酸を産出
するのを妨げることと、小腸の粘膜の裏を破壊することにより、悪
循環を作り出す。葉酸は多く含まれる食品は、ホウレンソウなどの
葉っぱ、エンドウマメなどの豆類、海草、レバー、酵母などである
が熱にとても弱いので注意がいる。避妊用のピルやタバコなどは葉
酸を消耗するので、そういう方はサプリメントととして補給するの
が望ましい。葉酸はビタミンCの助けを必要とする場合が多いので
ビタミンCを充分摂ることが望ましい。
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ビタミンB12:
これが不足すると赤血球の量が充分作られず、またそのサイズが
肥大化してしまい「悪性貧血」と呼ばれる致命的なものになります
。動物性食品にしか含まれないビタミンですが、普通の食事をして
いれば不足することはめったにありません。
しかし厳格な菜食主義者はインド人を除いて欠乏するでしょう。
インド人の菜食主義者のように昆虫を食べるのなら、欠乏症を免れ
るかもしれません。海藻には微生物が作ったビタミンB12を含む
ものがあります。
また胃腸の働きが健全でないとよく吸収されませんから、胃の一
部を切除した方はサプリメントでの補給が必要ですが、胃腸の働き
に異常がある場合には、サプリメントの補給ではダメですから、医
師のもとで注射による投与が必要になります。
中年あるいは老人性の精神病にビタミンB12の皮下注射がしば
しば有効でありますし、栄養不良で体が小さい子どもたちの成長を
刺激したり、生殖能力の維持や母乳の産出を刺激します。ビタミン
B12を多く含む食品はレバー、牛肉、豚肉、魚介類、牛乳、卵、
チーズ、腎臓、ビール酵母。
またビタミンは、それぞれのビタミンやミネラルと相関関係があり
ますので、いろいろなビタミンも不足しないように、多めにお摂り
になることをお薦めします。どんな本があるかは:
http://www.freepage.total.co.jp/ZINC/suisenbk.htm
を参照してください。
-------------------------------------------------- Books ---
■栄養と健康に関する本の寸評 ( No.0006 )
「たたかわないダイエット」マガジンハウス/丸元淑生/\1300/
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副題:正しく食べてしっかり痩せよう!/1997
またまた何と刺激的な題名でしょうか!(笑)著者は、「毎日満足
するだけ食べても」ではなく、積極的に「毎日満足するだけ食べる
ことによって」肥満が解消され、理想体重が維持されることを実証
した本であると強調しています。
実の娘がアメリカの大学に行き、約10ヶ月後に40kg台だった
体重が61kgと11kg以上も肥って夏休みに帰ってきた時、受けた
衝撃の大きさから栄養学的に「望ましい食事」によるダイエットを
行い、およそ3ヶ月間で、みごと成功した記録です。
最も重要なことは、食欲が正常に働くようにすることなので、む
ろんカロリー計算などは一切せず、意志の力で食欲を抑えないとい
う意味で、「たたかわないダイエット」と呼ぶことにした。8月下
旬アメリカに戻った時、52kgになっていた。9kgほど減量できた
のです。その後大学でも同じ様な食事を続けたので51kgになり、
その後はその体重が維持でき、皮下脂肪率20%という理想的な体
重が維持されているのです。
この栄養学的に「望ましい食事」は、欧米ならば200年前、日
本だと100年前までは誰もが食べていた食事とほぼ同じものなの
で、現代人が毎日そういう食事を摂るためには、いろいろな工夫が
必要ですが、そんなに難しいことではありません。
と、筆者は述べ、病気を遠ざけてくれ、健康レベルを最高の所に
もっていってくれるこの「望ましい食事」を、ダイエットを希望す
る女性ばかりでなく、すべての方に勧めています。
本の帯には・・・
●食事を減らすのではなく、食事(の質)を変えよう
●食物を「生」で摂ることの大切さ
●穀類はダイエットの大敵ではない
●「クロム」は、良い食事の条件を満たす鍵
●筋肉が発達して脂肪が減るのが真のショイプアップ
●肥満の最大の問題点、食欲の調整機構について
など、興味深い話題が満載です。
興味のある方はご一読を、肥満でお悩みの方は、本の内容の実行
を、お薦めいたします。
==編集後記==================================================
早いもので、もう12月です。1900年代もあと1年あまりを残す
だけとなり、「1999年、7の月に恐怖の大王が・・・・」現れるのは、
あと7カ月と言われていますが、同級生の池田邦吉氏の研究による
と「7の月」とは、7月を指すのではなく、牡羊座から数えて七番
目の天秤座、すなわち9月23日から10月23日の間に期間を指し、
他の詩も加味して全体の文章を解読すると「1999年9月27日、よく
晴れた早朝、イタリアのカンパーニャ地方ナポリ近郊のベスビオ火
山が史上最大の噴火を起こす。そして欧州に様々な混乱状態が生じ
る。」となるそうで、日本は大きな影響は受けないようです。
さて話は音もなく変わりますが(ガラっと音を立てて変わること
もあります。)新しいメールマガジン「私の読んだお薦め本」が、
小生の2つ目のメルマガとして創刊されます。(目下創刊準備中)
乱読気味の私ですが、お勧め本のいくつかは、きっと気に入ってい
ただけると思いますので、ご購読を賜われば幸甚至極に存じます。
http://melpot.net-planning.co.jp/
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★取材、発行&編集:ZINC(本多 仁) 30文字で改行
☆連絡先:mailto:zinc@letter.or.jp
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★記事は、すべて引用した書籍がありますが、引用した書籍をその
都度記すと煩雑になりますので省略します。引用した書籍は下記
のホームページの中にあります。
★私が読んだ健康に関するお薦めしたい書籍(100数十冊)
http://www.freepage.total.co.jp/ZINC/suisenbk.htm
☆最先端現代栄養学
http://www.pastelnet.or.jp/users/bignews/Kenkou.htm
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インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています
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あと2ヶ所、ココデメール、メルポットでも、発行を始めました。
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