マイク:(Howdy Ray !)「やあ!レイ。」最初に君のニックネーム”シュガーフット”について聞くよ。どうしてそう付けたんだい。
セフォー:(Ha ha ha !)ははは(笑) ”シュガー”レイナードはいつでも僕の好きなボクサーの一人なんだよ。僕がちょうどキックボクシングを始めたころだったんだ。僕の名前もレイで始まるからね、彼女(ガールフレンド)が”シュガー”をくっつけたんだよ。”フット”が付け加わったのは、ある晩練習している時、蹴りの技術に集中していたら自分より軽い選手より早くキックできたからなんだ。実は別の”シュガーフット”(Peter Cunningham)がいるって知ったのは、6ヶ月後のことだよ。
マイク:今現在の戦績は?
セフォー:25戦23勝2敗18KOこの前の日本でのマット・スケルトン戦@では1Rは僕が勝っていた。2Rのスコアはイーブンで、3Rに僕のすねが切れて試合ストップになった。そしてスケルトンの勝利となった。(アンラッキーだったよ。)
マイク:ボクサーから始めたって聞いたけど。
セフォー:違うよ。実際はカンフーからなんだ。いろんな競技を始める前に5年くらいやっていた。武道を始めたときには戦うことなんて全然考えてなかったんだからおかしいね。カンフーが好きだから訓練したんだよ。武術の映画を見ているとき俳優がキックなんてしていると、彼らにできるのなら僕にもって思ったよ。ブルース・リーやジャッキー・チェンが当時好きな俳優だった。
マイク:どれくらい武道をやっていたの?
セフォー:今で、12,3年。始めたのはまだ学校に通っているころ気軽にはじめたんだ。1989年からリングに上がり始めたんだけど真剣になったのは1993年から。
マイク:多くの試合をしてキャリアを積んだの?
セフォー:いや。はじめの年は一試合。次の年は二試合。その次の年も二試合。もっと真剣にやろうと考えるまではそんな感じだった。
マイク:最も忙しかった年はいつ?
セフォー:むずかしいな。日本でK-1を始めたときかな。去年は5試合こなしたよ。今年はもう3試合してる。フランスの選手が世界タイトルを獲るのを阻止したんだ。それから、フランシスコ・フィリォAとも戦ったな。僕は(そして多くの人も)僕が勝つはずの試合だったと思ってる。最後まで戦ったし、僕は審判じゃなから。判断は他の人がすることだよ。(でも)後でビデオを見たんだけど、僕が勝っていたと思う。
マイク:不思議に思えるんだけど、君はヘビー級に体重を保てないんだって。もっと小さくみえるんだけど。君のタイトルは全てクルーザー級(86`)以下Bだよね。どうやって体重をコントロールしているの?
セフォー:体の調子がいい時で、だいたい93キロ前後だよ。今のトレーナーと始めたときは、すでにヘビー級の体重(86`以上)があったんだ。次の減量はクルーザー級の時で、その階級で戦えるようにコーチにダイエットさせられたよ。僕はライト・ヘビー級まで落としたことがあるんだ。前回のタイでの世界チャンピオンでは78`だったんだよ!今までで一番軽い体重だよ。こんなに体重を落とすのは本当に大変だった。赤身の肉は一切食べずにライスとチキンを食べたんだ。体重を戻すためには週に3回赤身の肉を食べて、ウェイトトレーニングをしたよ。そうすると、自然に体重が戻るんだ。
マイク:次の2年間k−1と契約をしたの?
セフォー:YES. 僕や、アンディ・フグ、モーリス・スミス、ピーター・アーツは今はk−1に管理されているよ。チャクリキのトム・ハーリンクじゃなくてね。僕たちの中のほんの数人だけど実際同じ契約を差し出されている。アーネスト・ホーストと僕は去年同じ契約を受けたんだ。今年の終わりまでにk-1との契約が切れるんだけど、僕たちは新しい契約に目が向いているよ。同意の上でだけど。
マイク:今までで一番の難敵は?
セフォー:本当に難しい質問だな。アーネスト(ホースト)と戦った時、言い訳はしたくないんだけど僕は怪我を負って戦った。たぶん50%くらいの備えしかなかったよ。君は知っているでしょ。そしてそれは多くのファイターが経験することなんだけど。それが僕の初めての負けだった。僕はその試合を経験として考えている。そして、試合に負けてそれから立ち直ったのはかえって良かったと思っているよ。あの試合の前、アーネストはジェロム・レ・バンナにKOされた。僕とジェロムが戦った時は1Rで彼をKOしたよ。負け試合は僕にとってはハングリーさを取り戻すきっかけになって良かった。それまで、僕は勝ち続けていて勝ちつづけるってこと以外知らなかったんだ。僕があの試合で負けた時、また勝ちたいって気持ちが強くなったよ。マット(イギリスのマット・スケルトン)はタフだった。118`もあるんだから。2R目彼は僕にもたれかかって体重をつかってきた。誰が一番イヤなファイターかって言うのは難しいよ。
マイク:k−1について話してよ。k−1ファイター一般についての君の意見を聞かせて。「アーネスト・ホーストの強い点と弱点は?」
セフォー:アーネストは紳士だ。k−1に参戦しているファイターの99パーセントは紳士だね。彼は完成されたファイターでテクニシャンだ。背が高いという利点を持った強いファイターでもある。彼の調子がいい時打ち負かすのはとても難しい。アーネストの試合で弱点はそう見当たらないよ。
マイク:スイスのアンディ・フグは?
セフォー:彼は特殊なファイターだよ。僕みたいに小さくて軽いからね。彼はアーネストやピーター(アーツ)のようなファイターと戦う時動き回らなければならない。彼は強いファイターだよ。はじめてアンディの試合を見た時はまあまあだな、と思ったけどここ2、3年で彼の試合は劇的に変化したよ。
マイク:オランダのピーター・アーツは?
セフォー:彼は機械だね。ただ前進するファイターだ。アンディはグランプリで彼に勝ったけどC、アンディが勝ったのはピーターに対する見方を変えたからだと思う。見方を変えて、ピーターにミスさせることができれば打ち負かすこともできると思う。
マイク:南アフリカのマイク・ベルナルドは?
セフォー:ベルナルドはビッグパンチを持った大男だね。ベルナルドは僕がk−1にくる前からまあまあと思っていた。僕がここ1,2年参加するようになって、彼は変わった。キックをつかうようになったんだ。彼は、見方を変えて、ものすごく進歩したと思うよ。K-1というリーグではみんなそういう風に進歩していく。いや、進歩しなければならないんだろう。→下線部はDanさんから翻訳をいただきました。ありがとうございます。(2001/01/22)
マイク:ブラジルのフランシスコ・フィリォは?
セフォー:彼とは先月戦った。彼はとてもとても強いファイターだ。彼は自分がパンチの技術に従事していた方がいいこと自分で分かっている。彼は強いキックを持っているけど、今現在はいいタイミングを計れるカウンターパンチャーだと僕は思う。アンディ(フグ)が彼と戦った時、アンディは踏み込んでいって裏拳で意識を失ったんだ。フィリォはサム・グレコ相手にも同じことをやっている。みんなフィリォが僕をノックアウトすることを期待していたでしょ。でも僕は彼と戦ってカウンターを御見舞いしたよ。
マイク:君に身近なファイター、オーストラリアのスタン・ロンギニディス(スタン・ザ・マンのこと)は?
セフォー:今まで一回も戦ったことはないんだけど、彼はまだk−1に参戦してるね。でもまた参戦するかどうかは知らないんだ。ひざの手術をうけたらしいから。もし、彼がk−1で戦いつづけるんなら、自然と合間見える日が来るよ。僕にとってスタンと戦えるのは光栄だね。だって彼は長い間世界チャンピオンだったから。
マイク:オーストラリアのサム・グレコは?
セフォー:この試合はもうすぐ実現するよ。
マイク:君たちがリングで顔を合わせたことがないなんて驚きだよ。地理的にどのくらい近いの?D
セフォー:ニュージーランドはスポーツが盛んになってきているけど、まだ経済的に弱い国だ。僕たちがほしいだけの賞金を払ってイベントをプロモートするスポンサーもいないんだよ。
マイク:北アメリカの選手と戦ったことはある?
セフォー:あるよ。僕の初めての世界タイトル戦で、ワシントンのロブ・マーティンと戦ったよ。WKBAスーパーヘビー級の世界タイトル戦で、ジャン・クロード・Leuyerと戦った。僕が勝った。でも、これは僕にとって本当に辛い戦いだった。ジャン・クロードと僕はk−1で仲良しだったからね。マッチアップが決まった時2人とも本当はその試合をやりたくなかったんだ。だけど、リングにあがったらやることは一つ、戦うだけだよ。それから、カナダのマイケル・マクドナルドとも戦った。E3Rまでいったけど、タイトルを守ったよ。
マイク:マクドナルドは体重を増やして、今k−1で戦っているね。アンディ・フグとトレーニングしてるって。マクドナルドは名うてのBAD CHINらしいね。
セフォー:彼は、去年(97年)のk−1の試合でマイク・ベルナルドの弟に勝ったよ。
マイク:モーリス・スミスについてはどう思う?
セフォー:彼さびついたよに思える。佐竹雅昭と引き分けたのには本当にビックリしたよ。ジャンクロードとも引き分けたし、k−1アメリカ大会ではアーネスト・ホーストにもう一度負けている。モーリスは、ビッグネームだけどNHBの試合が多すぎて、リングの中では芳しくない。彼は今、k−1と契約していて僕たちも戦うことになると思う。僕の意見では、ジャン・クロードは(モーリスに)勝つんじゃないかな。ジャン・クロードの方が強いよ。
マイク:僕もそう思うよ。でも、彼(ジャン・クロード)も遅くないかい?
セフォー:うん。僕はいつもジャン・クロードに体重に気をつけろって言っている。彼にはパンチがある。でも、君の言ったようにとても遅いんだよ。
マイク:リック・ルーファスがキックありに変わったことはどう思う?
セフォー:彼のパンチ技術に感銘を受けたよ。でも、レ・バンナ戦、彼はあきらかにキックをどう扱っていいか知らないようだった。
マイク:あれは、リックの2回目のキックの試合だった。(一回目はタイの選手に敗れている。)
セフォー:リックにはパンチがある。レ・バンナを相当殴っていたからからね。後ろにロープがなかったらリングアウトだろうね。彼(リック)はサウスポーだから扱いにくいし、全ての角度からパンチを打ってくる。彼は数ヶ月前、日本で戦うものと思われていたけど、糖尿病と診断されたために・・・(よくわからない単語で翻訳ができません。)→”アメリカのカーチス・シュースターと替えられた。”(***から翻訳をいただきました☆
ありがとうございます!2000/10/05追加)
マイク:ヨーロッパからは誰と戦ったの?
セフォー:イギリスのカークウッド・ウォーカーと戦ったよ。リー”ザ・ブッチャー”スワニー(イギリス)とも戦ったな。それからもちろんマット・スケルトンとも。(この試合はレイが足に深い怪我を負ったあと、スケルトンの有利に進んだが、それまでのポイントはレイが取っていたとレポートされている。)
マイク:タイからは誰と戦ったの?
セフォー:Prasert、サマート、シンドンだよ。実際彼らとはいろんな所で戦っているよ。(中国で2回。1回は香港で。)うち2人にはKOで勝っている。サマートとは最終ラウンドまでいった。
マイク:k−1以外の野望がある?
セフォー:俳優やモデルだね。母国での目標はキックボクシングのイメージを高めることだよ。母国にもっと国際的な世界チャンピオンをつれて来たいよ。僕の目標はグランプリで優勝すること。できると思っているよ。K-1ファイター全員がその能力を持っている。
マイク:NHBの試合をする予定は?
セフォー:僕の立場をはっきりさせれば、掴み合いの格闘技については、少ししか知らないんだ。一年くらいはそれがどういうものかについて勉強しなければならないね。自分になにができるか分からないまま突き進むのは無駄なことだよ。ニュージーランドではキックボクシングが一番ポピュラーなんだ。僕はNHBがそこで人気がでるとは考えていないよ。
マイク:どのくらいの間自分が戦えると思う?
セフォー:僕は今28歳。まだ若いファイターだ。お酒も、たばこもドラッグもやらない。精神的には試合で成熟した28歳だと思う。肉体的には22歳くらいに思っている。この先5,6年は少なくともいけると思うよ。
インタビューありがとう、マイク。
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An Interview with Ray "Sugartoot"
Sefo
−レイ”シュガーフット”セフォーにインタビュー(1998年秋)−
この記事では私の友人であるレイ”シュガーフット”セフォーに、K-1について、
そして彼自身についてインタビューすることにする。
( By: Mike Miles)作成日2000年10月2日