ミニツーリング その22

日時 : 2001年 1月 5日 金曜日 9:30〜13:00
所要時間,走行距離 88km
コース: 埼玉県/自宅→寄居町,鉢形城跡→東秩父村→自宅

21世紀を迎えて初めてのミニツーリングは,女房と寄居町の鉢形城跡を見物だった。コースは至って簡単。県道30号線(通称飯能寄居線)で小川町まで行き,国道254号線に乗り換え,もう一度県道30号線で目的地へ。
帰りは県道294号線,県道11号線を経由して,もう一度県道30号線で自宅へ。ちょうどJR八高線を中心線にして小川町,寄居町,東秩父村をぐるっと巡るルートだ。
朝は結構寒かったが天気は良い。少し暖かくなるのを待って9:30に出発した。女房は本当に久しぶりにバイクに乗るので少しクラッチの使い方が下手になっていたのか,エンストを繰り返していた。
まだお正月気分が抜けきれない県道30号線は比較的空いていて順調に前に進んでいく。宮沢湖を過ぎ,日高市を抜け毛呂山町の埼玉医科大学病院を通り過ぎた。
飯能,日高辺りでは分からなかったが越生町に入る頃から向かい風がけっこう強く吹くようになった。北の風だから寒い。僕は顔が長いせいか顎の辺りがすごく冷たくなった。女房は手足が冷たいと言っていた。時々写真を撮りながら休み休み走ることにした。
都幾川村に入っても相変わらず風は強かった。天気はとっても良いから背中の方は暖かいような気がする。田中の交差点を過ぎて道を下りきると都幾川を越える。そして今度は少しきつい上りで峠を越えて玉川村に入る。道はまた下りになり今度はくねくねと曲がりながら走る。そしてT字の五明の交差点を左折する。ちょっと行ったところで写真を撮った。
右手には八高線の線路(この辺りはジーゼルなので架線がない)が引かれている。県道30号線はしばらくこの線路に沿っている。八高線は本当にまれに蒸気機関車が走る。そうした情報が流れるとこの辺りは恰好の写真スポットになる。道幅は広くないので沿道に駐車車両が並ぶと大変迷惑なんだ。僕はそういう情報を耳にするとこの辺りを避けて通ることにしている。蒸気機関車は見てみたいんだけど。
アップダウンを繰り返して小川町に入る。最近バイパスができて,県道30号線からバイパスを通ることで小川町の町中(小川町の七夕祭りで歩行者天国になる辺り)を回避できるようになった。大変便利である。このバイパスができる前は県道30号線で国道254号線の旧道に一旦出なければならなかったから混むとうんざりしていた。バイパスは小高い丘のようになって槻川を渡る。ちょうど渡りきったところで写真を撮った。秩父の山並みがくっきりと見え,槻川とのコントラストが奇麗であった。
バイパスから県道11号線(日赤病院前を通過する)を通って国道254号線を左折で入った。その交差点(高谷)の信号待ちで女房がガソリンが無いと言い出した。バンディットのガソリンゲージを覗き込むとエンプティーを指していた。「このR254沿いにGSあったっけぇ?」頭のなかで疑問符の回答を一生懸命探したが僕のメモリ上では見つけられなかった。しょうがないのでもう一度小川町方面に戻ることにしよう。みどりヶ丘を通り過ぎて角山上の交差点を左折県道274号線を小川町方面に進む。左右の沿道に注意しながら進とエッソGSを発見した。ほっと一安心だ。バンディットに飯を食わせている間,僕はトイレで用を足した。
元来た道を戻って再びR254に入った。この道は平均速度が速い。あっという間に金勝山トンネルを通り過ぎて寄居町に入った。ゆるいカーブをいくつかこなして進む。道がや細くなってきた。右に東武東上線がかすめたところで小休止。写真を撮った。この後曲がる所を間違えないように地図を確認する。「露梨子」の交差点を右折だ。
男衾駅をかすめ,塩沢の交差点を過ぎて次に「露梨子」の交差点が見つかった。右折レーンがある比較的大きな交差点だった。今度は荒川を渡る手前で左折しなければならない。地図には曲がる地点の名称も載っていないので慎重に進まなければならない...と思いきや大きな看板が出ていた。目的の鉢形城跡はこっちだ!左折してすぐ「鉢形城跡」とかかれた石碑を見つけた。少し道が広くなったところにバイクを止めて中を歩いてみることにした。
公園のようになっている跡地に入り込む。風が強くてヘルメットを脱ぐと結構寒かった。寒い寒いといいながら進んでいくとずいぶん下に荒川を見下ろせる所に出た。有刺鉄線で柵が作られているのが少々不満であったが景観は結構よい。休憩所(屋根しか無い建造物に作り付けのベンチと机がある)もあって,夏なら快適なんだろうなぁ。今は...早く帰りたくなるような寒さだ。本丸があっちと道標があったのでとりあえず行ってみる。本丸の石碑が立っていたけど,そこに本丸があったんだぁというような名残は微塵もなく,ただ空っ風が吹いていた。何枚か写真を撮って早々に引き上げる。何しろ寒い。
城跡前の道をこっちだろう!と進んでいくと右手にまだ発掘中の遺跡があった。発掘中だからなんたらかんたらと書かれた立て札を見つけた。そういえば昨年の終わり頃,でっち上げで糾弾された学者さんがいたっけ,なんてふいに思い出した。発掘現場は2の丸跡だそうだ。興味はあったんだけどさっきの寒さで少々嫌気が差していた。今度は暖かいときに来たい。
地図ではこの先で東武東上線を越えている。細い道を進んでいたら踏みきりがあった。それを越えてすぐに交差点がある。どっちに行けば良いのか良く分からない。目の前を横切る道がこれから走りたい県道294号線だと思うんだけど決め手が見つからない。あーでもないこーでもないと必死に考えて何とか地図との照合が取れた。折原小学校はこっちだから右折だ。県道の印でも付けといて欲しいもんだ。まったく。
県道に入ってすぐはセンターラインもない細い道だったが,しばらくしたら2車線の道になって走りやすくなった。そして時折人を試すようなワインディングが出現した。左右にそびえる山肌に目をやるとうねうねと美味しそうにに続く林道が飛び込んでくる。脇道にそれたい衝動を,「女房連れなんだ!」という理性でなんとか押さえながら走る。そんなこんなで意識を色々に奪われながら走ったもんで,あっという間に落合橋についてしまった。このまま真っ直ぐ行くと県道11号線に入る。入る手前で写真を撮った。その間にタンデムしたSRXらしきバイクが通り過ぎていった。後ろに乗っていたのは女の子,つまり彼女なんだろうけど寒くないんでしょうか?前の運転手で風が遮られて意外と寒くないのかもしれないなぁ。そうでなくてもあつあつ何だから心配することもないかぁ,などと下らないことを思っていた。
秋口にこの県道11号線を通ったときは,落合橋の近くが工事中でバイクが泥だらけになった。今日はすっかり奇麗に直っていた。内の近所のR299は工事の後が生々しくでこぼこになっているのに大違いに奇麗になっている。交通量の違いでこうなるんだろうか?交通量が多いと手を抜くんかなぁ。
そろそろお腹が空いてきて少々いらいらしてきているようだ。食事をどこでとろうか考えていた。この辺にファミレスなんてないよなぁ,うどん屋さんからーめん屋。うどん屋なら久しぶりに都幾川村の「万蔵そば」に行ってみたいなぁ。行ってみよう!
県道11号線で小川町まで行って,そのままちょっと国道254号線の旧道を通ってから県道23号線(この辺りは飯能寄居線が県道23号線になっている)で五明の交差点まで行く。ここから県道の番号が30になって田中の交差点を通過,約100mほどで目的の「万蔵そば」だ。正月でお休みを心配していたが,大丈夫営業していた。レジに近い机に陣取り休憩する。「何を食べようかなぁ」この店の味付けは僕好みである。何でも美味しいんだが,今日は寒かったのであったまるなんか...メニューの「あんかけうどん」に目が止まった。さっそくそれを2つ注文。やっぱりこの味は好きだ。美味しい。唐辛子をたっぷりかけて食べた。御汁も残さず飲んだ。
さて後は自宅に帰り着くだけだ。うどんのお陰で体が温まったので,帰りの道中は楽だった。それにさっきまで吹いていた風もほとんど治まっている。多分,堂平山からつながる山並みが小川町以北で吹く風を遮っているんだろう。きわめて順調に自宅まで走った。

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