赤田のみるくウンケー



首里赤田で行われている伝統行事、赤田の「みるくウンケー」です。
「みるく」は弥勒から来ているとされています。牛乳とは関係ありません。「ウンケー」はお迎え、という意味だそうです。現在は「赤田クラブ」という地域の公民館、その昔は、首里殿内と呼ばれていた場所から、みるくの神様をお迎えして、赤田町内を練り歩きます。毎年旧暦の7月16日前後に行われています。




みるくの神様です。
みるく・・弥勒・・・ええ?これが弥勒??と思われると思います。弥勒といえば弥勒菩薩、弥勒菩薩と言えば、京都は広隆寺の弥勒菩薩像を筆頭に、女性的なお姿を思い浮かべると思います。




弥勒といえば、弥勒菩薩と言う認識で、このみるくの神様を見ると、「なんやねん!このオッサンは??これが弥勒ぅ?何を言うとんねんな!アホな事言わんといて」となると思いますが、ちょっと待って下さい。日本本土に伝わった弥勒と沖縄のみるくとは、お姿は全く違いますが、元は同じ、らしいです。
弥勒菩薩は、現在須弥山(しゅみせん)という山の頂上にある兜率天という所で修行中なのですが、その、修行をしているお姿を写したのが本土に伝わった弥勒菩薩との事です。で、沖縄のみるくの神様は、その昔の中国で、弥勒の化身として現世に現れたといわれる、通称布袋といわれた実在の人物のお姿が元になっているそうです。日本本土では七福神のメンバーの、布袋様ですね。




みるくの神様の持っているウチワの様なものを頭の上で扇いでもらうと、無病息災と幸せが訪れるという御利益があるそうです。
関係ないですが、この被り物、後頭部まで良く出来てますね。




神様の幸せそうなお顔をみていたら、本当に幸せが訪れそうです。
しかし、黄色い法衣を黒いスーツに変えてみたら、漫画、「笑ゥせぇるすまん」の主人公に似ている様な気もしますが、ミルクの神様は、人を幸せにした後、いきなりどん底に突き落とす様な事はしないでしょう。多分。




みるくの神様の後ろには、子供達による楽隊が続きます。その後には、旗を持った子供達が続きます。楽隊は、「赤田首里殿内」という童謡を奏でていました。




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