内金城嶽・金城町の大アカギ



那覇市首里金城町にある御嶽(ウタキ)と、その境内にある大アカギ群です。
以下、内金城嶽についての説明文よりです。

内金城嶽(うちかなぐすくたき)
古い記録に登場するこの御嶽の起源は、大変古いと言われています。「琉球国由来記」には、茶湯崎村(ちゃなざきむら)(現松川)の項に記され、真壁大阿志母良礼(まかべのおおあむしられい)が仕えていた事がわかります。神名は、東側の大嶽がカネノ御イベまたはモジヨルキヨノ大神、西側の小獄はイベツカサ御セジと伝えられています。また、この御嶽は一般にフェーディン(拝殿)と呼ばれています。
9平米程の広さをやや丸く石垣で囲い、正面に直線のマグサ石をかけた石門の形になっています。
石囲いの中心には神聖とされる大木(アカギ)があり、その下に三個の石が立てられるという、沖縄独特の御嶽の形式です。
また、小嶽には年中行事の一つで、旧暦の12月8日に行われる鬼餅節(ムーチー)の由来伝説が伝えられています。

また、地元の方が書かれたらしい説明版があり、この説明の補足が書かれています。

琉球国由来記等々の文章によると、340年前、豊かな森だったこの辺りを、村人が通る度に霊気に打たれるので、これはただ事ではないと時の王府に願い出て拝所を置き、神々と王府との交流の場となる。王府解体後は、個人信仰にゆだねられている。




とても神聖な雰囲気があるエリアです。神々が降臨してきている様な、霊気に包まれている様な、そんな気持ちにさせてくれます。
この場所の雰囲気をつくっているアカギの木についての説明文がありました。

首里金城の大アカギ
内金城嶽境内には推定樹齢200年以上と思われるアカギ(学名:Bischofia javanica Blume)の大木が六本生育しています。樹高は約20mで、樹幹にはホウビカンジュ、ハブカズラ、シマオオタニワタリ、クワズイモ、ハマイヌビワなどが着生しています。
アカギは琉球列島、熱帯アジア、ポリネシア、オーストラリアなどに分布するトウダイグサ科の樹木ですが、このような大木群が人里に見られるのは内金城嶽境内だけです。第二次世界大戦までは首里城内及び城外周辺にもこのようなアカギの大木が生育していましたが、戦争で殆ど消失してしまいました。




崖の所に、穴と拝所があり、傍らに、手書きの説明板があります。

この辺は270年以前から続く旧暦12月8日の鬼餅行事(ムーチー)由来の場所です。
由来については多くの本に書かれていますが、その物語の主人公である兄妹が住んでいた所です。
60年前の沖縄戦当時は、この近辺に三つの壕があり、爆風で数名の犠牲が出たところでもあります。

★沖縄民話「鬼餅(ウニムーチー)の由来」(日刊OkiMag)
http://okinawan.jp/minwa/minwa011.htm




日本本土の神社の境内の様な所ですが、神殿はありません。門は神に拝む為の場所です。




一番大きなアカギです。




そのアカギの下に、祠が空いています。仏像が置かれていますが、これは誰かが置いたもので、本来の神様とは関係ないと思われます。以下説明文です。

300年間のいつの頃からか根元に自然の祠ができ、この場所に旧暦6月15日に神が降りられ、願い事を聞き上げられていると、古老の言い伝えがあります。
どうぞこれだけはという願い事、年一つだけ話されてみてください。

年に一度、神様が降りられて、願い事を聞いてくれるという事です。私も一つお願いをしてきました。来年の夏ごろ、皆さんに素晴らしい事を御報告できれば良いですね。




この辺りは、昔のままの自然が残っている所です。草むらなどには入らない様にしましょう。




現地へは、赤マルソウ通りからと、金城町石畳道から入る事ができます。


沖縄発!役に立たない写真集