マーチン・ウクレレ

マーチン スタイル2 ウクレレ 1927〜33年 マーチン スタイル2 ウクレレ 1927〜33年

マーチンの別ブランドも良いですけど、やはり本物も欲しいですよね。
ブランド名がヘッド裏に刻印されているのがオールドの証です。
さらに1933年からは100周年を記念してC.F.Martin & Co., est1833というロゴが使われます。
トップが白黒バインディングになるのは1927年以降です。
すでにペグはべっこうではなくアイボロイドのボタンになっています。
音はマーチン特有の繊細さ、上品さが感じられます。
コアよりマホガニーの方がマーチンらしい気がします。







マーチン スタイル1C 19536年〜1965年 マーチン スタイル1C 1936年〜1965年

マーチンのコンサートタイプです。
ペグが交換されてたり、ピックアップを付けた跡があるというので安く入手できました。
スタイル1Cは1925年から1965年まで作られ、べっこう柄のバインディングは1936年からです。
ペグは1935年から1939年のマーチンのギターに使われたグローバーのオープンバックなのですが、これがなかなか使い勝手が良いです。
グローバーのオープンバックは入手が難しく、ひょっとしてカスタムメイドで製造時からついていたのかもしれないと思い、調べてみました。
その結果、付け替えたならシャフト径が異なるため穴を広げた跡があるはずなのですが、穴の中まで塗装が入っていて、製造時から同じ穴の大きさだった事が判かりました。
その他に、通常ローズウッドの指板のところがエボニーになっていて、やはりカスタムメイドだったと判明しました。
ファンブレイシングが採用されており、音量はフェイマスのコンサートと同じ位ですが音の輪郭がはっきりしています。







マーチン スタイル1T 1934年〜1936年 マーチン スタイル1T 1934年〜1936年

マーチンのテナータイプです。
こちらもトップの割れを修理した後があり、状態が悪かったので安く入手できました。
スタイル1Tは1928年から製作が開始され、現在もラインナップに載っています。
当初はローズウッドバインディングでしたが、1934年から1936年までブラックになり、その後はべっこう柄、さらに1966年からはブラックに戻ります。
これはブラックのバインディングですが、フレットがオールドタイプの物が使われています。
ギターの場合Tフレットに変わるのが1934年からなのですが、ウクレレもほぼ同時期と考えられます。
以上から、1933年からの100周年を記念したC.F.Martin & Co., est1833というロゴがヘッド表に入ってすぐの物と考えられます。
ボディサイズのため、音量があり、中低音が豊かで結構良い音ですが、どうもウクレレらしくないです。
やっぱり個人的には大きいサイズは、ギターのできそこないのような感じがして、ソプラノタイプの方がウクレレらしくて好きです。








マーチン Tー15 ティプレ 1961年 マーチン Tー15 ティプレ 1961年

Tipleとはスペイン語で「小さなギター」のことで、アルゼンチンの民族楽器をWilliam J. Smithの依頼を受けてマーチンが改良したものです。
アルゼンチンの民族楽器はギターのチューニングを元にしたガット弦10本ですが、マーチンの物はウクレレのチューニングを元にしたスティール弦10本となっています。
(A:2本、ユニゾン、E:3本、真中はオクターブ下、C:3本、真中はオクターブ下、G:2本、上側はオクターブ下)
ティプレは1920年頃から製作されますが、Tー15は1949年にTー17からモデルチェンジされ1966年まで製作されています。
オール・マホガニー製でサイズはテナー・ウクレレとほぼ同じですが、ネックがワイドでボディの厚みがあります。
また、強いテンションに耐えるためXブレイシングが採用されています。
音はとてもリッチでサスティーンがかなりあります。
アルゼンチンの民族音楽は知らないし、少々押さえづらいですがウクレレとおなじ運指で弾けるので、もっぱらウクレレの曲を弾いています。
(ただし、ウクレレと違ってピックを使った方が良いです)








ディトソン ドレッドノート スタイル0 ウクレレ 1927〜30年 ディトソン ドレッドノート スタイル0 ウクレレ 1927〜30年

ドレッドノートタイプのギター開発にまつわる話で、マーチンの別ブランドとしては一番有名なのがオリバー・ディトソン社です。
マーチン製のディトソンのウクレレは、通常ボディの他にギター同様にワイドボディのドレッドノートと呼ばれるサイズがありました。
マーチンがディトソンのウクレレを製作したのは1916〜1930年ですが、スタイル0にエボニー製のナット・サドルが採用されるのは1927年からです。
ボディ内にはディトソン社のスタンプが押されていますが、ヘッド裏にはマーチンのロゴが刻印されています。
ボディにうっすらとトラ目がでていますが、マホガニー製です。
ワイドボディということで、通常のマホガニー製のマーチンより音量と中低音があるので、より深みのある音です。









シェナンドー #3 ウクレレ 1990年代中頃 シェナンドー #3 ウクレレ 1990年代中頃

シェナンドーは、1990年代中頃(1993〜96位?)にマーチン社の設計・プロデュースにより日本で製作されたブランドです。
ヘッドには、SHENANDOAH byという文字の下に、小さめですがしっかりマーチン社のロゴが入っています。
惜しいことにウクレレブームが来る少し前に無くなってしまい幻のブランドになってしまいました。
カタログによると#0(定価6万円)と#3(定価8万円)があったようです。
当時としては、マーチン#0Mの中古が5万円程度(カマカのソプラノは新品で3万円台)で買えたので、かなり高額でした。
そんなわけで、価格の高かった#3は中古市場でも滅多にお目にかかりません。
マーチン社の厳格な規格に従っていたということで、他のコピー・モデルと違い、本物の#3Mに近いニュアンスを持っています。








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