Post-Processor
for Cut&FiLL
(地質区分別土量集計)
Cut&FiLLの土量リスト出力を利用、別途用意する地質マップデータを用いて、掘削土量を地質区分別に集計を行なう、Cut&FiLL専用のポストプロセッサです。
- 全域で切土となるようにゾーン計画高を設定する。
- 「詳細土量出力」にチェックを入れてから「全ゾーン土量」を計算する。
- 以上で、 詳細土量リストファイルが得られる。
(例)添付サンプルを利用
- サンプル設定データ"test15c.cfg"とグリッドデータ"test15gd.grd"を使ってcutfillを実行する。
- メニュー「詳細土量出力」にチェックを入れる。
- メニュー「全ゾーン土量」で計算する。
- 詳細土量リストファイル"test15c.lst"が出来ているのを確認する。
地質分類マップを、拡張子[MAP]のテキストファイルデータとして作成する。
データは次の3ブロックから構成される。
1. グリッド設定
次の6行分のデータを記述する。
OX, グリッド全体の左下X
OY, グリッド全体の左下Y
OZ, 最低位の水平基準面レベル
DX, X方向グリッド幅、個数
DY, Y方向グリッド幅、個数
DZ, Z方向グリッド幅、個数
地質を深さ方向に分割して表現するため、Z方向にもグリッドを使う。
最上位グリッドおよび最下位グリッドは、それぞれその上方向・下方向の地質も含めて表すので半無限幅と考える。
Z方向グリッド境界を基準面と呼び、基準面の数を個数に記述する。
右図では、各基準面間がグリッド幅で、基準面数は5となる。
(例)
OX, 140000
OY, 650000
OZ, 180
DX, 20,25
DY, 20,20
DZ, 20,5
2. 地質名称設定
先頭にCLASSと書いた1行を置く。
後述の地質マップでは、グリッド位置の地質を@から始まる大文字アルファベット1字で表現するが、その記号(@,A,B,C,D,,,,)の意味する地質名称を1行毎に登録する。この名称は集計表の各区分のタイトルに用いられる。
使用する記号は必ず登録する。
登録しておいて未使用でも構わない。
1カラム目は@からアルファベット順に記述し、2カラム目には必ずコロンを置き、3カラム以降に地質名称を記述する。(例)
CLASS
@:盛土
A:表土
B:砂質土1
C:軟岩1
....
....
3. 地質マップ
先頭にMAPと書いた1行を置き、以下に基準面毎のマップを記述する。
それぞれの基準面の先頭行にメモとして基準面のレベルを書いておく。このレベルは単にメモとして扱われる、実際のレベルはグリッド設定記述により決定される。
1行にX方向のグリッド数だけ、その基準面上側のグリッド地質を示すアルファベットを連ねて記述する。
これをY方向の大きい方から小さい方へ(図の上から下へ)Yグリッド数だけ繰り返し、1つの基準面のマップを構成する。
上記を最低レベルの基準面から始めて、グリッド設定で宣言した基準面数分だけ繰り返し、最後の行にEndと書いておく。(Endは無くてもよい)
(例)
MAP
基準面1(EL360)
BBBBBBBBBBBBBCCCCCCCCDDDD
BBBBBBBBBBBBCCCCCCCCCDDDD
BBBBBBBAAAAABBBCCCCCCCCDD
AAAAABBBAAAABBBBCCCCCCDDD
AAAAAAABBBBBBBBBBBCCCCCCC
AAAAAAAAAABBBBBBBBBCCCCCC
EEEEEEEAAAAAAAABBBBBBBBBB
EEEEEEEEEEEAAAAAAAAAAAAAA
EEEEEEEEEEEEEEEFFFFFAAAAA
EEEEEEEEEEEEEFFFFFFFFFFFF
EEEEEEEEEEEEEFFFFFFFFFFFF最初の基準面は、グリッド設定のOZで指定したレベルとなる。後続の基準面レベルは同じくDZで指定したZグリッド幅で増加する。
ある水平基準面A1から1つ上位の基準面レベルA2の間のグリッドの地質は、水平基準面A1に指定した地質となる。
最上位の基準面から上方は全て最上位基準面の地質となる。
最下位の基準面から下方は全て最下位基準面の地質となる。一般に、ボーリングデータの地質分布図は表示レベル近辺の代表地質を示しており、その表示レベルは、ここでいう基準面レベルとは異なる。従って、例えば、表示レベルをグリッド中央部のレベルと考えて上下2レベルの中間値を基準面レベルと指定する、などの調整が必要である。
地質マップはテキストデータなので各種の作成方法が考えられるが、エクセルを用いた作成例を後に示す。
- Cut&FiLLの詳細土量リストファイル(拡張子がLST)と、地質分類マップデータファイル(拡張子がMAP)を、POSTCF1.exeと同じフォルダに置いて、POSTCF1.exeを起動する。
- 設定パネルに入力が正しく反映されて表示されていることを確認してから、 計算ボタンを押す。
- エラーがあればメッセージに従って、データを訂正する。
(例)添付サンプルを利用
- (1)で作成した詳細土量リストファイル"test15c.lst"と、サンプルmapデータ"test15c.map"を、PostCF1.exeと同じディレクトリにおいて実行する。
- 読込で、「test15c.map」を選択する。
- 「計算」実行する。
- 結果リストファイル"test15c.csv"が出来ているのを確認する。
- 地質区分された土量ファイルが、拡張子[.csv]で作成されているのを確認する。
- エクセル等の表計算ソフトで土量ファイルを開く。
- 各グリッド毎に、切土量が地質毎に分類されているのを確認する。
左側7列にはCut&Fillの詳細土量計算結果がそのまま転記されており、その右側に地質分類数だけ土量記入列が設けられて、該当する土量が記入されている。
元のCut&Fillの土量合計と、この分配結果の土量合計とでは 1m3程度の土量差が発生するが、これは Cut&Fillの詳細土量計算結果の表示桁数の関係で生じる誤差であり、実用上無視してよい。
(例)添付サンプルを利用
- (1)で作成した詳細土量リストファイル"test15c.lst"と、サンプルmapデータ"test15c.map"を、PostCF1.exeと同じディレクトリにおいて実行する。
- 読込で、「test15c.map」を選択する。
- 「計算」実行する。
- 結果リストファイル"test15c.csv"が出来ているのを確認する。
エクセルを用いて水平基準面毎の地質マップを作成する例を示す。(添付map.xls参照)
- ある水平基準面の地質図を適当なグリッドサイズに分割する。
- ワークシートの1セルを1グリッドとして各グリッドの地質を@,A,B,C.,,,の記号で記入する。
- 地上となる部分は参照されないはずなので、どんな地質としてもよいが、データ確認の意味で @としておき、計算完了後に、この分類の土量=0であることをチェックするとよい。
- これを水平基準面の数だけ低位から作成する。
- 全基準面のデータが出来たらスペース区切りのテキストファイルとして出力する。
- 「名前を付けて保存」で、「テキスト(スペース区切り)」を選ぶ。
- prnの拡張子を持ったテキストファイルが 出力される。
- 分類記号の間にスペースが空いてしまう場合には列幅を小さくしてから出力するとよい。
(テキストファイル出力例)
EL200以上
BBBBBBBBBBBBBCCCCCCCCDDDD
BBBBBBBBBBBBCCCCCCCCCDDDD
BBBBBBBBBBBBCCCCCCCCCDDDD
BBBBBBBBBBBBBCCCCCCCCCDDD
BBBBBBBAAAAABBBCCCCCCCCDD
BBAAABBAAAAABBBBCCCCCCDDD
AAAAABBBAAAABBBBCCCCCCDDD
AAAAABBBBBBBBBBBBCCCCCCDD
AAAAAAABBBBBBBBBBBCCCCCCC
AAAAAAAAAABBBBBBBCCCCCCCC
AAAAAAAAAABBBBBBBBBCCCCCC
AAAAAAAAAAAABBBBBBBCCCCCC
EEEEEEEAAAAAAAABBBBBBBBBB
EEEEEEEEEAAAAAABAAAAAAAAA
EEEEEEEEEEEAAAAAAAAAAAAAA
EEEEEEEEEEEEEEEAAAAAAAAAA
EEEEEEEEEEEEEEEFFFFFAAAAA
EEEEEEEEEEEEEEEFFFFFFFFFF
EEEEEEEEEEEEEFFFFFFFFFFFF
EEEEEEEEEEEEEFFFFFFFFFFFF