〜本コーナーでは自由詩「ことのは」をお届けしています No12〜
「血 〜アジア」
海中を流れる深い潮のように
上空を吹きぬける気流のように
遠くはるかに ある否定しがたい流れがある
日常の些事に追われる時のなかでは とうてい気づかない
けれど異郷の地において いやおうなしによみがえる
自らの血をめぐるもの
遺伝子に はりめぐらされたもの
たとえば欧州の大理石造りに降りたつとき
または米国のプラスチック文明に囲まれたとき
この手は この足は 求める
木のぬくもりを 染め布の手ざわりを
それは郷愁というほど洗練されたものではない
それこそ切望に近い欲求なのだ
(04/03)
「またたくもの 〜未来」
息もたえだえな 自らの魂を 点々とつなぎとめ 導くものがある
それは過去からの切望か 未来からの警告か
「あのとき、〜〜していれば…」
何か暗い黒い力に 塗りこめられてしまう前に
我々が気づかぬまに 畜獣と化せられる前に
たしかに なすべきことがあるはずと
(04/03)
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10
「記憶喪失 〜アジア」「大地 〜中国東北部」
9
「蘭 〜東南アジア」「アジアの純情」
8
「オリエンタリズム 〜アジア」「はかなきもの〜アジア」
7
「ひとしずくの幸い」(台湾)/「オレンジの」(台湾)r
6
「香(こう)」(アジア)/「アジアの種」(アジア)
5
「黒船」(台湾)/「光と影」(アジア)
4
「翡翠(ヒスイ)の雲間」(アジア)/「破片(かけら)」(中国東北部)
3
「 機銃掃射 」/「 五百族協和の祈り 」(アジア)
2
「同じ肌のぬくもり」(アジア)
1
「座礁船」(北朝鮮)/「海鳴り」(台湾海峡)
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