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新刊紹介

現代台湾を知るための60章 
 〔第2版〕


ミレニアム以降の変化をクローズアップ、「次世代型」概説書
〜「21世紀・台湾」の現在進行形 世界一親日の国、南隣りの島のゆくえ〜

初版から約10年―お陰様で本作は第4刷目に至り、このたびここ10年間の変化も記した増補改訂版「第2版」として生まれ変わることとなった。ミレニアムを境に、大きく変わった台湾。日本にとって経済パートナーとしても重要な位置を占める台湾へは、毎年多くの日本人がビジネスや観光に出かけ、文化交流も進んでいる、年に数度は同地を訪れ、「生きた情報」を集めている著者が、国際関係、政治、経済、文化といった多方面から、台湾の最新の事情を伝える。日台の歴史を踏まえ、新たな関係を築いていきたいと考える人に最適の台湾入門書である。



「本書を“次代を見通すアンテナ”づくりの一助として。(中略)近い将来、台湾海峡危機のさいに。(中略)“その時”、日本という国から我々1人1人にいたるまで、決断を問われる可能性がある。読者の皆様は、“識の1票”を、どのような形で投じられるのだろう。本書をひとつの参考に、“判断するのは、あなたです”」(まえがきより)

取扱書店 版元ドットコム・bk1・紀伊国屋ウェブなどのウェブ書店
ジャンル 次世代型概説書
発行年 2012年1月
出版社 明石書店
定価 2000円+税
ISBN 978-4-7504-3528-5

*はじめに「21世紀の台湾」、南隣りの島のゆくえ−−内容をご覧になりたいかたはこちら

●目次
はじめに──「21世紀の台湾」、南隣りの島のゆくえ

T 国際関係──国際社会の荒波のなかで
1 国際的地位―国際社会の荒波を乗りこえて/2 近くて「近い」隣国―過去へのまなざし・日台両国民の意識/3 日台交流、「今」へのまなざし―日本好き族の担う新しい関係/4 それぞれひとつの国?―台湾海峡両岸関係・対大陸中国(1)/5 台湾海峡の波だち―台湾海峡両岸関係・対大陸中国(2)/6 韓国ブーム―冷戦構造の遺構を抱えて・対大韓民国/7 在台東南アジア人―人的交流・対ASEAN諸国/8 美麗島を通りすぎてゆく外部勢力―前近代の外来政権

U 政 治──民主化時代の主体台湾
9 ブルー陣営、グリーン陣営―二大政党政治時代/10 直接選挙実施―民主化の達成/11 台湾か? 中華か?―揺れる国家的アイデンティティー/12 「民主化の父」―李登輝学校の台湾志向教育/13 東アジアの火薬庫―「大陸への抵抗」から「台湾海峡防衛」へ/14 対中路線―反中でも親中でもない「和中」

V 経 済──先進工業国の横顔
15 アジアNIESの優等生―安定成長時代を迎えた貿易大国/16 コンピューター大国―ふたつの「兆元」、ふたつの「花形」産業/17 携帯電話普及率・旧・トップのIT社会―E時代/18 相手方ブランド生産による世界進出方法―OEM生産/19 オペレーションセンター機能―経済ネットワークにおける中間統括の役割/20 台湾海峡両岸の開放―「大三通(通商・通航・通信)」の時代/21 対中投資の活発化―「ECFA」締結から大中華経済圏へ/22 農業のサバイバル―WTO加盟とECFA締結のインパクト/23 バイオテクノロジー革命―胡蝶蘭の生産、世界一/24 遠洋マグロ漁獲高世界2位―遠洋漁業から養殖業まで/25 外貨準備高世界4位の「金あまり国」―貯蓄・投資事情/26 ショッピングセンター時代―女たちの購買革命

W 社 会──重層的な多元社会
27 「奢華」時代の若者たち―「台湾の悲哀」を知らない世代/28 亜熱帯気質のなごやかさ―ゆとりと緑の地/29 異文化吸収能力―国際化/30 マルチリンガル―多言語社会の葛藤/31 教育のボーダーレス化―小中高一貫教育と国際化/32 スーパーレディの社会進出―共働き社会と女性の地位改善/33 ライフスタイルの自由化―少子化、離婚、同性愛/34 高齢化社会―家族扶養の原則/35 バリアフリー―ユニバーサル・デザインをめざして/36 エコロジー志向―環境対策/37 緑豊かな島―亜熱帯の植生と人々の意識の変化/38 先住民のエスニシティ―過去形でなく個性として/39 多民族国家の重層性―エスニック・グループ/40 「台湾」も「中華」も込み、2倍の存在―新台湾人

X 文 化──充実したコンテンツ
41 台湾島再発見―本土化/42 郷土文学―台湾意識の見直し/43 中国語圏の出版センター―出版の電子化、国際化/44 中華文明の変容―漢民族の台湾化/45 都市「民俗」リミックス文化―現代に生きる伝統モチーフ/46 大衆文化の輸出―「華流」の一大発信源/47 二大伝統行事の現在―現代の旧正月・春節と、端午節/48 信仰というヒーリング―現代に息づく民間信仰/49 世界宗教の博物館―自由な神仏の宿りたまう地/50 健康第一のワザ―フット・リフレクソロジーと太極拳/51 自然派志向―黒髪の素肌美人のみずみずしさ/52 リラクセーションの天国―アフター5と休日の楽しみ/53 烏龍茶の世界化―包種茶のふるさと/54 プロ野球リーグ再編成―八百長事件を乗りこえて

Y 芸 術──美の宝庫
55 国際映画祭受賞―ポスト「台湾ニューウェーブ」時代の世界進出/56 近代絵画の台湾風情―「我々の美術」とは何か/57 立体芸術のパワー―インスタレーション/58 焼きものの郷、鶯歌―郷土工芸復興支援(1)陶磁器/59 木彫王国、三義―郷土工芸復興支援(2)木彫り工芸/60 現代化した伝統芸能―郷土芸能復興支援(3)人形劇「布袋戯」

参考文献・参考資料一覧
初出一覧






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