多重人格になる原因
多重人格になってしまう原因として、幼児期に受けた虐待があります。
虐待といっても様々で、精神的・身体的・性的虐待等があります。
多重人格形成の四因子論(リチャード・クラフトによるもの)
★その人間にトラウマによる解離や
あるいは自己催眠傾向のような解離ができるポテンションがなければならない。
★その子供の自我の適応的な機能では対処しきれないほどの圧倒的な体験にさらされること。
★解離という防衛によって形成されるものを決定する母体になるものを作り出すことである。
★重要な他者による刺激からの保護や修復の体験が十分に与えらなかったことである。
この四つの因子がそろわなければ、多重人格は発病しないという。
多重人格とは、素因・トラウマ・文化的背景や本人のフャンタジー・周囲の愛情的環境の不足といういくつもの要素が複雑に絡み合って形成されるものである。
上記の四因子論をさらに発展させたものに四つの経路(ロスによるもの)があります。
◆児童虐待経路・・・・これはクラフトの四因子論をすべて満たす典型的な解離性同一障害ということになり、こういう人は10歳までにはっきりとした解離性同一障害を発症し、様々な解離症状を呈するとされる。
◆ネグレクト経路・・・・母親なりの重要な他者が何らかの理由でうまく利用できず、しっかりとした愛着対象がもてなかったために生じる。愛着対象がなかった埋め合わせに、想像上の世界に引きこもってしまい、他の人格が作り出されてしまう。
◆虚偽性経路・・・・身体的・心理的症状の意図的捏造のことである。意図的であり、本人も自覚していて、治療の前に何らかの解離症状を呈していない。過剰に演技した解離性多重人格である。
◆医原性経路・・・・威圧的な暗示(催眠術や破壊性のカルト等)によって作り出されたものである。
ロスによると、四つの経路において、
典型的でない多重人格や虚偽性・医原性の多重人格の患者も相当数存在するという。
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飛鳥の場合は・・・・自分では憶えがなかったけど、治療の段階で虐待児だったことがわかった。
それは母親の愛人による性的虐待と身体的虐待、母親自身による精神的虐待と身体的虐待がありました。
しかし、現段階でその虐待がどれほどのものだったかわかりません。虐待の記憶がなく別の人格が持っていると思われます。記憶は途切れ途切れで全く思い出せない年もあります。自分では少なくても初めは活発で明るかったと思いますが、それはただ単に苦痛を別の人格に背負わせてしまっていたからかも知れません・・・・
虐めの記憶は多少あります。しかし、非常に曖昧です。それが事実なのか非現実だったのかよくわからないのが正直なところです。
自分が自分でないような感覚・・・離人感は常にありました。自分が自分を眺めているといった体験はよくしていました。
空想的な世界に違う人物を作り上げていた時期もありました。
幻聴は常にあり、時に独り言のように聞こえたり、時に会話性の幻聴だったりしました。
悪夢をみることも過覚醒気味でフラッシュバックもあります。
父親は企業戦士で滅多に家にいなかったように思います。実際、そうだったと祖母から聞いています。
現在の家族は父と弟は血の繋がりがありますが、母と姉は血の繋がりはありません。
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