●経験者のひとこと
重油は衣服などに付くととにかく始末に負えない汚れとなります。これ以上どうなっても惜しくない服の上に安いもしくはこれまたどうなっても惜しくない上下の雨ガッパ、長ぐつ、ゴム手袋を着ます。
ゴアテックス製などの高いアウトドア用品やおしゃれな品は余りにももったいないのです。ゴム手袋はスコップなどを使っての回収作業をこなすには台所用のものでもケッコウいけました。マスクは気休めです、マスクでほこりは防げても揮発性の臭いまで除去できるとは思えません。しかも海岸部は風も強くさほど臭いは気にならない方が多いようです。漂着重油が大量である場合、作業もけっこう重労働でマスクは息苦しいものと感じられるかも知れません。それよりも防寒用の帽子を用意した方が良いでしょう。海岸部しかも波打ち際での作業ですので海水に濡れる心配もあります。着替えの衣服は万一のために用意してきた方が良いでしょう。
車で来られる方は、車を留める所までの靴も必要です。重油まみれの長ぐつできれいにしている愛車に乗ったら大変なことになります。そういう長ぐつなど重油に汚れた物を入れる段ボールなども持参すると便利です。ベットリついた重油を拭うぼろ切れ、タオルなども役に立ちます。
漂着重油が大量である場合、移植ゴテではまだるっこしいでしょう。雪のけに使う、先の尖っていないスコップや、ドブさらいに使うジョリンなどがかなり有効です。ヒシャクは重油がまだドロドロ状態である場合には有効ですが、漂着が予想される水飴状のものには重くてシンドイ感じです。
ハードな作業でノドは乾きますので、市販の飲み物や果物などを持参することをお勧めします。 |
●海岸で最低必要とされる物(ほとんど使い捨てになります)
・かっぱ(上下セパレートがよい。安物だとかぶれる恐れあり)
・ゴム長(胴まである奴だとなおよい。耐油性がベスト)
・ゴム長手袋(耐油性のビニル製でもよい)
・帽子(かっぱのフードだけでは寒いし臭いもつく!)ウールがベスト
・ゴーグル(揮発油で目をやられます)サングラスタイプは効果なし。
・すくう道具(園芸スコップ、めしべら、ミニショベルいずれか)
・バケツ(5〜8リッターのちいさい物でよい)
・タオル、重油をふきとる布(現場ではいくらあっても足りません)
・着替え(行きはよいよい帰りは・・着替えたほうがいいです^^;)
・食事(お湯は使えません。ごみが少ないおにぎりがベスト)
・ゴミ袋(汚れたモノを持ち帰るため) |
●あると良い物(携帯していると便利なもの)
・防臭マスク(ガーゼマスクは効果なし。ホームセンター等にある)
・腕カバー(スキー用のブーツカバーも転用できる?)
・布テープ(衣服のすきまをふさぐ)トイレや休憩の都度張り替えが必要
・手提げポリ袋(買い物袋)バケツに敷いたり、バケツ代わりに使います
・ちりとり(各個人の重油運搬用)
・ヘルメット(岩場も多いし臭いもきついので頭を隠す物は必須)
・レジャーシート(休憩用、ふろしき替わりに各人あるとよい)
・缶飲料等(現地では自販機や飲料はありません)甘い物が効果的
・使い捨てカイロ
・携帯トイレ(本部にあるトイレまで10分以上かかる現場が多いです
・団体で行く場合は連絡用無線機(本部と現場との連絡に効果的) |