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現在地:タイトルメイン茨城食べ放題の店本を作り終えて
 

 ■ 本を作り終えて
                                                
本を作り上げて、それぞれの考えや思いを座談会という形式でまとめてみました。
  
霞丸
不安はありますが、俺が司会をします。
みなさん、本作り大変お疲れさまでした。

一同
おつかれさまでした。

霞丸
さっそくですが、本作りを振り返ってどうでしたか?

赤飯
解りきっていたことだけど、専業ではない店の食べ放題イベントは諸刃の剣。採算がどのくらいなのか試行錯誤で始まる。そして失敗した店は消えていく。これが今まで書籍に成らなかった理由だと思う。恐ろしいほど回転が速い。その流れの速いジャンルで、雑誌ではなく書籍としてまとめたという点では画期的というか無謀なチャレンジだったと思います。いろいろな出会いもあり、人間関係の奥深さを感じた一年でもありました。多くの人に見て貰いたいですね。


 霞丸
 :県北・県央・県西担当
 :全店舗データをまとめる

 あや
 :県北・県央・県南担当
 :すべての原稿をまとめる
せいよう
仕事柄打合せでお客さんと対話することが多いのですが、「なにを聞くことが重要なのか」、「そのなかから何を抽出して書くか」ということに苦心しました。そんな中、インタビューを通して少しでも店主の人生観のようなものを書き綴れたらなという思いで記事を書きました。ただ、字数の制限がありそれを表現しきれているか不安です。

かずえ
最初はただの情報集め、ぐらいにしか考えてなかったので取材に行って記事を書いてと大変でした。本屋の並んでる本がみんなこうしてたくさんの人が協力してるんだな〜、と改めて感心しました。自分にできるか不安でしたけど思い切ってやってよかったと思ってます。

きくりん
はじめは「かずえ」の付き添い、位で気軽に考えていたのですが一緒に取材をして店主の話を聞いているうちに、記事を書く側の責任と楽しさ、限られた字数の中で表現する事の難しさがちょっと解ったような気がします。
今回はあまり力になれませんでしたけれど、自分達が取材した記事が書籍となり、町の本屋さんに並んでいるのかと思うと感動的でもあり、ちょっと不思議な感じがします。
まさか人生の中で自分が手掛けた物が本になるとは思ってもいなかったので、貴重な経験をさせて頂いた皆様には本当に感謝しています。

霞丸
最初、きくりんさんにはかずえさんのサポート的な役として参加していただいていたんですよね。だけど、正式に食べよう会として加わっていただくことになり、味のあるコラムを始め本の作成になくてはならない人になっていきました。県西は人数も少なく負担もかけたと思います。ありがとうございます。

ともみ
いちばん初めこのお話しをもらった時、私自身が取材してその記事が本になりそのまま形として残されていくことに大変嬉しさを感じました。
こういう企画に参加出来たので、食べ物が大好きで本当に良かったなと思いました。

あや
自分ががんばって取材に行ったお店がキレイに掲載されていてむちゃくちゃ嬉しいです。もともと文芸部だったりする紙メディア派のあやなので自分で書いた本、というのはほんっとにすごいなーと感心です。

霞丸
自分で作った物が後々まで残る本になるって言うことは、そうそうないと思います。すごいことですよね。

あや
本を作っていく活動を通して多くの方と出会うことができ、人間的にも大きく育てていただきました。
そして、「食べ放題」とじっくり向き合うことでより詳しく見えてきた部分があり、この仕事に携われてよかったです。

霞丸
さて、この本のコンセプトとして牛肉や焼き肉を抜くということになりました。この辺についてお聞かせください。


 ともみ
 :県央を担当
 :バンド「とも☆とも☆たけし」を
 :結成し精力的に活動中!!
 :CDも発売している

 せいよう
 :県西を担当
 :1級建築士として活躍中
あや
最初はすべての食べ放題店を探していたのですが、日本で初の狂牛病を持った牛が発見されました。そのための方針変更で本の制作に大きな壁が立ちはだかることになったんですよね。しかし、結果を見てみると女性にも手に取りやすい本ができたなとおもいます。焼き肉以外の食べ放題をどんどん知ってもらうには良かったんじゃないでしょうか。もちろん、次は完全補完版ですね。

きくりん
いきなりメインディッシュがなくなっちゃったというか、ク○ープのないコーヒーみたいというか、スタート直後に第一コーナーでシューマッハとモントーヤが接触してリタイヤしたみたいというか(あっ、でもそれはそれで...)。とにかくそんな感じで、「どうなっちゃうんだろう」っていうのが最初に思った事でした。でも、逆に牛肉以外の食べ放題本って事で独自の色が出たのではないかと思います。本当に発売できてよかったです。

ともみ
食べ放題といえば焼肉!!私の中で牛肉を除いての食べ放題の本作りはとても難しいというか、なんだかちょっと淋しくもありました。 

かずえ
たしかに、一時は発売中しか?とまでいきましたしね。
はっきり行って食べ放題で一番に思い浮かぶのは「焼肉」ですし、これがけずられるのは正直痛かったです。でもなんとかのりきれて「なんとかなったな、良かったな」と思いました。ある意味他の食べ放題の本とは違った路線になってるかもしれません。本当に発売できてほっとしてます。

赤飯
私も今年で30歳になり、嗜好が変わったのかも知れませんが、若い人は、肉こそ食べ放題の主役と考えているのではないでしょうか。もっとも、お得感がありそうですし。そういう点でも次回作が有れば、これらを補完した完全版ということになるのでしょうね。

せいよう
このコンセプトのきっかけとなったBSE(簡単に言えば狂牛病)に関してはいつものことながら冷静さを欠いた日本の政治力のなさや販売者(この場合大手)、はたまた消費者の右へならえ体質を思い知らされました。
風評に惑わされる体質が変わらない限り牛肉を外して本を作ったことは今の日本の現状をみるに賢明であったと思います。

 赤飯
 :県央・県南・鹿行を担当

 かずえ
 :県西を担当
霞丸
これからの食べ放題について、なにかありますか?
ちょっと漠然とした質問になってしまいますけど・・・。

せいよう
これに関しては考えを持ち合わせておりません。
ただひとつ、何の商売でもそうですが相手のことを考える気持ちを持ちつづけることが大切ではないでしょうか。

赤飯
鹿嶋は、私なりの分析で、蕎麦→ラーメン→焼肉と、10年くらい周期で集中的に店が増えるように見えます。
日韓のワールドカップも終わり、焼肉ブームは沈静化し、不景気ですから、安くてボリュームのあるバイキング形式の店は増えるかも知れません。しかし、値段的な手軽さを考えれば、焼肉を主体とするタイプは淘汰が進むように思えます。

かずえ
取材をしててわかったんですけど、食べ放題で儲けてるってところが少ないってことです。商売ですからなんかしら儲けがないといけないんですけど、少なくとも私達が取材したところはほとんどサービスに近い形になっている感じです。もちろんちゃんと売上があるとこもあるんでしょうけど・・・。個人のお店は大変だなと肌で感じました。

赤飯
ちょっと提案ですが、食べ放題の実施はリスクを伴いますが、旅の駅や道の駅を利用した過疎地の食べ放題なんてどうでしょうか。東北自動車道は佐野SAで朝食バイキングを実施しているようですが、それとにたような感じですかな。鹿島は10年前に蟹ブームがあったけど、今度はブラックバス食べ放題が流行るとか?

霞丸
とにかく食べ放題はやはり薄利多売が基本なんでしょうね。となると、この本が出たことで多くの人が食べ放題に行くようになっていってほしいと思います。


 きくりん
 :県西を担当
  かずえ
私もお客様がたくさん来ての食べ放題ですから、もっとたくさんの人に行って欲しいと思いました。

ともみ
本も出たことだし、これから食べ放題はますます賑わっていくことだと思います。もちろん私自身もいろんなたくさんの種類の味を堪能しに食べ歩くことでしょう(笑)。

あや
そうですね。まだ食べに行ったことのないお店がたくさんありますし。食べ放題業界は実は浮き沈みが激しいんですが、本に載ったお店が大繁盛して欲しいです。そして、他のお店でも始めて茨城食べ放題大ブームの火付け役になれればいいなぁ〜。

きくりん
個人的には「肉」以外の食べ放題をもっともっと探してみたいですね。寿司とかラーメンとか...。今回、取材した中で居酒屋のバイキングがあったのですが、自分的には結構衝撃的でした。そんなお店が見つけられたら(茨城に限らず)イイなと思っています。

あや
作り終えて、牛肉や焼肉をぬかしても、こんなにお店があったんだと正直思いました(もっと本当はあるんですが)。探せばもっと出てくるのでは?と私も思います。情報をもっとあつめて食べ放題業界を盛り上げていくことも一つの使命ですね(笑)。

霞丸
最後に、とくに題はきめません、言い残したことをどうぞ(笑)

ともみ
取材をおこなってみて食べ物屋さんのオーナーは人それぞれいろんな人たちがいるなぁ〜というのが分かりました。責任者、お店のトップということもあり、とても偉そうな態度をとるオーナーさんもいました。その態度は、小心者の私にとって怒っているふうにも見えおびえてビクビクしながらの取材もやりました。やっぱりお店は、お客様第一なのだから優しい笑顔で受け入れるぐらいの気持ちがないと成り立っていかないんじゃないかと勝手に思いました。

あや
たしかに、お店の人の態度はいろいろでしたね。嫌な店の対応をされたときは、こんな人がお店を切り盛りしているのか。とか、いい加減な考えで客に物を勧めているのかなとか考えさせられちゃいますね。逆に親切なお店の方にあったときにはとても嬉しく思い、たいへん勉強をさせていただきました。

 
  かずえ
店名は明かしませんがめっちゃむかつく店長がいました!!すんごい態度がでかくてぶち切れ寸前までいきました。商売をやってる人間があれでいいのかな〜、と思って怒りを通りこして呆れてしまいました。私だって取材が終わればお客になるんだよ、そこわかってんの?と何度言いそうのなったか。ともかくああいう大人にはなりたくないものです。 

霞丸
俺たちはいつまでも、新聞社側ではありません。つまり、いつまでもお店から原稿の情報をもらう(もしくはいただくという雰囲気)側ではないのです。もう、すでに客なんですから。こんな対応をされたということを素直に伝えても営業妨害でにはあたらないと思います。本当にびっくりする感覚を持つお店がありましたね。

きくりん
あるお店の取材に行った時の事です。一通り話を聞き終わり、世間話の中でお店を始めようとしたきっかけをお聞きした所、若き頃の店主が海外へ働きに行くところから始まる人生の話、外国と日本の教育の話、帰国してお店を開いた時の話など貴重な体験談を聞く亊ができました。それぞれの店主が皆自分の哲学(大袈裟かな)を持っていて、「お客さまに喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい」という思いが共通してあったような気がします。(店主が代わってしまって、そうでない人もいたみたいですが...)

あや
本当にお客で行ったときには見えなかったお店の考え方とかにまで触れることができましたね。とても素晴らしい経験ができたと思います。

霞丸
今にして思えばネットの中の人たちを集めて本を作るというシステムを考えた新聞社には感謝ですね。ネットでも少しずつ話題になっていきますしね。

せいよう
ネットで繋がっている僕達ですが、ネットでも少しでも 血の通えるようなつながりができたのかなぁとMLを読み返しながら考えています 。

 
  あや
メーリングリストで話すようになって、それ以外にも個人的にメールのやりとりを行って。総数は1000を軽く超えますよね。議論もありましたが、今ではそれも思い出です。まさにクラス会、みたいな雰囲気で集まったり楽しんだりできるそんな仲間ができたなーという気分でいっぱいです。

赤飯
心残りなことが一つ。利根町の福田水産は、結局何だったのだろう。利根町に水産業者はない。隣の龍ヶ崎の福 田屋水産は違ったようだ。この情報は永遠の謎なのでしょうか。利根町の消防署の皆さんに協力して貰ったのに、判明しなかった。地元に一番詳しい人たちが、です。他県なのか? 

霞丸
情報が乱れ飛んでいたりもしましたね。確認に時間がかかったりもしました。補完することを目指してこつこつと正確な情報を集めていきたいですね。それでは、多くの質問に答えていただきありがとうございました。
お疲れさまでした。




<こののち2002年7月21日(水)に水戸市京成ホテル地下一階景山にて打ち上げを行いました>

※画素数は意図的に落としてあります
2002年7月28日
執筆 霞丸