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2005.1.21 (Fri)
◆[機動戦士ガンダムZZを観る] 第1話 プレリュードZZ

クワトロ大尉の最新モビルスーツカタログ。
『機動戦士Zガンダム』の続編らしいので、ついでに観ることにした。予備知識はほとんどなし。本作は明るいガンダムを目指したらしいとか、ガンダムシリーズぶっちぎりの不人気作であるらしいとか、それくらいしか知らない。最後まで継続して観るかどうか分からないし、何より「機動戦士Zガンダムを観る」で燃え尽きてしまったので、しばらくはあまり気合いを入れないで書き綴ることにする。
で、初めての『機動戦士ガンダムZZ』は、何といってもオープニングテーマが凄い。秋元康が作詞した「アニメじゃない」という曲なのだが、狂ったように「アニメじゃない」というフレーズを連呼している。インパクトは「マツケンサンバ2」【Amazon】並。この時代のアニメソングは、一般向けのポピュラーソングとしても流通できるよう、それ系ならではの臭味を抜くのが潮流になっていると思っていた。なので、この退行ともいうべきベタなオープニングテーマには、正直いって面食らってしまった。これは、<<『ZZ』ではベタなずっこけアニメをやりますよ。良い子のみんなは覚悟してくださいね。嫌な奴は観ないでね>>という決意の表れととるべきなのだろう。前作から引き続いて移行してきたちびっ子たちは、まずこのオープニングテーマで打ちのめされたに違いない。
前半は総集編。ナレーションが『機動戦士ガンダム』の人(磯野波平の人)に戻ってたり、スペースコロニーの基本的な説明があったり。一年戦争時のコロニー落としでは数千万の人が死んだらしい。スペースコロニーについては、回転で重力を生んでいるとか、太陽光をコロニー内に取り込んでいるとか、農業用プラントで自給自足しているとか。とりあえず、元ネタを知りたい人は、スペースコロニー - Wikipediaが参考になるかもしれない。
後半はシャアが登場。シンタ、クムと一緒に漫才をやっていた。マニアはバウンド・ドックが美しいと言ってるとか、ナンバーワンモビルスーツは百式だよねとか。そういえば、強化人間専用のはずだったバウンド・ドックは、結局のところほとんど活躍しなかった。ロザミアがあれで暴れるのかと思いきや、何とジェリドの乗り物になっていたのである(『Z』第49話)。第42話ではけっこうな強敵として描かれていたのに、あっけなく撃破されたバウンド・ドック。随分と不運なモビルアーマーである。
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2005.1.22 (Sat)
◆[機動戦士ガンダムZZを観る] 第2話 シャングリラの少年

Zガンダム強奪計画。
あのヤザンが生きていた! 『Z』の第49話で、無敵モードのZガンダムに一刀両断されたハンブラビ。当然、中の人もお陀仏になったと思いきや、パイロットのヤザンは球形の脱出ポッドで逃れていたのである。何たるしぶとさ。かくしてわれらが最強のオールドタイプ、ヤザン・ゲーブルは、シャングリラ(サイド1)の空域に漂流していたところをジュドー少年に引き揚げられたのだった。
ジュドー以下、シャングリラの少年愚連隊はZガンダム(このとき、アーガマはシャングリラに寄港していた)を強奪して売り飛ばそうと計画していた。両親が出稼ぎの彼らは生活費を稼ぐ必要があったのである。そこへ復讐のチャンスとばかりにヤザンが一枚噛んでくる。彼は持ち前のリーダーシップを発揮し、ジュドーらを従えてZガンダム強奪作戦に乗り出すことになった。周到な計画のもと、ヤザンと愉快な仲間たちはアーガマを襲う。ファが人質に捕られ、大量のオレンジが舞ってアーガマは大混乱。隊長であるヤザンは早速、プチモビでサエグサを昇天させるという大車輪の活躍を見せた。
この時点でのヤザンは、コメディタッチの作風に似合わない凶悪キャラを演じており、人が死にそうにないお気楽ムードの中でひときわ異彩を放っていた。あのブライトでさえ、ジュドーに蹴り飛ばされる喜劇キャラと化していたのに、この回のヤザンは『Z』の暗いムードを一人引きずっていたのである。さすが、『Z』の悪党軍団の生き残りと言いたいところだが、実はこのヤザンも、回を重ね行くうちに『ZZ』の雰囲気に染まっていくことになるのだった……。
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2005.1.23 (Sun)
◆[機動戦士ガンダムZZを観る] 第3話 エンドラの騎士

マシュマー登場。
マシュマーというのはアクシズの若き将校。卑しき街を行く現代の騎士である。キャラは自分大好き妄想癖の三枚目で、トレードマークはハマーン様から拝領したピンクのバラ(コーティング済み)。行動理念は騎士道に範をおいており、敵との対決は正々堂々を旨としている。相手の行動を騎士道のルールで曲解したり、思い姫を定めて妄想したりするところはドン・キホーテを思わせる。『ZZ』の方向性を象徴したキャラといえよう。
マシュマーの回想に出てくるハマーンは、『Z』からは考えられないほど理想化されていて可笑しい。アクシズの指導者として気丈に振る舞いながらも、マシュマーにはやさしい声音で噛んで含めるように語りかけるハマーン。その言葉は下々への慈悲に溢れている。偉大なる領導者ハマーン同志は、厳しい態度のなかに人民をいたわるやさしさをたたえた、気高きお方なのだ。少なくともマシュマーの目にはそう映っている。
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2005.1.25 (Tue)
◆[機動戦士ガンダムZZを観る] 第4話 熱血のマシュマー

ジュドーがZガンダムに乗って戦う。
『1st』も『Z』も、2話目にはすでに主人公が宇宙に出ていた。それに対して『ZZ』は、いまだコロニー内でもたもたしている。シャングリラで小競り合いを繰り広げている。一連のマシュマーとの対決は、おそらくジュドーにZガンダムの操縦を習熟させるための、練習ミッションみたいなものなのだろう。ジャンク屋のジュドーは、アムロのような機械オタクの天才でもなければ、カミーユのようなホモアビスの達人でもない。せいぜいプチモビを動かしてきた程度である。なので、そんな少年がパイロットとして活躍するようになるには、まずマシュマーのような頭の弱いキャラとの戯れが必要なのだ。
マシュマーのドン・キホーテぶりはこの回でも健在。カミーユを看護するファを「白衣の天使」呼ばわりしてお茶の間を沸かせていた。アクシズの人材の払底ぶりを象徴するようなしょうもない三枚目キャラである。ただそんな彼にも取り柄はあって、MSの後ろに取りついた生身のジュドーを、バーニアで焼き殺そうとしなかったところは賞賛に値する。
以下、特別付録「今日のマシュマー」。
- 金塊でホテルの料金を支払っていた。
- MSのハッチが開いたまま宇宙に飛び出しそうになった。
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