教育省、最古の中学校に対し援助なし
     状態の悪い黒板、壊れた机やいす、教材不足などの悪条件の中、Cesar A. Ruiz中学校は300名以上の生徒に授業を行っている。

     この中学校はメキシコシティー、ダウンタウンに位置しており、教育省が推進している“教育の質を向上させる計画”に登録しているにも関わらず、学校設備状態は非常に退廃している、と語るのは保護者会のメンバーである。

     この学校に通う子を持つある母親は「授業は最悪の環境の中で行われており、窓にはガラスがなく、木製のドアは壊れかけている状態の中、多くの生徒たちは度々風邪を引いてしまっている」と証言する。

     先ごろこの学校の校長に就任したリカルド・ロマン・バスケス氏は、教育省からは学校の状況を改善する旨の約束を取り付けていると述べる。

     本学校は1926年に創立され、メキシコシティーで初めて設立された中学校として知られている。そのため、校舎は歴史及び建築物的観点からは非常に価値のあるものとされている。

     この学校で歴史を教える女教師は「ある物を使って何とか授業を行っている。例えば、黒板の磨耗により、その代わりとして紙を使って授業を行っている」と語る。

     前述の校長は、「物質的に見れば、学校の状況は非常に悲しむべき状態であるが、我々は生徒たちへの躾の向上に焦点を充てていく計画である。・・・政府もこの学校のことは気にかけてくれ、何とか状況が改善されるように支援してくれる予定である」と述べる。





*今日のスペイン語*

    pizarron  : 黒板

    material didactico  : 教材

    impartir  : 授ける

    plantel   学校

    deterioro  : 損傷、退廃、悪化

    precario  : 不安定な、心もとない

    entristecer  : 悲しませる




「今日の気になるニュース」Indexに戻る