地方色豊かな結婚式 (2005-01-23)

 中国の習慣によると、来年は(2006年の事ではありません。中国では旧暦なのでまだ新年になっていません。)結婚するには適さない年だそうです。 何でも旧暦では春が来ない年だとかで、年末になっても結婚式が異常に続いています。 昨日の土曜日も今日も会社の従業員の結婚式でした。

 福州は田舎町なので昔の風習がいっぱい残っています。 結婚式なんていうのは風習、習慣の塊のようなものです。 で、なかなか馴染まないのが結婚式の開始時間です。 普通日本で結婚式の招待状を貰ったら、出席か欠席かをすぐに連絡して、開始時刻の30分くらい前には会場に到着するというものですよね。 でもここはぜんぜん違うんです。 開始時刻が全く読めないんです。 昨日も5時からと招待状には書いてありました。 前日の金曜日に出席者で相談、何時に行くべきか。 5時ならまあ開始時間は6時だろう、ということはちょっと早く着くとして5時に家を出よう。 昨日の会場は家から30分ほどの場所にあります。 で5時半到着。 新郎新婦が会場の入り口でニコニコ立っています。 受付には友人が座っています。 会場に入ると。。。ほとんど誰もいません。 しまった!!6時でよかったのか! 結論を申しましょう。 式が始まったのは7時でした。 ギリギリに到着した会社のお兄ちゃん曰く、招待状に何時と書いてあっても大体7時にしか始まらないもんです。 

 だったら5時って書くなよと言いたい。 習慣になれていない日本人は、どう頑張っても招待状に書いてある時間の30分ほどしか遅刻できないことをそろそろ判っていただきたい。 

 と言う事で、今日の結婚式には思い切って遅刻してみました。 招待状には6時。 会場到着時刻は7時。 会場には7割がたの出席者です。 今日の開始時刻は7時15分でした。 今日は比較的早く始まったね、と出席者の弁。 お願いだからもうちょっと判り易くしてほしいものです。

 福州の結婚式は一般的に夜です。 これが北のほう北京辺りに行くと、夜結婚するのは二度目以降。 初婚の人は昼結婚するのが常識です。 白酒飲んでガンガン酔っ払うのが北京の結婚式、白は葬式の色だからとビールか赤ワインしか出ないのが福州式。 昨日の結婚式はまた変わっていました。 出席者は全員新婦関係者。 どうして新郎関係者が居ないのかと聞いたら、新郎の結婚式は昨日終わったと。 別々にやるのが普通との事。 今日は両方出ていました。 昨日と今日の場所の距離はたったの30kmですよ。 それでも習慣が違うのです。 もちろん方言も違います。 川のこっちと向こう、山のこっちとあっち、全部違うのが福建省だそうです。

貸し切りバスの運転手との戦いは一方的な負け。。。 (2004-04-25)

 福州には250人ほどの日本人が駐在しておりますが、娯楽の少ない地方ゆえゴルフ会 というものが存在しております。 毎月1回コンペを開いて遊んでいるわけですが、昨年から近所の町アモイ(近所とはいえ350km程離れておりますが)の日本人ゴルフ会と対抗戦をはじめました。 両方の街の間にある泉州という街のゴルフ場での開催ですので、両方の町からバスを仕立てて出かけてゆかなければなりません。 今日は先週行われた対抗戦ゴルフへの往復車中の出来事です。

 泉州は福州から200km弱離れています。 ということはバスで高速道路を走って2時間ほどの距離になります。 8時スタートということなので5時半出発になりました。 まるで日本でゴルフをするようなスケジュールです。 5時過ぎに集合場所へ集まりました。 バスは来ています、が運転手はいません。 「去年もそうだったんだよな」と誰かが言います。 待つことしばし、5時半になるとどこからとも無く運転手が現れました。 それから荷物を積み込んでばたばたと出発、当然5時半には出発できませんでした。 少し雨も降っており、早起きも手伝って眠気の漂う車内。。。 ふと外を見ると私の家の傍です。 なぜここを曲がるの???と思ったらなんとこの運転手、ガソリンスタンドに止まりました。 今日の分のガソリンは今日入れよう!当然のように運転手は悠々としています。 バスの大きなタンクをいっぱいにして出発するまでにさらに15分経過。 ここでガソリン入れるならここに集合すればよかったのに、です。 私の家から徒歩2分、スタンド出発時刻はなんと6時。 1時間前の集合はなんだったんだと思えてきます。

 高速道路を走ります。 福州市内での遅れを取り戻そうかのように飛ばす!ということも無くバスは淡々と走り続けます。 そしてあと50km程で泉州というころ、運転手が私に聞きました。 
 運転手 「どこの出口で降りるんだ?」
 私    「知らないよ、あんた知らないの?去年も行ったんじゃないの?」
 運転手 「知らない。」

 昨年参加者の方が覚えてくれていたので、なんとか出口の名前は判明。 もしやと思い聞いてみました。
 私    「出口から先はわかっているよね!」
 運転手 「知らない。 教えてくれなけりゃ目的地には着けない。」

 面白すぎます。 しかしどうしようもないので昨年参加者の方に思い出してもらいながらとりあえず1時間遅れの8時40分に現地到着。 ゴルフが始まってしまえばとりあえずは運転手の事は忘れていました。

 で帰り道。 帰り道はいくらこの運転手でも何も無いだろう、寝て帰るぞ、と思った高速道路で 「バン!!」という大きな音。 何か荷物でも落としたのかと路肩に停車、運転手が降りて調べます。 戻ってきた運転手に 何があったんだ と聞くと 「タイヤがパンクした。」と平然としています。 ゆっくりと走り出して5分もしないうちにサービスエリアがあったので当然そこに入って修理するんだろうと思いましたが、運転手 平然と80kmを保ちながら本線を通過します。
 私    「何で修理しないんだ?」
 運転手 「福州に帰ってから修理する。 ちゃんと走れる。」 バスはパンクした後輪左側ダブルタイヤの内側から「ペタペタペタペタ」という異音を発しながら80kmで走り続けます。 来る時になんだかんだとありましたが2時間半で到着。 この速度では4時間は決定的です。 途中休憩で立ち寄ったサービスエリアで見てみるとパンクしたタイヤは完全にペッタンコ! そのほかのタイヤも溝は少ないし、なにやら変に膨れたところもあります。 ひっくり返ったり事故になったりだけはするなよ、と言う乗客の願いのおかげかとりあえず福州へ約4時間後到着。 ところが運転手市街とは違う方向へ走ります。
 私    「どこへ行くんだ? 方向が違うぞ!」
 運転手 「タイヤの修理に行かなくては。」
文句を言う我々を無視して、運転手はとある、おそらく知り合いのタイヤ屋の前に到着。 抗議を無視して降りると店の人間に「このタイヤと同じのを!」というと乗り込んできました。 それだけのためにわざわざここまで来るな! 何のために携帯電話持ってんだ!!

 結局当初予定を2時間以上遅れて朝の集合地点に到着。 次回あの運転手だけはやめましょうね!

 帰りの車の中で、最近中国勤務になったばかりの方が一言。 「今日はとっても勉強になりました。」 お疲れ様でした。


このおおらかさが何とも言えません (2004-07-08)

 私の住んでいるアパートの近くの大きな交差点に歩道橋を作っているのは知っていましたが、造りかけでも利用できるとは知りませんでした。 私も渡ってみましたが、手すりの無い歩道橋って結構怖いものですね。 

しかしどうせ作るのならば、交差点をすべてカバーするタイプのものを作ってほしかったです。 交差する2本の道路、4方向で地下道で渡るもの2箇所、歩道橋2箇所です。対角線に移動しようとすると、地下道渡って、そのあと歩道橋、とっても面倒なのですが交差点周辺をすべて柵で囲って道路に出られなくしてあるので、ほかにすべはありません。 

生真面目なのか、面倒くさがりなのか、よくわからない街です。





電力制限で街は真っ暗です。 (2004-07-08)

 昨年も雨が降らなくて、電力と水に苦しめられましたが、今年もまた始まってしまいました。 雨が少なくて水力発電が出来ずに電力の供給制限です。 産業用と民生用の電力をなんとか双方少しずつ制限してバランスをとろうとしているので、街の商店やデパートの広告、ネオンは全面禁止になりました。 工場では毎週4日稼動、3日停止という措置で地域ごとに休む曜日を決められてしまいました。 夜10時から朝6時までなら従来どおり供電するよというので、全面的に夜間操業へ移行した工場もあると聞いています。 歩道の街灯も片側だけという徹底ぶり。 商店などで広告禁止に違反すると翌日の電力が供給停止となります。 自家発電をもっていないサウナやカラオケは午後10時以降営業せよという通達も出されました。 スーパーでも天井の蛍光灯を2/3ほどに削減していますので、薄暗い場所ばかりです。

 まだ夏は始まったばかりです。 8−9月といったいどうなるのか、今から不安です。 供電局の話では06年にはかなり状況は緩和されると。 まだ2年も先のことです。

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