遊びに行こう! 福州から馬尾までハイキング (04-06-05)

 会社が福州市内から20Kmほど離れた馬尾というところにありますので、毎日会社の車に乗ってミン江沿いの道を往復しています。 一度は歩いて行って見たいと思っていたのですが、先週会社の後輩に先に行かれてしまいました。 約3時間、結構楽しかったですよ、という感想に、よしっ!と私も出かけてみました。 
 天気は薄曇り、風多少あり。 日ごろ蒸し暑い福州にしては、散歩日和の良い天気です。 では出発!!

 

 出発地点はミン江沿いの中洲御殿の所からにしました。 ここまでは家の前からバス。 バスにエアコンが入るようになったので値段も上がって2元になりました。この場所は台江というところですが、客船の乗り場を発見。 本当に出ているかどうかは調べる必要がありますが、結構あっちこっちへ船で行けそうです。


 

 しばらく歩くとローラースケート場を発見。 それよりもこの建物の3階というか屋上がカラオケになっています。 周辺にどうでも良い歌を撒き散らす騒音公害になりそうです。 川の向こうにも高層アパートが建っていますが、こちら側にも巨大なのが建設中。30階は軽く越えています。 建物の中で赤く見えているのはレンガです。 称して鉄筋コンクリートレンガ積。 本当に大丈夫かと心配になります。 


 

 このあたりで歩き出して30分ほど経過。 かなりのんびりした田舎の雰囲気になってきました。 対岸のキリスト教会は、なかなか立派な建物との事ですが、なにせ川向こうですのでなかなかたどり着けません。 バスで行きゃいいのですが、川越えるのに歩いて橋を越えるのはなかなか大変です。 橋の下を結構大きな船が通るので橋に上がるのが面倒です。


 

 水質保護区 という看板があったので、なんだろう? 読んでみると水道局が「ここから取水しているので川を汚すな!」と書いてありました。 こんなの飲んでるの?と改めてビックリ。 右の写真はトラックの事故処理現場。 この川沿いの道は片側2車線−3車線の結構良い道です。 通勤時には私の乗った車も平均100km程で飛ばしていきます。 で事故がおきると結構大きなものになってしまいます。 この事故は夕べ発生したもので、運転手は重態との事。


 

 毎日この客船は誰が乗ってどこへ行くのだろうか と悩んでいました。 私より古くからいる同僚は、「ミン江クルーズだよ、夕方出るんだよ。」大うそつきでした。 ただ係留してあって、レストランとナイトクラブになっているとの事。 でもここまで徒歩で45分、誰が来るんだ? あ、車でくれば10分もかからないな。 それにしてもわざわざここへ来るか? 右の花は、アジサイの筈なんですが、こんな色は初めてです。 南国のアジサイはやはり激しい色使いになるのでしょうか?


 

 この辺りまで来ると山が近くなってきます。 約1時間経過。 左の写真はガラス工場のクレーンですが、このクレーン、船が着くとこの道路を渡って手前側の岸壁まで遠征してくるというなかなか滅多に見られない優れもの。 踏み切りも何も無く、いきなり道に出てくるのでかなり驚きます。 でかいんだから見えるだろ!と言われればそれまでですが、普通の人間の常識ではクレーンは道を走らないはずです。 この辺りは山側が工場地帯で川に専用岸壁があります。 右の写真はガラス工場の傍の小麦製粉工場の岸壁。橋のようになっていて何をするのかなと思っていましたが、ある日皆がならんでただただ眺めていました。 どんな理由があるのでしょうか?


 

 ちょっと大き目の漁船専用埠頭も発見。 その隣は最近拡大の一途をたどるコンテナ埠頭。 ここへ出入りするトラックに絡む事故が多発していますが、鷹揚な国ですのでわざわざそのためだけに信号を付けたりはしません。 付けてもどうせ誰も守りませんから却って事故が増加するでしょう。 日頃湿度が高くて山がこんなにきれいに見える日は珍しいです。 ちょっとうれしくなりながらも、まだまだ馬尾は遠いです。 もうすぐ1時間半経過。


 

 実はこの道、開通したのが97年頃でした。 ごらんのように支流が流れ込んでいたりしていて山と川の間に場所が無かったりという理由で、途中一部分は完全に高架道路となっています。 ちょうどこの5穴水門を過ぎた辺りから下の赤い建物のある岬を回りこむまでの間の3km程が高架道路になっています。 高さは30mほどでしょうか。 たいした柵もついていませんので歩いていくにはちょっと怖い道です。 もちろん高架道路ですので車は100km以上のスピードです。 荷物を積んだリアカーも結構大変そうです。


 

 なぜか石炭積み下ろし場がありました。 蒸気機関車もないし、発電所も無いのになぜこの場所で鉄道から石炭をおろすのか、また謎が増えてしまいます。 右側の建物は結構古くて大きなものです。 何時かはここへ探索に行ってみようと考えています。


 

 ミン江を走っている船はもっと上流から川砂、砂利を運んでくるのが主な仕事です。 船の先に付いているベルトコンベアで結構要領よく砂をおろしています。 私の工場に原料を運んでくる船は、帰りに川砂を積んで帰っています。 日本の建物だって福州産の砂使っているんですよ。 福州のほうを振り返るとかなり遠くにビルが立ち並んでいるのがぼんやりと見えます。結構歩いてきたなぁと実感。 この辺りでもうすぐ2時間。 右の写真に写っている船は、走っているわけではなく ただ単に座礁しているだけです。 川が浅いのでちょっとでも航路を外れると座礁します。 どうしようもないのですが満潮の時間になれば簡単に水位が上がるので離礁できます。


 

 川幅が広くて橋がほとんどありません。 となればお約束の渡し船登場。 対岸の町まで2元だそうです。もちろん時刻表なんか無くて乗りたい人はその辺でぼんやりと待っています。 私も心が動いたのですが、今日は馬尾まで行くのが最優先。 対岸には湿地公園があったりすると言う情報がありますので、これもいずれは行ってみようと思っています。問題は暑すぎることですね。今日はここまで涼しくてあんまり汗もかいていません。 右の写真は浅瀬に泊まっている住居と思しき船。 謎の船はいっぱいありました。 中州にはなぜか牛も放牧されています。どこにもつながっていない中州ですし、なぜそこにいるのか?


 

 赤い建物の岬を大きく回りこむと景色が一変します。 この辺りには新しい工場位しかありません。 日系企業で行くとJVC、NEG、EPSONなんかがこの辺りに並びます。川幅が広がっているので岸壁も作れず大変立派な遊歩道が整備されています。 もちろん私以外の人はほとんど歩いていたりしません。 たまに誰かがいると車やバイクで遊びに来たカップル。 しばらくはこの景色が続くので歩いていても単調です。 2時間を過ぎてちょっと疲れてきましたがはるか彼方に馬尾の造船所も見えてきました。あと1時間半くらいかなと目算。山がきれいで本当にうれしいですが、道路を走る車の騒音も結構激しくてハイキングと言う感じにはなかなかなりません。


 

 馬尾の造船所のクレーンが彼方に見えてきました。対岸にも小さな造船所や修理工場が結構いっぱいあります。 馬尾造船と言うも歴史のある工場で中国海軍の最初の造船所でもありました。 道と景色が単調で歩くのを止めたくなってきましたが、もう少しです。 でもデジカメの電池もなくなってきてしまいました。 1枚撮ってはしばらく休ませてだましだまし使っています。


 

 住居兼仕事場の船です。 高々と中国国旗を掲げていますが、その船で外洋は無理でしょう。 でも傾きかけた夕日に国旗の赤がきれいです。 この辺りで3時間経過。デジカメの電池はほぼ空です。 最後に到着写真をと思っていたのですが、断念せざるを得ません。 で最後の一枚は 「閉じこめられた船」にしました。 もう使わない船だから閉じ込めたのか、ぐずぐずしているうちに閉じ込められたのかはわかりませんが、道によって川から取り残されてしまいました。なんとなくかわいそうです。写真を撮っている時に通りかかった人に聞いてみたら中に人が住んでいるそうです。 

 この後、30分ほどで馬尾造船所前まで到着。 台江出発午後2時半、馬尾到着午後6時15分。 帰りはバスに乗ったらあっという間の20分。 でも歩いてみると日頃見えないものが見えて面白いですね。 今度はどこへ行こうかな。 

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