WindowsでWAVEおよびMIDIを使ったプログラミングをするための技術解説書。音のデータは、時間軸に沿った波形データの集合体であり、それを途切れることなく制御するためには高度な技術を必要とする。APIを調べる程度では理解が難しく、APIを時間軸に沿った形でコントロールするプログラムをいかにして作成するかという部分にノウハウが存在する。 本書は、WAVEとMIDIの技術仕様の解説、APIの解説、音を扱うロジックの構築方法、技術解説付きのサンプルプログラムで構成されている。さらに全体を通して、安定した音データの入出力を実現するためのリアルタイム処理(Windowsには不向き)に関する記述が見られる。 著者は、かつてローランドの研究所に在籍していたという経歴の持ち主で、音をデータとして取り扱う方法について知り尽くしている。特にMIDIは規格や歴史的事情から考慮すべき点が多いが、経験がないと書けないノウハウが豊富に掲載されているため、大いに参考になるだろう。ただし、添付のCD-ROMにあるサンプルプログラムはVisual C++で書かれていることと、コメントがほとんど書かれていないことから、相応の知識、研究を必要とする。 音楽データをただ録音、再生するだけでなく、音楽ゲームやシーケンサーソフトの開発をしたり、音の解析に携わったりする人にとっては必携の技術書である。(川藤一真)
WaveやMIDIを解説したプログラミング本
Windows APIでWaveやMIDIの扱い方を解説したC++本です。
前半がWave関連、後半がMIDI関連、最後に補足という構成で、
処理に必要な要素や問題点を、その都度取り上げて解説。
要点が良くまとめられています。
音楽データを初めて扱う人にとっては、少々辛抱しながら読み解くことになるかもしれませんが、
Waveデータもしくは、MIDIデータを扱った事のある人にとっては、
疑問に思っていた事柄を解決するヒント集となると思います。
Win95のマルチメディアタイマーとサンクの関係について、
サンクダウンという手法や、サンクスクリプトの書き方、またそれらの
サンプルプログラムを示した解説も掲載されています。
WaveデータやMIDIデータの取り扱いで、DirectXを使わない場合、
WaveOut等のWindows APIを使うことになりますが、それらAPIの
プログラミングに重点を置いた専門書は、非常に少ないのが現状です。
それゆえにこの本は、価値のある一冊といえます。
あまり実用的でないかな・・・
WAVEファイルを編集、表示するプログラムを作成する参考として購入した。本書では、WAVEファイルのフォーマット、録音、再生のプログラム例が載せられているものの、第12章のサンプルプログラムの例は、問題点が示されていても、具体的な解決策がない中途半端なものだし、第9章の編集と表示でも、編集や表示の項目の羅列で、具体的にどのようにコーディングし解決するかが示されていない。 よって、とりあえず、WAVEファイルの基本を知るには参考になると思うが、実務的なアプリケーションを作成する上でほとんど具体的な情報は得られないと感じた。
音アプリの参考書
WAVEとMIDIの両方について、基礎知識、録音再生の処理などが 書かれています。サンプルソースコードも豊富で、各処理ごとに 解説されていて、実用的です。 Windows95/98で音を扱うアプリケーションを作成する時のプロ グラムの書き方、WAVEとMIDIの同期するといった高度な話題も あってとてもためになります。
翔泳社
WAVプログラミング―C言語で学ぶ音響処理 ディジタル・サウンド処理入門―音のプログラミングとMATLAB(Octave・Scilab)における実際 (ディジタル信号処理シリーズ) はじめて学ぶディジタル・フィルタと高速フーリエ変換―基礎・原理からよく理解するための (ディジタル信号処理シリーズ) フリーソフトでつくる音声認識システム - パターン認識・機械学習の初歩から対話システムまで やり直しのための信号数学―DFT、FFT、DCTの基礎と信号処理応用 (ディジタル信号処理シリーズ)
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