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今日からUEFAカップの第3ラウンド。ヘルタ・ベルリンは順調にUEFAカップを勝ち進んでいた。 そして今日の相手はフルハム。そう、あの稲本が所属しているチームだ。とは言っても、私はプレミアには全く詳しくはないので、彼がどれほどの活躍をしているかは知らない。知人に聞いたところによると、試合終了間際に出場して、なかなか良いプレイをしているとか。ふーん、そうなのかぁ。 同郷の人という好奇心だけでスタジアムに向かった。フルハムサイドで観ようと思い、ゲストチームのチケット売り場に行ったものの、「チケットください」と言うと、警備のおじさんが、チケットはイギリス人じゃないと買えないなどという、訳の分からないことを言ってきた。「なんで!!」と食ってかかったが、よくよく考えると、それほどにアウェーサイドは危険ということなのかも。そういえば英語を喋る人達が周辺をいきまいている。おじさんは、「フルハムファンだということを証明できるのか?」とまで言ってきた。別にファンじゃないけど、ここまで言われると絶対にフルハムサイドで観たくなる。フルハムで日本人がプレイしていて、その人の応援にきたと言うと、「日本人〜?」と訝しがられた。そんなとき、後ろに並んでいた外人が、「このコの言う通りだ! 日本人がプレイしてるぞ! このコはチケットを買えるぞ!」と後押ししてくれた。なんだ、イギリス人、結構良いヤツじゃん。結局おじさんも納得して、売り場の人にチケットを売るように促してくれた。チケットを手に入れるまでにここまで苦労したのは初めてかも。 さてさて、スタジアムに入るためにチェックを受けるところから、すでにイングリッシュワールド。こっちも英語で通してみようと思うが、私の英語、かなり胡散臭い。端々にドイツ語が混じっている。 かなり厳しいチェックを受けた後、スタンドに入ると、かなりのファンがフルハムから来ていた。しかし別に身の危険は感じなかったけど。 稲本が姿を見せると、友人と共につい、『稲本コール』などしてしまった…。 残念ながら、彼はスタメンではなかった。 フルハムは、立ち上がりから積極的に攻めていく。最初のチャンスはそのフルハム。右サイドからのボールにFWが合わせるが、ヘルタのDFに阻まれてしまった。 その後は一進一退…というか、特に見所もなく、全くもって退屈な展開になってしまった。そんな中、ヘルタの決定的チャンスが訪れる。しかしハルトマンの放ったシュートは、ゴール前にいたDFに阻まれた。 数分後、へルタはコーナーキックのチャンスを得た。蹴るのはマルセリーニョ。彼のボールにバインリヒがヘッドで合わせて見事なゴール。これで1対0。先取点はヘルタだった。 その後も一進一退の状態で、結局1対0で前半を折り返した。 後半、1点ビハインドのフルハムは果敢に攻める。そしてヘルタの選手との勝負に勝ったフルハムMF(名前が分からん)が放ったシュートは、惜しくもゴールポスト。しかしその跳ね返ったボールにマーレットがいち早く追いつき、シュート。これが決まって1対1の同点に。大喜びのフルハムファンに混じって、とりあえず私も喜んでみた。 試合はフルハムペースになってきた。それを懸念してか、ヘルタはFWをアルヴェスに替えてミヒャエル・プレーツ、DFをシムニッチに替えてアンドレアス・シュミットを投入した。 これが功を奏したのか、ヘルタの調子も徐々に上向きに。マルセリーニョのフリーキックを、フルハムのサファ?(Sava/読み方が分からない)がクリアしたが、これがそのままゴールネットへ。フルハムの自殺点で、ヘルタは2対1と再びリードした。 さて、試合時間も残り10分程となったところで、いよいよ稲本がピッチへ。待ってましたとばかりに声援を飛ばす。しかしその稲本、最初のボールタッチまで5分はかかったんじゃないかなぁ。果敢にボールを奪いにいくんだけど、なかなか取れないといった感じ。彼が投入されてから、フルハムの左サイドからの攻撃も少なくなったように感じた。 結局試合はそのまま終了し、フルハムのミスにも助けられたヘルタが、第4ラウンド初戦を勝利で飾った。 試合後、フルハムの選手達は、ファンのいるスタンド前には来なかった。遠くから来たファンに対して、少しは感謝しても良いんじゃないのかなぁ。 |
