9月1日(日) バーベルスベルク03 − ボルシアメンヒェン・グラートバッハ


今日はドイツ・ポカールの試合。私が観に行ったのは、3部所属バーベルスベルク対1部所属グラートバッハ。バーベルスベルクは去年まで2部にいたチームだ。
バーベルスベルクはベルリン郊外に本拠地を置くチーム。ファンの数はあまり多いとは言えない。

昨シーズンの最終戦で、激情したファンが審判に物を投げ、怪我をさせてしまったこともあって、バーベルスベルク駅を降りたところから、大勢の警官が警備にあたっていた。駅からスタジアムまでは900mだったが、ファン達はバスには乗らず、呑気に歩いていた。私もそれにならって歩いてスタジアムまで向かった。しかしいつもと違うのは、ユニフォーム姿のファンがほとんどいないことだった。スタジアムについても、「良い天気だし、相手がグラートバッハだからちょっと観に行ってみようか」という感じでスタジアムに足を運んだような人が大半だった。

私はどちらかというとグラートバッハを応援しようと思っていたのだが(19番、コルツィニーツのファンなので)、落ち着いて観れそうな雰囲気のあったバックスタンドで、バーベルスファンに囲まれて観る方を選んだ。このスタジアム、メインスタンド以外は全て立ち席で、どこでもお好きにどうぞといった具合だった。
ところでこのバーベルスベルクというチームには、オクヤマユズルくんという、日本人の選手が所属していた。彼は今シーズン前にテストを受け、入団したらしい。今日はこのオクヤマくんにも注目したいと思ったが、残念ながら彼はスタメンには入っていなかった。

試合は、全体的に見ればグラートバッハより、断然バーベルスベルクの方が良かった。立ち上がり、お互い攻めてはいたが、チャンスらしいチャンスを作っていたのは、バーベルスベルクだった。特に右サイドからの攻めが素晴らしい。個人のテクニックは、グラートバッハの選手には敵わないのだが(ミュンヒとかファン・ハオトとかと比べてもねぇ)、ボールを持ったらとにかくがむしゃらに攻めるのだ。グラートバッハのキーパー、スティール(相変わらず落武者みたいな風貌…)もなんとか防いではいたが、バーベルスベルクにとって惜しいシーンが何度かあった。詰めが甘いのが難点か。
しかし点が決まるのはこんなものだ。右からのセンタリングに合わせ、ハウスバイラーが矢のように放ったシュートが決まった。バーベルスベルクのキーパーは全く動けなかった。まさに技ありゴール。

ハーフタイムの間、チーム所属のチアガール軍団が、素晴らしく素人っぽい演技を見せてくれた。今時こんなことをするチームもあるのかぁ。それにしてもチアガールに混じって、チアボーイ(?)が数人いたのだが、これがちょっとおデブなおっさんばかり。主にチアガールを持ち上げる役目をしていたが、どう見てもエロオヤジに見えてしまった。

さて、後半が始まってしばらくすると、オクヤマくん達控組がアップをはじめた。間近で見たオクヤマくんは、身長173cmということだったが、私にはとても小さくみえた。でも彼の体型は、特に太腿が、マラドーナのようだった。
そのオクヤマくんの出番が遂にやってきた。選手名のコールのときはフジヤマなどと言われていたが・・・。彼は左サイドに入っていて、1度センタリングを上げたが、まずまずだった。ボールを持ったら一気に攻めていくバーベルスベルクに比べて、相変わらずちんたら攻めるグラートバッハにちょっとイライラ。バーベルスベルクの選手がもう1人交代になると、オクヤマくんは右サイドにまわった。うーん、彼は両サイドをこなせるのか。
元々右利きのようだし、私には右サイドの方が合っているように見えた。守備にちょっと不安があるようにも思えたが、それはグラートバッハの選手の能力が勝っているとも言える。

なぜかこのころから、バーベルスベルクの速攻が見られなくなる。1点を追っている状態なのに、しかもグラートバッハのミュンヒが退場になって1人多い状態なのに、ボールをキーパーに戻したり、攻めに時間をかけたり。当然、観客からもブーイング。私もイライラ。突然、バーベルスベルクを応援しはじめた私・・・。そんなときオクヤマくんが、ボールを奪って1人で中央突破! 放ったシュートは惜しくもゴールバー右だったが、このときの彼のプレイは本当に素晴らしかった。グラートバッハの守備陣を翻弄していた。

結局、点を取ることができず、0対1で破れてしまったが、オクヤマくんの今後には多いに期待したい。そしてグラートバッハ・・・もう少し良いプレイを見せてくれ・・・。お目当てのコルツィニーツは残念ながら試合に出なかったが、この雪辱(?)は、次の試合で果たして欲しい。次はヘルタ・ベルリンとの試合。もちろん応援に行くつもりだ。

オクヤマくんのことを知りたいという方は↓へ
http://www.babelsberg03.de/team/okuyama.shtml

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