2003年 1月21日(火) ウニオン・ベルリン − 1860ミュンヘン

どういう経緯か分からないが、ブンデスリーガ後半戦のはじまる直前に、このような親善が行われることになった。親善試合とはいえ、60がベルリンへやって来るなら見逃すわけにはいかない。

ウニオン・ベルリン・・・現在は2部リーグだが、一昨年、昨年と、惜しいところで1部へ上がるチャンスを逃している。現在2部リーグでの順位は12位。トップの1FCケルンとは21ポイント差と、残念ながら奮わない。

ウニオンのスタジアムは、旧東ベルリン地域にある。別に怖いところではないが、街の雰囲気から、やはり自分が住んでいる旧西地域とは違うなぁとつくづく感じてしまう。

さてさて、スタジアムに入ると、60の選手達が練習中。残念ながらへスラーは、怪我のためベルリンへは来ていなかった。
それにしても60のファンは全くと言っていいほど居なかった。目についただけでも5人だけ・・・。張り切ってユニフォーム、マフラー(3本)を持参したものの、ちょっと鞄から取り出せない雰囲気。それでも同行した友達にむりやりマフラーを渡し、自分でも巻いた。が、次の瞬間、周りから刺すような視線が・・・。まあ別に危害を加えられるとかってことはないけれど、それでもちょっと怖かったりする。

前半の60はほぼレギュラー陣で臨んできた。へスラー、クルツ、シュロートが居なかったくらいかな。後半では大分メンバーを変えてきた。今年の1月から入った中国人選手が見られるかと期待していたが、出場機会はなかった。ウニオンの選手に関しては、全く分からない・・・。
それにしてもこの試合、まったくもってつまらなかった。まだ調子が上がらないのか、それとも親善試合だから気が抜けているのか、60は全く良いところがなく、むしろウニオンの方が全体的に良いプレイをしていた。前半なんて、60は決定的なチャンスが2度しかなかったしね。
後半87分に、コーナーキックからボリミロフがヘッドで1点を取って、何とか1対0で勝ったけど、なんともお粗末な試合だった。

というわけで試合のことは置いておいて、「あ〜、私は何て失礼なことをしてしまったんだぁ」と自己嫌悪に陥った出来事を。

たまたま帰り道にクラブハウスの横を通ったら、な、なんと窓越しに60の選手が見えるではないですか! いてもたってもいられず、窓を叩いてみたら、これまたなんと、チェルニーが窓を開けてくれた。うわぁ〜、感激! これはチャンス!とばかりに、彼にユニフォームが欲しいとお願いしてみたら、残念ながら答えは"Nein"(いいえ)。まあそうだろうなぁと思いつつ、あきらめの悪い私は、「それじゃ、何でもいいからあなたのものが欲しい!」と厚かましくお願いしてみたところ、「じゃ、パンツ欲しい?」とチェルニーが言った。パンツ! それは欲しい! ってなわけで、「欲しい!!!」とすごい勢いで答えた私・・・。そして次の瞬間、チェルニーをはじめ、そこにいた選手達からドッと笑いが・・・。そのときやっと分かったが、冗談だったのかぁぁああああ。っていうか、”パンツ欲しい”って、ただの変態じゃん・・・。
更にしつこくお願いしたら(もちろんパンツじゃなくて、何でも良いのであなたの物が欲しいとね)、チェルニーのヤツ、「ジモン(・イェンチュ)、お前何かない?」とイェンチュに話を振るではないか。そして、「う〜ん」と考えはじめるイェンチュ。そこですかさず私。「イェンチュからじゃなくて(ここが強調される)、あなたから欲しいんです!! だって私はあなたの大ファンなんです!」 イェンチュ、思わず苦笑・・・。ご、ごめん。でも何が何でもチェルニーから欲しかったんだよぉ〜。

チェルニーは結局、置いてあったクッキー(選手達のためにお菓子、果物類がテーブルの上に用意されていた)を1個くれた。こ、これだけぇ〜(今思うと、それで満足しろよ、私・・・)と思いつつも、すぐに平らげてしまった。そしてその後、チェルニーの許可を得ることもなく、皿の上からもう1個クッキーを取った私って一体・・・。
そしてふと視線を別に移した瞬間、全裸の男(多分キーパーのミヒャエル・ホフマン)が横切った。斜め後ろ姿とはいえ、しっかり見てしまった・・・。どうせならラオトが良かったなぁと本気で思ってしまった私はすでに変態・・・。
結局、「ごめん、寒いから窓閉めていい?」とチェルニーに言われ、その場を退散。その際私は、「ありがとう」とか「頑張って下さい」などという台詞を、全く言わなかった。

あぁ、何て失礼なことをしてしまったんだぁぁあああ。クッキーとはいえ、せっかくチェルニーがくれたのにぃ。お礼を言い忘れるなんて、何たる失態・・・。

まあ過ぎたことは仕方がないけれど、60って相変わらずセキュリティ甘いんじゃないの?と、思わざる得ない出来事でした。


絶対いつかユニフォームをもらってやる!!!!(まだまだあきらめないぞ!)

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