1月25日(土) ヘルタ・ベルリン − ボルシア・ドルトムント

約40日のウィンターブレイクを経て、待ちに待ったブンデスリーガがいよいよ再開。しかもしょっぱなからこの好カードを観戦できるなんて、何とも嬉しいじゃないですか。
けっこうな寒さにもかかわらず、スタジアムはかなり埋まっていた(5万人)。今日は、Haupttribuene(正面)の11列目と、かなり見やすい席での観戦となった。

珍しく風邪など引いているというのに、試合開始40分前からスタジアムにのり込んでしまった。いるいる、メッツェ! 手のギブスはまだ取れないということだが、手術も成功したそうで本当に良かったぁ。

練習が終わって選手達が一度引っ込んだ。両チームのスタメンが発表され、再び選手達がピッチに姿を現すと、否応なしに興奮してくる。それにしても、フリングスは相変わらず1人だけ半袖…。元気だなぁ。(モスクワでも半袖だったし…)
 
そしていよいよ試合開始。フリングスの、ハートマンへの後ろからのタックルというアグレッシブなプレイでの幕開けとなったが、これにはカードは出なかった。
そんなとき、早くも他スタジアムの試合結果が電工掲示板に映しだされた。その瞬間、情けないが自分の目を疑った。というのも、試合開始からさして時間もたっていないのに、60がロシュトックを相手に2点もリードしていたのだ。これは嬉しい!
それはさて置き、前半は特にロジツキーとエヴェルトンの元気なところが目立った。最初のチャンスはそのロジから。右サイドから上げたセンタリングはゴール前のコラーへという、お決まりのパターン。しかしレーマー殿下が体を張って見事にクリア。プレーツが風邪のため、今日は殿下がキャプテンなのだ。次のチャンスはエヴェルトンから。見事なボールキープで自らゴール前まで持っていくが、あと一歩というところでキーパーのキラリーに阻まれてしまった。ちなみに今日のキラリーも、素敵なスウェット姿。手袋が軍手に見えてしまうから不思議だ。
そんなとき再び他スタジアムの結果が映し出された。うひゃぁ〜、ロシュトック対60が、0対3になってる〜。ど、どうしたんだ、今日の60。誰がゴールを決めたんだろう、気になる〜。何はともあれ、目の前の試合に集中しなければ。
立ちあがりはややBVBが優勢だったが、ヘルタも徐々にエンジンがかかってきた。デデのファールでフリーキックのチャンスを得たヘルタ。蹴るのはマルセリーニョ。直接狙ってきたが、BVBの壁を越えたシュートは残念ながらゴール右に少し逸れてしまった。
その後、両チームとも何度か得点チャンスはあったものの、結局点が入らないまま前半終了。点が入らないこともあったが、何となく物足りない前半だった。

後半はヘルタの猛攻からはじまる。BVBのパスのミスからボールを奪ったマルセリーニョ、すかさず右サイドを走っていたルイザオーへパス。メッツェをあっさりかわしたルイザオーは、ゴール前のマルセリーニョへ再びパス。BVBのDF3人に囲まれながらも放ったシュートは惜しくもゴール左横へ。
ヘルタがにわかに勢いづいてきた。ゴア、マルセリーニョ、アルベスが細かいパス繋ぎを見せると、ゴール前でゴアがスルーした先には、全くノーマークのダダイがいた。ゴール正面からのこのシュートは、さすがのレーマンにも止めることはできなかった。狂ったように1人で走りまわって喜ぶキラリーの姿がちょっと怖かったが、キラリーとダダイは同郷の人(ハンガリー)。彼の喜びようも理解できる。
その後もすっかりヘルタペース。ルイザオーがゴール前で再びチャンスを作ったが、これはレーマンが何とか防いだ。この直後、BVBゴールの横でアップをしていたケールは何を思ったか、レーマンがキャッチしたボールをまだ持っていたときにピッチ内に入りこみ、仁王立ちで何やらBVBイレブンに向かって叫んでいた。先ほどの2点目のチャンスは、BVBのDFの甘い守りのせいもあったから、痺れを切らしてしまったのかも。しかしこれがメッツェの耳にだけは届いていたのか(そんなわけないのは分かっているけど、どうしてもそう思えてしまう…)、彼が積極的に上がりはじめた。

BVBはデデに替えてアモローゾを、ヘルタはルイザオーを下げてプレーツを投入。少しは流れが変わるか。ジモニッチのロジへのファールで、BVBは好位置からのフリーキックを得た。アモローゾが蹴ったシュートは、ヘルタの壁の横を抜けた。その先にいたコラーがヘッドでシュートのコースを変えて(ただ当たったというようにも見えたけど)見事にゴール! 後半80分、BVBが同点に追いついた。残り時間あと10分、両チームの攻撃が激しくなって、試合が面白くなってきた。
そんな中、やっぱり今日の試合はヘルタが一枚上手だった。再びBVBのパスのミスからボールを奪ったゴアが攻撃の基点となり、マルセリーニョ、ハルトマン、プレーツとボールを繋ぎ、最後は再びマルセリーニョへ。見事にゴールを決めたマルセリーニョ、何やらパフォーマンスをしていたが、良く分からなかった。

結局ヘルタが2対1で快勝。個人的にはBVBに勝って欲しかったなぁ。というのも、バイエルンの独走は避けてもらいたいし。

余談だが、"RAN"というサッカーニュースをテレビで見たら、今日のHSVの試合に57人の日本の取材陣がいたとか。WOWWOWの生中継の様子もちょこちょこっと紹介されていたが、実況者の絶叫がすごかった…。奥寺も映っていたが、"RAN"の司会者に、昔の面影は残していないが(見た目)という前置きのもと、紹介されていた。
試合後の高原インタビューでも、すごい数の報道陣がいた。ドイツ人から見たら、かなり異常な光景かも…。

そのHSVの高原、残念ながら今回はゴールを上げられなかったが(アシストのアシストはしたのかな?)、今後の活躍に多いに期待したいです。

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