4月19日(土) ハノーファー96 − 1FC カイザースラウテルン

鈍行で5時間かけてやってきました、ハノーファー。
いつ雨が降ってもおかしくないという空模様。天気予報でも雨と言っていたし、前回ここへ来たときの嫌な思い出が蘇る(2002.10.05)。でもそのときの失敗から学び、今日はちゃんと傘を持参してみました。でも試合を観ているときはさせないんだけどね…。

今日は1FCKの熱狂的ファンの中で観戦。試合開始1時間前だというのに、狭い檻に閉じ込められたファン達はすでに盛り上がっている。もう試合どころでないのではと思われるほど酔っ払って、真っ直ぐ歩くこともできないような若者もちらほら。アウェー観戦の方がこのように壊れた人が多いので、個人的には好きだ。やっぱり遠いアウェーまで応援に来る人は、ちょっとオカシイから。

試合開始前、電工掲示板に「ハノーファー36」と映し出されていた。電工掲示板の電気の一部が壊れて、よりにもよって『9』の文字の一部が欠けて『3』になっているのだ。間抜けなこと、この上ない。
そしてスタジアムだが、4分の1ほどが潰されて土砂が積まれていた。そして本来ならその場所に居るはずのハノーファーファンは、アウェーファンと同じサイドの更に上(もちろん真上ではない)に押し込まれている。その上、アウェーファンの席の一部が縮小されて、ハノーファーファンの席になっていた。

スタメンの発表が全く気付かないうちに終わり(だってスタジアムアナの声がすっごく小さいんだもん)、いよいよ試合開始。
今日のFCKは、ソフォルツァとビエリカが出場停止。それならバスラーが今日はスタメンではと思ったが、彼は外れていた。

立ち上がりから波に乗れないFCK。乗れないどころか、波から落ちて流されているという印象。しかし意外にも、そのFCKがセットプレイで先取点を挙げる。左サイドからのアンファングのフリーキックが、今日はスタメンのクロースにピッタリ合って、ヘッドで押しこんだ。これでラオタンのペース!!

と思ったのだが、その後も明らかにハノーファーが優勢だった。と言うよりも、断然ハノーファーの方が良かった。裏を返せば、FCKはひど過ぎた。数々のハノーファーのチャンスは、スーパーGKヴィーゼが何とか防いでいたが、前半20分も過ぎた頃に、マリオ・バスラーが早々とアップを始めた。そしてドミンゲスに変わりバスラーを投入。しかし全く流れが変わらないまま、次はクローゼが怪我で退場となり、リンコルンが入った。この後更に悪くなる一方のラオタン。波から落ちて流されて、沈んでいくといった感じか?
しかし何とか1点リードで前半終了。

ゲレツ監督はハーフタイムで一体何を選手達に指示したんだろう? お茶でも飲んでいたんじゃないの?と思う。
後半開始直後、ゴール前約40mの位置でフリークックのチャンスを得たハノーファー。クル何とかっていう選手(後で確認したらKrupnikovic、読めるか!) が蹴ったボールが直接ゴールに決まって、動転、もとい同点。
自軍から出ることができないFCK。ホントに攻められ続けてるんだよ〜。そしてとうとうハノーファー選手達の中でも別格のこの人にやられました。左サイドのセンタリングから、ボビッチが決めて2対1。それにしても今日のFCKのDF陣はボロボロだ。
しかしラッキーにも、ハノーファーの選手が1人退場になる。情けないが、これでやっと互角の戦いになり、試合が俄然盛り上がる。そしてFCKの超決定的チャンスが続くが、ことごとくゴールは決まらず。もっと早くこの戦い振りを見せてくれていればと思った矢先に、試合終了…。

審判の間違った判定でFCKはチャンスを潰されたりとかいろいろあったけど、そんなことはもうどーでも良い。だって審判うんぬんより、試合の内容が本当に悪すぎ。この試合のFCKなら2部落ちしても納得。そして今日のワーストプレーヤーは、クリスチャン・ティム。随所に素晴らしいプレイを披露してくれた。

なんだか不完全燃焼のまま、再び5時間かけて帰宅。その途中の車内に居合わせたのは、私の週末乗り放題チケット(1枚で5人まで)で一緒に乗せてあげたおじさん、明日の試合(2部/アルメニア・アーヘン対ウニオン・ベルリン)のためにベルリンにのりこんできたアーヘンファンの若者達。そして彼らと一緒に飲んで騒ぐ、どこから湧いて出たのか別のチームのファン(FCK有り)。
ベルリン到着前に、なぜか彼等と熱い握手。1ダースのビール瓶が入ったケース(もちろんすでに全てカラ)を持って降りていく彼らを見送りつつ、アーヘンの健闘を祈らずにはいられなかった。

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