5月4日(日) ハンザ・ロストック − FCシャルケ04

ロストックまではベルリンから鈍行で3時間。特急のような電車は走っていないので、鈍行しか行くしかないという、とても不便なところだ。
ここには怖い方々がいらっしゃるという噂を良く耳にし、なかなか行こうという気が起きなかったので、今日が初である。
しかしいざロストックに着いてみると、駅はとても新しくモダンだし、街の中は新しい建物と古い建物が混在しているが小綺麗で、どこにでもある旧東ドイツの街という感じだ。まあ怖い場所もあるのだろうけど、スタジアムまでの道程では、少しもそれを感じさせなかった。ちなみにスタジアムまでは電車(Sバーン)で1駅、もしくはバスで10分ほど。

ロストックもシャルケもユニフォームの色が同じような青なので、一瞬ではどちらのファンかは分からないが、よくよく周りを見てみると、シャルケファンも異常に多い。シャルケはバイエルンなみにドイツ中にファンが多いので、ここでもやはり多くのファンを見掛けた。

売店でロストックのスポンサーであるヴィタ・コーラを買って飲んでみたが、これがどう説明して良いのか、とにかくマズイ。コーラなのに、おなじみのコーラの味ではなく、コーラにオレンジ味の小児用の薬を混ぜたような味。うぇ〜、2度と飲みたくない。(しかし貧乏性の私はもちろん全て飲みました)

アウェーのチケット売り場は、ここも違わずスタジアムの外れ。スタジアムには大きな荷物は持って入れず、外で預けなければならない。
そして今日はシャルケの応援席での観戦。アウェー席は南カーブの立見席だが、特に視界を遮ることもなく、観客席が少し高くなっていることもあり、とても見やすい。

さて、はっきり言ってこの試合、シャルケサイドで「シャァールケェー! シャァールケェー!」とつられて叫んでしまったが、私にとっては何とも思い入れのないもの。だから今日の私の心の中はいたって冷静である。ただ、今シーズン限りで引退するメラーの勇姿をもう一度見たいと思ったが、試合前の練習では控組とだった。

そんなこんなで試合は始まり、最初は一進一退の膠着状態が続く。シャルケのディフェンスは良い方だと思うが、両サイドからあまりにも攻められすぎていたように思う。
15分くらい過ぎたところで、シャルケがフリーキックのチャンスを得た。右サイドから左足でゴール前へ上げるベーメ。今日はやる気は満々??? そのボールにバレラがヘッドで合わせて(彼の髪型のせいで、ツルンって感じだった)シャルケが先制。
ロストックは何度もチャンスがあったにもかかわらず(シャルケより断然決定的なのに)、最後の詰めが甘く、ことごと外してしまう。

後半、アガリに替わり、ンペンザがFWに入る。彼とザントのコンビは見ていて気持ちが良い。ザントが素晴らしいところに走りこみ、痒いところにパスが届くのだ。ザントのゴールが見たいなぁと思っていた矢先、ハイトが2枚目のイエローで退場になってしまう。その直後、ゴール前で選手が入り乱れて小競り合い。誰かが小突かれて倒れている。そしてキーパーのローストにイエローが出た。なんだか面白くなってきたかも!
ハイトが退場になったこともあり、ロストックの猛攻がはじまる。シャルケは全く引く気配を見せず、ディフェンスが甘くなっている。シャルケにとってはかなりラッキーだが、ロストックは再び何度かの決定的チャンスを物にすることができないでいた。が、やっとプリッツァのヘッドが決まり同点に。
両チームとも攻守の切り替えが早くなり、試合のテンポがとても早く感じる。観ていてとても面白い。そんな中、ロストックのフリーキック。さきほどのベーメと同じような位置から、ヒルシュがゴール前に上げ、飛び出したアヴィションがこれまたヘッドでゴール! 大喜びのロストックファン。
その直後、ヴァルドッホのペナルティエリア内でのファウルで、ロストックがPKのチャンスを得て、これで3点目。喜び加速のロストックファン。
シャルケはその後、成す術もなく、3対1でロストックの快勝。これでスリリングな降格圏内から少し抜け出した。

それにしてもシャルケファンは熱いねぇ。

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