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今日は初めて生で彼を見るという6年越しの願いがやっと叶った日でありました。その彼とは、最近まで名古屋グランパスに所属していたイヴィカ・バスティッチ。思い起こせば6年前、彼が所属していたシュトルム・グラーツに練習日程をファックスで送ってもらい(これがすごいのなんのって。飛行機の時間から、ホテルでの食事の時間、集合時間、出発時刻まで明記してあって、どう考えても選手用としか思えなかった)、わざわざグラーツふんだりまで練習を見に行った挙句、日程が急遽変更になってその日はアウェーの地へと旅立ってしまっていた。誰もいない練習場でポツーンと寂しい思いをして、練習場に隣接するカフェの人に慰められた記憶が・・・。結局、練習場の傍にあったシュトルム・グラーツの間抜けな看板(食品の宣伝だったと思う)をカメラに収めて帰った挙句、ウィーンに行くつもりが電車に乗り間違えて全くとんでもないところへ行ってしまい、3時間で行けるところを10時間以上かけて行ったというおまけも付いている。 でもって、やってきたのはヴェストファーレンスタジアム。やっぱり相手がオーストリア・ウィーンとあって売り切れにはならなかったものの、夜の試合のわりには結構入っている。 ドルトムントと言えば、お気に入りのメッツェルダーは怪我からの復帰がかなり遅れていないことが分かっているので、私としてはちょっと気合が入らない。BVBは怪我人が多い上に、更にマドゥーニまで欠場、ロジツキーは復帰したものの、スタメンには入っていなかった。 一方のオーストリア・ウィーンには、おととしまで1860に所属していたデデーネがいたり、元シュトットガルトのダンディーがいたりと新たな発見。でも2対0以上で勝つことは、このヴェストファーレンでは少々荷が重いかもしれない。 はっきり言って、前半ウィーンに決定的なチャンスは全くなかった。期待の(?)バスティッチはトップ下右サイドでプレイしていたが、効果的にボールを繋ぐことができない。ゴール前でヴァイデンフェラーと接触する場面もあったが、それ以外は特に印象に残っていない。 対するドルトムントも個々の連携がスムーズにいっていないように思えた。最終ラインのミスも多く、大ピンチこそ招かなかったものの不安が残る内容。そんな中、人一倍気を吐いていたのは、エヴェルトン、フェルナンデス、コラー、そしてロジツキーの代わりに入ったリッケン大先輩だ。 前半15分を過ぎたころ、彼はやってくれた。エヴェルトンの左サイドからのセンタリングにヘッドで合わせてゴールに押し込み、国際試合で決定力を発揮するという彼のジンクスを、またまた証明してくれた。前半終了前にもゴール前でコラーのヘッドのこぼれ玉に合わせてゴールなるかという惜しい場面があったが、こちらはオフサイドだった。 それに対して、間抜けなプレイを数多く披露してくれたのはケールくん。無駄なミドルシュートに不正確なパス、相手にボールを取られることも多くて、お兄さ〜ん、しっかりしてくれよ〜という感じだ。 前半はBVBが何度かゴールに繋がりそうなシーンを見せたが、他にハイライトらしいシーンもなく1対0で終了。 後半開始後間もなく、ダンディが替わって入ってから、オーストリアがにわかに活気づいてきた。この試合初めての決定的なチャンスを得たが、ダンディのシュートはブロックされてしまう。しかし枠にこそいくこともなかったがシュート数も徐々に増えていく。バスティッチのボールコンタクトも多くなり、これはウィーンにもチャンスがあるかもと思ったが、BVBも黙っちゃいない。またしてもリッケンの鋭いミドルシュートがゴール左横をかすめる。今日は絶好調のリッケン先輩! 後半途中でロジツキーと交代したものの、今日の殊勲賞の1人は間違いなくラース・リッケン。お疲れ様〜! 病み上がりのせいか、いつものようなキレのないロジ。そしてまたしてもゴール前ほぼフリーの状態でシュートを外すケール。両チームともゴール前でボールをカットされることが多くなり、なかなかチャンスには繋がらない。たんたんと試合は進み、気が付けば試合終了。 BVBは怪我人が多いとはいえ、このままじゃ次の試合は危ないかもしれないという印象を受けた。そしてケリー、もう少ししっかりやってくれよ〜〜〜。 バスティッチに関しては・・・これからも頑張って欲しいな。いつかまた絶対にオーストリアにブンデスリーガを観に行くぞ! へスラーもいるしね。 余談:その日泊まったホテルで部屋に入ろうとしたら、どう頑張ってもドアが開かない(焦)。そのとき隣の部屋からおじさんが出てきたので助けを求めた。快くドアを開けるのを手伝ってくれたおじさんだが、オーストリア訛りのドイツ語を話すことに気が付いた。げっ、もしやあの発炎筒を焚いていたウィーンのファンの方の1人では・・・。その横で思い切りBVBのシャールをしている私。でも怖いもの知らずなので、「もしかしてラピッド・ウィーンのファンの方ですか?」。「・・・オーストリア・ウィーンだよ」「あっ・・・」 おじさんは笑っていたものの、あぁ、なぜ私はそこで『オーストリア』と『ラピッド』を間違えてしまったのかぁぁ。ちなみに私がウィーンで観た試合はラピッドのみだ。そこで彼の同室の方が紫のシャールを持って登場。シュトルム・グラーツやヴァスティッチの話でオーストリアサッカーが好きなことをアピールしてフォロー・・・できていなかったかも。 |
