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ドルトムントから電車でたったの30分、久しぶりにゲルゼンキルヒェンへとやってきた。駅から地下鉄という名のトラム(途中から外に出て路面を走る)に乗ること20分。眼前に燦然と輝くのは、この田舎くさい(炭鉱)チームの雰囲気には全くそぐわない近代的な素晴らしいスタジアム、アリーナ・アオフ・シャルケだ。建設中に見たことはあったが、こうして出来上がったものを見るのは初めてだったのでかなり興奮。 スタジアム内に入って、まず目に付いたのは電光掲示板。ピッチのど真ん中の真上にあって、キューブ型で4面になっているので、これなら客席のどこからでも見える。 スタジアム内で物を買うときはプリペイドカードでしか払えないと知っていたが、カードは5ユーロから購入できるので、たまにしかスタジアムに来ない人でも十分使い切れる金額だ。売られている食べ物も、おなじみのソーセージ&パンはもちろん、珍しいものでは豆のスープなんてのもあった。私はこの豆スープを飲もうと思ったが、プリペードカードの残金が足りなくて買うことができず、でも買い足すのも嫌だし・・・というわけで、フライドポテトを購入。でもこれについていたタルタルソースみたいのがすっごく美味だった。ただ、試合開始前は店の前や通路はすごい人でごったがえしていて、何かを購入しても席に戻るのも一苦労。まあ通路は暖かいし、試合前にここで雑談しながらビールを飲むのがいいんだろうけどね。 このアリーナは大抵そうだろうけど、この日は相手がクロアチアの(私は)全く聞いたこともないチームだっただけに、スタジアムは360度Koenigsblau(シャルケの青色)。私も借り物のシャルケシャールを首に巻き、「シャルケファン?」と尋ねてきたおじさんに、笑顔で「もちろん!」と嘘をついてます。試合中も、『シャルケファンなら立ち上がれ〜♪』というお馴染みの歌が応援席から聞こえてくると、360度立ち上がるというすごい雰囲気。さすがシャルケだね。 さてさて、アウェーで0対0の同点で迎えたホーム戦。まあ十中八九大丈夫でしょ。 イングラート(相手チームの読み方が分からん)は守備中心のワントップと消極的。でも引き分け狙いは賢明な作戦と言えよう。となると当然シャルケの猛攻なわけだが、シャルケの最初のコーナーからのヴァルドッホのシュートは残念ながらブロックされてしまった。フリーキックからのマテジャンのヘディングも相手キーパーにはじかれてしまう。シャルケがいかに攻めようとも、イングラートのゴールをなかなか割ることができず、見ているこっちはいらいらしてしまう。そしてイングラートがたまに仕掛けるカウンターは、決定的なチャンスこそないがひやひやさせられる。 後半、シャルケのコーナーキックからのゴール前の争いで、相手キーパーが怪我をしてしまい試合が中断。なんとかプレイできるようだが、試合はなんだか荒れ模様な感じに。その後、シャルケの選手が何本もシュートを放つがこのゴールキーパーが結構すごくて、全て止めてしまう。 後半も中盤にさしかかった頃、ハインケはなんとアザモアをハンケに交代。これにはファンはブーイング。全く悪いところがなかったアザモアだけに私も納得できなかったけど、この交代が結果的に功を奏するわけで。左サイドのロドリゲスがゴール前にセンタリングを上げ、ハンケがヘディングでファンが待ちに待っていたゴールを上げる。 これで後は逃げ切るだけ。イングラートが攻めるほど、逆にシャルケのチャンスが多くなり、その後も何度もイングラートのゴールを脅かした。でもシャルケは1点を守りきれば良いわけで、6分という長いロスタイムの間は、「早く終われ〜」と祈る心境だった。ま、いくら押していると言っても、シャルケも調子が良いわけじゃないから。 そしてやっと試合終了。アリーナから歓声が上がり、シャルケの歌が流れる。一回戦は勝ったけど、昨日同様、次は大丈夫かいなという試合展開でした。 |
