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先週の3試合観戦のせいで引いてしまった風邪をずるずると引き摺りつつ、ここハノーファーまでやってきた。でも熱があってもこの試合には来たかった。今シーズン、私にとって初めての1860の試合、対ハノーファー戦。両チームのファン以外は全く関心がないと思われるような試合でも、怪我で戦列を離れている大ファンの選手チェルニーが遅くともこの試合で復帰するという情報を得てしまったら、行かずにはいられない。 ハノーファーのスタジアム、AWDアリーナは崩壊していた。いや、正確に言うと改装中なのだが、バックスタンドは仮ごしらえでわずかの客しか収容できず、南スタンド全部と北スタンドの2階ははまだ出来上がっていないため客を入れていなかったので、スタジアム内は何とも寂しい状態だった。しかしそこにシュレーダー首相がいたのは驚きだった(たとえハノーファーに住んでいたとしても、なぜこの試合・・・)。 アウェーファンのための席は、なんとメインスタンドにあった。とは言っても端だけど。でもそのせいで、チケット代が16,50ユーロ(2,300円くらい)という破格の値段であった。北カーブのハノーファーファンは8ユーロなのに。アウェーファンの場所は結構大きく取ってくれているのだが、ファンの数が(いつものように)少ないので冷たい風が吹き抜ける。観客が多ければ少しは風も防げるんだけど。 練習風景を眺めていると、すぐにあの方がいらっしゃらないことに気が付いた(なぜ敬語?)。チェル様、もしや遠征に御同行されていないんじゃぁ・・・。察しの通り、チェルニーはスタメンに入っておらず、かなり気落ちしてしまった。でもまあ、最近話題の若手選手が見られるから良しとするか。 試合開始早々、その若手選手の一人ゲルリッツにゴール前でボールが渡り、早速シュートチャンス。しかしシュートを放った後(相手キーパーにキャッチされたが)、ゲルリッツは倒れて痛がっている。ハノーファー選手が入り乱れる中で、どこかを打ってしまったらしい。まだ1分も過ぎていないのに退場は痛すぎる。しかしゲルリッツは何とかその後もプレイできるようで一安心。 60のチャンスはそこで終わり、そこからはどっちもどっちだけど、どちらかと言うとハノーファーペースで試合が進む。不甲斐ない60のDFが呼び起こすピンチも、キーパーのミヒャエル・ホフマンが何とか防ぐ。でもDFの1人、トルベン・ホフマンは以前は見ちゃいられないところが多かったが、この試合に関して言えば比較的安定していた。 60のMFで目を引いたのは、件のゲルリッツとマイヤー。ゲルリッツはFW以上にゴールチャンスに絡んでいたし、かなり期待できそう。そしてマイヤーは果敢に攻めあがっていくシーンが何度も見られた。ヴァイセンベルガーに関しては、ま、こんなもんかって諦めの境地だったのだが、この後、彼がやってくれることになるとは! しかしその前に、60DFのミスからハノーファーのイドリスの鋭いミドルシュートが決まって先取点を取られた。「はぁ、また今日もこんな試合かよ〜」と多分このブロックの全員が思っていたことだろう。しかし先取点を取られてから1分もたたないうちに、な、なんと、マイヤーの右サイドからのセンタリングでヴァイセンベルガーが決めてくれた!! キャー、これで息を吹き返すことができるよ〜(チームだけじゃなくて魂が抜けかけてた私も)。 そして後半、ハノーファーのいただけない守備からボールを奪った60、スルリとうまいパスでラオトの元へ。オフサイドではなく、キーパーと1対1!!! 決めてくれぇぇええええ!!!!! って、キーパーの真正面に蹴ってどーすんだーーーーーー!!!! もう私はこれ以上、彼のことは大目に見られません。(ファンの方、ごめんなさい) そんなラオトに替わり、アゴスティーニョが入った。が、特に何も変わらず。そんな中、今日は良いプレイを見せてくれていたマイヤーが、相手選手にタックルし反則を取られて審判に抗議した上、その相手選手に頭突きを食らわす。相手選手は倒れて痛がっている(これはかなりの熱演だった)。マイヤーはあえなく退場。もうこれで勝ちはなくなった・・・と思ったその2分後、なんと、今度はハノーファーのクリスチャンセンがコスタへの反則により退場となってしまった。このレッドカードといい、先取点のときといい、今日はイタチゴッコのような試合である。 ロスタイムに入る直前、60に決定的なチャンスがあった。コーナーキックからゴール前にいたクルツがシュートを放ち、ボールはキーパーの横をすり抜けた!! が、残念ながらライン上にいたハノーファーの選手よってクリアされてしまった。ちっ。 そして1対1の同点のまま試合終了。 終わった瞬間、ハノーファーファンから試合に対してブーイング。でも私も60に対してブーイングだよ。だって絶対に勝てると思ってたんだから。先々週のフライブルク戦、先週のアイントラハト戦、そしてこのハノーファー戦で勝ち点9をゲット!という予想を立てていたものの(大いなる希望を持っていたものの)、フライブルク戦は完敗(1対0でも試合内容では完敗)、アイントラハト戦は誤審のPKで幸運にも勝利したが、この試合は同点に終わり、またまた60らしさをアピールする順位にとどまっている(つまり順位表の真ん中あたり)。 でも、「あー、もうイヤ!!」と思っても、どんなにストレスが溜まると分かっていても、結局再来週のハンブルク戦も観戦に行ってるんだろうなぁ。その頃にはチェルニーもきっと復帰しているはずだしね。 |
