8月27日(金) TSVミュンヘン1860 - アイントラハト・トリアー

60ファンの聖地、グリュンヴァルダースタジアム。過去アマチュアの試合を2試合観戦したことはあるが、Aチームの試合観戦は初めてだ。久しぶりにスタジアムに行く前から興奮してしまった。
シーズン初戦のとき、ファンをスタジアムに入れるのに時間がかかり、試合開始時刻を20分も遅らせなければならなかったとか。この日は試合開始30分前にスタジアムに着いたのだが、案の定、入り口前にはファンの長蛇の列。どうしてもっとコントロール要員を増やさないのだろうか。その辺で雑談しているスタッフは一体何??? しかしそう考えてしまうところが日本人なのだろうか? ドイツ人、イライラしているのは分かるが、意外と文句は言っていない。



やっとのことでスタジアムに入れば、そこはもう見渡す限り60ワールド。もちろんここは立ち見席なのだが、立つ場所がない程だ。何とか場所を確保して、後は試合開始を待つばかり。スタジアムアナ・シュナイダーさんの声も聴けて、60のスタメン選手の紹介のときに選手の名前を叫べて、60の主題歌(57,58,59,60!というスゴイ歌)も歌えて、気分はもう60! 逆サイドの一角、ガラガラのトリアーファンのスタンドを見ると、いつもの自分を思い出してしまう。アウェーも嫌いじゃないけど、たまにホームに来るのもいいもんだ。いや、正確にはここだから良いんだろうなぁ。



そして試合開始。が、ホームでまでも先週の試合の再現をするのか! やたらと守備的、消極的な60布陣。片や攻撃的なトリアー。いきなりトリアーの攻撃が炸裂だ。60も守備的ならしっかり守って欲しいものだが、左右からのクロスボールも簡単に中央に上げさせてしまう始末。GKホフマンに救われるシーンも度々だった。でもこの人の場合、いつポカをするかと思うと、ヒヤヒヤものだ。 そんなとき、他選手と接触していないにもかかわらず、足を抱えて痛がっているトリアー選手が一人。あ、あれはもしや、元ラオテルン選手のハリー・コッホでは! 結局プレイを続行することができず退場したが、ハリーファンの一人として、彼の早い回復を祈っている。
ハリーを欠いて、少しは流れも変わるかと思ったが、更にドツボにはまりつつある60。ゴール前で平気でボールを取られることもしばしばで、元St.パウラーのパチンスキーのヘディングシュートは決まったも同然であったが、またまたミッキー・ホフマンが大活躍でゴールを死守した。これで何度『ホフマンコール』が起こったことだろう。
60の情けなさに心底失望していたとき、60はピッチ中央からあれよあれよとボールを繋いで、最後はゲプハルトがDF2人をかわして、ゴール左隅に見事なゴール!! 試合展開的には意外だが、何はともあれ60が先取点を奪った。大喜びのスタンド98%。
これが噂の手動式掲示板。点数を替える瞬間を見ようと思っていたのに、あまりに喜びすぎてしまったため見逃してしまった。



後半の立ち上がり、60は見違えるようなプレイを見せはじめる。そしてアゴスティーニョへのファウルでフリーキックのチャンスを得た60。蹴ったのは先ほどゴールを決めたゲプハルト。トリアーのキーパーは弾いたが、そのこぼれ球をコロマスニクがねじ込んで2対0!! またまたスゴイ盛り上がりを見せるスタンドの98%。これで私もコロマスニクの名前は覚えたぞ。しかしまた喜びすぎて、手動式掲示板の点数を替えるシーンを見忘れてしまった。
ところで、夕日も沈みかけたころのスタジアム。60のミニコミ誌に、後半になるとスタジアムが暗すぎるという記事が載っていたが、確かに他のスタジアムに比べれば暗いかもしれない。こんな感じで↓。



2点を取ったら、またすっかり情けない60に逆戻り。トリアーはFWパチンスキーを中心に良い攻撃を見せるが、60はGKホフマンの素晴らしいセービングにより命拾いし、一点も許さないまま試合終了。
それにしても、あっさりと突破されるDF陣は本当に何とかならないものだろうか。そして気になったのは、MFのティチェ。彼はやる気のないようにさえ思われた。チェルニーに関しては、可もなく不可もなくと言った感じだろうか(もちろん贔屓目なしで)。途中で入ったキオヨは可哀想なほどファンにおちょくられていた。と言うのも、別に目立って良いプレイをしたわけでもないのにキオヨコールが起こり、ちょっと悪いプレイをすればブーイング。ファンの彼に対する気持ちが今だ割り切れていないことを知った。ファンがシビアなのは分かるが、私としては、折角やる気のあるキオヨにそのようなことをするのは酷い仕打ちだと思う。これからの活躍で、昨シーズンの悪夢を忘れさせてくれることを祈る。
しかし、こんな試合でも希望は見出せた。今後を期待させてくれそうなゲプハルトだ。自分でシュートまで持っていけていたし、MFで効果的に動いていたし、間違いなく今日の殊勲賞の一人だ。そしてもう一人は異議なしでGKのホフマン。 試合内容には満足できないが、2対0という試合結果にはとりあえず満足だ。というわけで、勝った、勝った、勝ったぁーーーー!!! 60のシーズン初勝利の場に居られて、一緒に喜ぶことができて、こんなに60ファン冥利につきることはない。


翌土曜日、ミュンヘン遠征では恒例、練習場へ行ってきた。その一番の目的は、チェル様との密約を果たすためだ。大層な表現だが、実は先週ベルリンでチェル様に接触した際に(ま、早い話がただの追っかけだけど…)、今週の試合のユニホームを貰う約束をしていた。本当はベルリンで貰う予定だったのだが、選手権の際のユニホームがSondertriko(特別ユニホーム)とかで、残念ながら貰えなかったのだ。その代わりにトリアー戦のユニホームをくれるとチェル様は私に約束してくれていた。
正直言って今度こそは貰えると思った。実は事前に約束してくれたのは今回で3回目。しかし過去2回、上記のような理由等で試合後に結局断られた。と言うわけで、今度こそ!!と意気込んで練習場へ向かった。

その日は試合翌日だったので軽いランニングのみ。なんの障害もなく、選手を間近で激写。近すぎて逆に私が恥ずかしい…。



しかし、このときのチェル様の表情を私は見逃さなかった。拡大写真↓



明らかに私の方を見ている。これは絶対に、「あちゃ〜、やっぱり来てるよ。マズイなぁ」と言った表情・・・。

ランニング後のストレッチ。少し色っぽいチェル様(いえいえ、やましい気持ちはありません。だって娘2人もいるお父さんですよ)。



選手達は練習を終えて一旦クラブハウスに引っ込んだ。私はひたすらチェル様を待ち待ち待ち・・・約30分後、チェル様再び私の前に登場! が、案の定、手には何も持っていない・・・。

チェル様、私を見るなり「ハロー!」と手を差し出してきた。こうして握手をするなんてなんだか友達みたいで嬉しいなぁ。しかし次の一言は・・・
チェル様 「ユニホームあげる約束だったよね。でもゴメンね。昨日他の選手とユニホーム交換しちゃったんだ」
ガーン・・・またか・・・。
チェル様 「でもまた来るでしょ?」
私 「あまりミュンヘンへは来られないんです。私、ベルリンに住んでいるので」
チェル様 「え?!」(何を今更驚くの…ほとんどアウェーの試合にしか私は現れていないじゃないかぁ)
私 「・・・」
チェル様 「・・・今度、いつ試合来る?」
私 「多分2週間後のエアフルト、行くと思います。それに行けなくても9月末のコットブス戦は必ず行きます」
チェル様 「じゃあ、エアフルトかコットブスであげるから」
HONTOかよ〜〜!!! ま、当てにせず、気長に待っております。選手には選手の都合があるのは分かっているし、そもそも私はただの一ファンだしね。

他の選手とも話したけれど、特に記憶にない。チェル様のことで頭がいっぱいで。シャオに中国語で「愛してる」(もちろん冗談で)と言ったら、引きつっていた。失礼な! キーパーのホフマンは両手に段ボールを抱えての帰宅。引越しをするそうだ。ここで段ボール調達とは。そういえば、ファンショップに山のように彼のサインカード(もちろん直筆)が置いてあった。『ご自由にお取り下さい』と。更に私はファンショップでグッズカタログを貰ったのだが(今シーズンは、な、なんと無料! 他のチームでお金を取るところは皆無だが、このチームはいつも有料だった)、最後のページにホフマンが載っていて、そこにも直筆サインが!! なんでこんなところにまで・・・。ホフマンってば、やっぱり只者じゃないね。

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